2012年7月1日 生名GP第2戦
※ 天候 : ドシャ降りからのぉ強烈晴天
※ 気温 : ハンパない暑さ
※ 観客 : 6473人
※ 背油 : 高純度採取可能
※ 今回は、カッコいい感じで進みます。
天気予報通りの豪雨となった生名GP第2戦
1日を通してレインコンディションか?気になる所だが
昼前に雨は上がるとの情報。
前日のセッション同様 急激なコンディション変化があるのか?
AM7:00
ピットへと搬入を急ぐデブデブ・ストーナーのチームスタッフから
コメントが取れた。
「昨日のセッションで走り過ぎたのか今朝の彼は体を起こすのにも
苦労していたよ!でも気持ちは充実してる様だから
心配はしてないさ!今までの彼ではないとだけ言っておくよ
因みに目は充血していたけどね。」
スタッフから力強いコメントを聞くのは、いつ以来だろう?
午前中のフリープラクティスで更なるタイムアップを期待したい。
一方 同じくスランプ脱出を狙うシマ・ダーニは、汗だくで
モーターホームから顔を覗かせた
「とにかく昨夜は暑かったよ、少しはウェイトを落とせたかな?」
先ずは、体重が問題の様だ・・・。
午前9時から始まったフリープラクティス(自由走行)
地元のライダー達は、セットアップ変更の為 精力的に走り込む
我らがデブデブ・ストーナーも走りたい所だが
昨日の疲れからか なかなか体が動かない
30分が経過した辺りようやくデブストスペシャルに火が入った!
豪雨の中レインウエアも身に付けず元気に飛び出すデブデブ・ストーナー
ユーズドのレインタイヤでコースイン!
ある一定の所からタイムが伸びて来ない
一旦ピットへと戻ったデブデブ・ストーナーへ
見兼ねたグリコ監督が声を掛けた
この遠征で考えを改めたデブデブ・ストーナーは、話をシッカリと聞き
再度コースイン!
タイムは、1回目のセッションから2秒近く短縮させ
レインコンディションの中37秒55をマーク
シマ・ダーニは、レイン走行を嫌ってかマシンに中々 火が入らず
1時間を経過した辺りでコースイン!
既に お疲れモードである
さすらいの遠征ライダー569は・・・
こちらも数ラップでセッションを終えた。
AM11:00
決勝へ向けたタイムアタック開始!なのだが・・・
タイムアタックを30分遅らせるとアナウンスが流れた。
コースコンディションを配慮しての処置である
雨は上がり晴れ間が覗き始めた生名サーキット上空
この30分でどこまでコンディションが改善するのか?
各ピットでは、タイヤ選択に悩むスタッフの姿があった
デブデブ・ストーナー率いるナチュラ陣のピットでも
それは同じである。
最初に決断したのはデブデブ・ストーナー!
30分でコンディションは改善しないとの判断!
チームスタッフがフレッシュレインを投入!
しかし!
ここでグリコ監督から
「コンディションは必ず改善する!デブスト!ドライタイヤだ!」
このアドバイスでフレッシュドライへ変更
これを見たシマ・ダーニ、569もドライタイヤへと変更。
ドライになるのか?
運命の11時30分
所々ウェットパッチ(一部濡れた個所)があるものの
レーシングラインは完全なドライとなった。
またもやグリコ監督に助けられたデブデブ・ストーナー
万全の状態でタイムアタックを迎える
先程の雨が嘘の様に快晴となったサーキット上空
急激な変化にナチュライダーは付いて行けるのか?
先陣を切ったのは569!
前日の走り込みが少ないながらも42秒台をマークし3番手を獲得!
続いてシマ・ダーニのアタック!
目標タイムは36秒台!
10分間のアタックに全身全霊を掛ける
先ずは目標達成!決勝グリッドは2番手!
そして主役登場!
デブデブ・ストーナーは、SPクラス、オープンクラスの
Wエントリーとなる為 2回のアタックに望む
本番用のレーシングスーツに着替え
お馴染みとなったGUNBOYヘルメットを被り気合い十分
いつもの様にタンクに手を当て目を瞑り自分に言い聞かせる
「アイスが食べたい・・・かき氷が食べたい・・・
取り敢えずビールが呑みたい・・・。」
オープンクラスのタイムアタック開始!
前日にマークした45秒72を上回るタイムを目指すが
36秒13をマークした所でタイムアップ。
このクラスには、デブデブ・ストーナーにアドバイスをくれた
グリコ監督も参戦!
2回目のアタックへ向けピットへ戻ったデブデブ・ストーナーは
呼吸を整えSPクラスでのタイム更新を狙い集中力を高める・・・。
滝の様に流れる汗・・・
いや、高純度の背油・・・。
まさに!デブソルオイル!
デブストは、心の中で呟いた・・・
「笑いはナシだ!」
ゲートオープン!
連続となるタイムアタック!
路面温度の上昇によりタイヤのオーバーヒートが懸念される
暑さにめっぽう弱いデブデブ・ストーナーだが
今日は、違った!ハードプッシュに次ぐハードプッシュ!
気合いとは裏腹に・・・
36秒02とBESTに届く事無くタイムアップとなった。
気になるポジションは・・・
オープンクラスは4番手、SPクラス7番手となった。
初参戦という事や今までの状況から考えれば
十分なポジションであろう
チームスタッフも落胆した感じではない
今までと違う雰囲気のmini-motoGP.com+三井学級チーム
決勝での走りに期待したい!
SPクラスPP(ポールポジション)は、前日からの好調を維持する
ダテ・ペドロサが獲得!
決勝スタートは、14時
更なる気温上昇に体力は付いて行くのか?
扇風機の前で座り込むデブデブ・ストーナー・・・
椅子に座り天を仰ぐシマ・ダーニ・・・
ボーっとする569・・・
一番の敵は、この蒸し暑さかもしれない・・・。
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記事 : mini-motoGP.com番記者
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