12月1日 真冬の祭典 HSR九州8時間耐久レースへ参戦する
我らがmini-motoGP.comチームの参戦記者会見が開かれた
2011年の記者会見では10000人を超えるファンが殺到した為
今年は、ファンとライダーの安全を考慮し
IT企業を母体とするmini-motoGP.comらしく
あらゆる通信手段を使い全世界へと発信される事となった。
我々 取材陣は特別な許可をもらい潜入する事が出来たが
他のメディアはカメラマンのみ というのが現状だ。
会見場は、頂点を獲る!という意味を含め
マンハッタン エンパイアーステイトビル最上階からとなる
会場には世界中の報道機関のカメラが今か今かと待ち構えていた。
午後7時 (日本時間 午前6時)照明が落とされた
いつもの事ながら mini-motoGP.comの演出は憎い
ピアノの音が鳴り響くと スポットライトが照らされ
そこにはYOSHIKIが!
静かで艶のある音色の中にも何か力強さを感じさせるYOSHIKIのピアノ
mini-motoGP.comチームそのものを表現する様である
暫くYOSHIKIの演奏に耳を傾けていると・・・
正面ステージが照らされた!
全ライダーが揃い 一瞬でメンバーが分かる様になっている。
タケ・ウッチーニ
「全世界の皆さま mini-motoGP.com代表タケ・ウッチーニです
従来の会見とは違い 今回はインターネット等を使っての
参戦会見となりましたが これには色々な意味合いを含めます。
まず 日本での会見が望ましいのですがファンの方の安全を優先した為
今回はUSAでの参戦会見となりました
我々チームの母体でありメインスポンサーであるPC Worksの
技術力の高さを皆さまに知って頂きたいという一面も持ち合わせます。
そして 今回の会見に際しましてはNASAの全面協力を取り付けており
その発表でもあります。
現在 我々の遥か上空では12月16日の決勝へ向け
NASAが衛星を建設中であります
映像が届いておりますので ご覧下さい。」
そこに映し出されたのは紛れも無い宇宙の映像だった・・・。
mini-motoGP.comが2012に掛ける思いはハンパではない。
タケ・ウッチーニ
「ご覧頂いた様に 後3日で完成予定との事です
8時間耐久終了後は、世界平和の為だけに衛星は利用されます
非常に高額な予算を組み込んだ2012年の参戦ですが
フルメンバーも揃い それだけの価値がある!との判断からです。」
エンパイアーステートビルの貸し切り・・・
人工衛星の建設・・・
一体 幾らの予算を注ぎ込んだのだろうか。
タケ・ウッチーニ
「それでは チーム体制を発表致します。
ワークスチームとしてmini-motoGP.com+西村塾
サテライトチームとしてmini-motoGP.com(仮名称)の2チーム体制で
8時間を戦い抜きます。
総監督は、私 タケ・ウッチーニが勤め
チームコーディネーター兼メカニックとして たつきち
アシスタントディレクターに鼻毛王子シラ・ガミーノ
ピットコーディネーターにニシム・カトリーヌ
癒しコーディネーターにmini-motoGP ビンテージガールという構成です
続いて ライダーの紹介です。
ワークスチームからご紹介しましょう。
前列 向かって左側 デブデブ・ストーナー
中央 ニシム・ラッケンジ
そして私 タケ・ウッチーニ
サテライトチーム
上段 向かって右側 ア・セリーノ
中央 シロ・マンシェル
左側 初参戦となる しんちゃん・エドワーズ
この6人の最強メンバーが8時間を走ります。
それでは、1人づつコメントを貰いましょう」
ニシム・ラッケンジ
「タイトルを目指して もう4回目の冬なんだよね
手の届く所まで行っては すり抜けて行く・・・
そんな事の繰り返しだが それがモーターレーシングさ
忘れ物を早くホームに持ち帰りたいんだ
沢山の応援メッセージからも
必ず持ち帰ってくれと・・・。
昨年はトラブル続きだったが
今年は、完璧な準備が整っている
必ず!タイトルを奪取して笑顔で年末を迎えるよ!」
デブデブ・ストーナー
「また このメンバーで走れる事を誇りに思うよ!
