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mini-motoGP CUPに参戦して頂いた皆様へ
第1回、第2回 そしてファイナルと
沢山のライダー達に参戦して頂いたmini-motoGP CUPは
これで一旦 幕を閉じます。
沢山の笑顔に出会えた事
沢山の涙を目にした事
私達 mini-motoGP.comメンバーは忘れません
そして モータースポーツというマイナーなスポーツ
山口県というマイナーな地方での活動を
根底から支えてくれた
沢山のスポンサーの皆様にも心より感謝致します。
自主レース開催という途方もない夢を叶えてくれたのは
mini-motoGP.com創設者 タケ・ウッチーニ
それを沢山の人に知ってもらう為
奮闘してくれたニシム・ラッケンジ
この2人が山口県のミニバイクシーンを
引っ張ってきたと言っても過言ではないと思います。
沢山の方々から
「mini-motoGP CUPが無くなるのは寂しい」
「このイベントを知ったから またバイクに乗ろうと思った」と
本当に有難い言葉を沢山 頂きました。
番記者自身も非常に寂しいです。
だって・・・
毒が吐けませんからね。。。
非常に シリアスな記事になりましたが・・・
このままで終わるmini-motoGP.comじゃねぇだろぉぉぉ!
って事で!
すでに次の何かを仕掛ける計画は考えてあります!
それは、まだまだ先になるのか?
すぐに実行されるのか?
首を長~~~~~~~くしてお待ち下さい!
何処にも無かったイベントを狙ってます!
今は、それしか言えません!
mini-motoGP CUPファイナルへ参戦して頂いた皆様!
本当に ありがとうございました!
レポートは・・・
こちらも首を長~~~~~~~~~~くして
お待ちくださいね(^^;)
mini-motoGP.com番記者
今週末と迫ったmini-motoGP CUP ファイナル!
ラストバトルは永遠の語り草となる事だろう・・・。
そのラストを飾る華やかなライダー達のコメントを紹介しよう。
ミニバイク
#63 ニシム・ラッケンジ (西村塾 塾長)
「第1回の大会で優勝してるだけに 最後となるこの大会で
有終の美を飾りたいね。多くは語らないが・・・
必ず大きなトロフィーを持ち帰るよ。」
#61 タケ・ウッチーニ (mini-motoGP.com代表)
「今シーズンは、本当に良い感触で走れてるよ
それも このイベントに向けてのプロセスと言っても
過言ではないね。必ず笑顔で終われるレースにするよ。」
#60 シロ・マンシェル(Pro Shop KK & 西村塾)
「このイベントがファイナルだなんて少し寂しいね
僕は、イベントの雰囲気が好きだし何よりレースを心から
楽しむ事が出来るんだ!良い結果を残して
ハッピーなメモリーとしてイベントを終えたいね。」
#1 シルバー・ライダー (チーム中村&MIST+BRC!!)
「久々のトラックとなるだけにテンションも上がってるよ
昨年のイベントではあと一歩で逃げられてるから
今回は、万全の態勢でトップチェッカーを奪いに行くよ」
#3 140ジュニア (Hiroko+140RT+A1組)
「当初の予定と大きく変わってエキスパートクラスの
参戦となったんだ。どこまで上り詰める事ができるかは
未知数だけど出来る事をするだけだね。」
#4 石橋 一人 (140RT+HC北九州)
「前戦のナチュラシリーズで思いの他 良い感触だったから
このイベントでは、それなりのペースで戦えると思ってる
自分の走りをすれば必ず結果はついてくるはずだからね」
#6 ダンディー淀川 (NCR+140RT+Hiroko)
「昨年はチャレンジクラスで自身を付けたのは間違いのない
事実だね。今回は、ファイナルという事もあるけど
ワンクラス上げてのバトルとなるだけに気が抜けないね
良いポジションでTTを終える事が最初のプロセスだ」
#7 140 A1 (Hiroko+140RT+NCR)
「昨年は、決勝前半でリタイヤしてしまってストレスを抱えたまま
ホームに帰ってしまったのは忘れはしないよ
二の鉄を踏まない為にも今回は、パーフェクトな体制で
イベントに臨む事を誓うよ。」
#11 カルロス・サカイーラ(チームAYRS)
「ナチュラシリーズと違った雰囲気が僕は大好きだね
ハードバトルなのは間違いないけど
それ以上に楽しめるイベントだからね!
ファイナルとなるイベントで好結果を残したいね」
#13 ホノカ・マーガレット (西