昨年は本当に大変だったけど 諦め無い強さが
僕達のチームをシングルポジションでフィニッシュさせてくれた
知っての通り少し前 あのトラックで僕は
トップチェッカーを受けているんだ!準備はバッチリさ!
後は、僕の走りを待ち望む世界中のファンの為に
エキサイティングのレースをするだけだね。」
シロ・マンシェル
「先ずは、またHSRのトラックに戻れる事が何より嬉しいよ
昨年は不運に見舞われながらもワークスチームを上回る成績を
残せたし 僕達のチームが力強い走りが出来る事も証明された
新しいメンバーを迎えチームの士気は本当に高いんだ
必ず最高の結果を残すよ!僕たちなら出来るはずさ!」
ア・セリーノ
「久々の会見だYO!みんな覚えててくれてるかYO!
YO!YO!YO!ヨーヨーは苦手だYO!
またシロ・マンシェルに誘って貰えて嬉しいYO!
どこまで戦えるか分からないけど
僕は全力で走り抜けるYO!
他に言葉は要らないYO!
みんな応援ヨロシクだYO!」
しんちゃん・エドワーズ
「mini-motoGP CUP終了後 彼からオファーを貰って
随分と悩んだよ。僕に出来るのかな?ってね
マネージャーとも綿密に話し合ったんだが
答えは早く見付かったよ
その答えは、僕がここに座ってる事だね!
mini-motoGP.comのメンバーとして初めて走る
8時間耐久だけど 僕の持てる全てを差し出すつもりさ!」
たつきち
「また このチームのコーディネートが出来る事に
興奮しているよ!
とにかく最高のチームである事は間違いないし
僕が見てきた中でも群を抜いてるよ!
昨年はアンラッキーが続いたけど それは
今年 勝つ為のプロローグだったんだ!
必ず頂点に上ってもらう!
その為なら僕は悪魔にだって魂を売り渡すよ!」
シラ・ガミーノ
「マジでヤバいすって!今回の気合いの入れ様はハンパないっすよ!
ビックリし過ぎて鼻毛が凄く伸びたんですって!
アシスタントとは言え プレッシャーが尋常じゃないっすよ!
とにかくミスの無い様に全力で協力するっす!
完璧な仕事を8時間遂行するだけっす!笑いは無しっす!」
ニシム・カトリーヌ
「またフルメンバーの顔触れが揃った事が何よりも嬉しいわ
8時間という長丁場だけど 私は彼達のスピリッツを間近で見てきたの
メディアは、勝てない私達のチームに対して酷い報道もされたきたわ
でも そんな事は些細な事よ!
私達 ビンテージガールは信じてる!必ず このチームが頂点を獲るって
厳しい時間を乗り越えてきたんだからね。」
タケ・ウッチーニ
「最後に 私から・・・
mini-motoGP.comを発足して3年になります
何度もタイトルが手をすり抜けて行きました。
しかし!僕達のチームスピリッツは失われる事はありませんでした
絆は、更に強固な物となり同じ目標に向かって突き進む戦友となりました
何度も何度も勝利の女神に見放されましたが
今年こそ必ず!
勝利の女神がmini-motoGP.comに微笑みかけてくれるはずです
フルメンバーで戦う最後の戦いかもしれません
我々は、一丸となりプッシュしていきます!
日本のファン 世界中のファンの為
応援してくれるmini-motoGPキッズの為にも
必ず最高の報告が出来る様 全身全霊を掛けます!」
チーム総監督 タケ・ウッチーニの言葉には今までにない程の
力強さがあった。
各ライダー共 リラックスした表情の中にも
今までにない緊張感が漂っていた。
タケ・ウッチーニ
「今回の参戦会見の為に各界から沢山のメッセージが届いて居ます
それでは、回線を繋いで行きましょう!」
照明が落とされ YOSHIKIのメロディアスな音と共に
回線が繋がっていく・・・
ジョージ・クルーニ
「ハァイ!カミカゼ ライダー達!
君達が目指しているタイトルの夢は僕の夢でもあるんだ
必ず勝ち取って欲しい!」
ブルース・ウィルス
「おいおい!そろそろ本気を出してくれよ!
掛けに負けっぱなしじゃないか!俺は、今回も君達に掛けるよ!
なぜなら?負ける要素がないからさ!」
レオナルド・ディカプリオ
「タケ・ウッチーニ!最高のメンバーが揃ったね!
僕は信じてるよ 君達が頂点を勝ち取るとね!」
長年mini-motoGP.comを取材してきた私達だが
今回の様なサプライズが用意されているとは
夢にも思わなかったが
ディカプリオとタケ・ウッチーニに親交があった事にも驚いた
タケ・ウッチーニ
「最後に つい先日 勝利を勝ち取った彼にも回線が繋いであります
昨年 一昨年と力強いメッセージをくれたUSAプレジデント」
USAプレジデント!?
まさか?
オバマ大統領
「ハロ~mini-motoGPファイター!
今回も惜しみない協力をさせてもらうよ!
君達のファイティングスピリッツに
いつも勇気を貰っている!
そのお陰で 私は、今回も諦めず勝利を掴む事が出来たんだ!
NASAも私もその日は君達の戦いを見守っている!
最高のリザルトを期待しているよ」
世界中にファンが居るmini-motoGP.comではあるが
ここまでの規模になるとは想像していなかった
モータースポーツ低迷期と言われる昨今
彼達が投げ掛けた小さな一石は、無限に広がって行く気がする
タケ・ウッチーニ
「それでは、下にファンが押しかけてきている様なので
この辺りで参戦記者会見を終了したいと思います
12月16日 日本時間午後5時
この日は、世界で一番 感動の涙が流れる日となるでしょう」
カメラに笑顔で手を降るタケ・ウッチーニ
昨年の様な切羽詰まった感じは見られない
最高の準備が出来ている証拠であろう
一方 何故か日本酒の瓶を咥えるデブデブ・ストーナー
取材陣が居ない為 「ヤル気はあるのか?」と
カメラマンに詰めよられていた・・・
エンパイアーステートビルから降りた我々の目に飛び込んで来たのは
凄い数のファンで埋め尽くされた光景だった
どのファンも 目当てのライダーの出待ちらしい。
何人かのファンから「ライダーはココから出てくるの?」
と質問されたが パニックを起こす可能性を考え
「分からない」とだけ答え 会見場を後にした。
その夜 ホテルに帰った我々は、世界のニュース番組を見ていた
世界各国のニュース番組では、mini-motoGP.comの参戦記者会見の様子
特定のライダーの特別番組など どのチャンネルを回しても
mini-motoGP.com一色であった
世界中が注目するmini-motoGP.comチーム
プレッシャーが無いはずはない
だが 彼達は、押しも押されぬトップライダー達
これぐらいの事は 日常茶飯事であろう。
翌日 日本に帰った我々は、デジャブ?と思う程の光景を目にする
どのテレビ番組もmini-motoGP.com8時間耐久参戦をクローズアップ
あのアイドルグループまでも!
海外だけではなく ホームの日本でも一大旋風を巻き起こしていた
本来なら選挙番組一色であろう この時期に
モータースポーツを取り上げる程にまでなったメディアは
子供達に夢を与える事が出来るかもしれないと感じずにはいられない
記者会見のレポートを打ち込みながら私は思った
タケ・ウッチーニの力強い言葉は
最高のメンバーが揃った事への安心感なのだろうか?
それとも 全てのシュミレートが完成しているのか?
確かな確証はないのがモーターレーシングの世界
だが・・・
彼の脳裏にはポディウムの頂点に立つ姿しか想像が出来ないのであろう
私達は信じたい
彼らが頂点で笑う姿を12月16日の夜 見れる事を。
記事 : mini-motoGP.com番記者
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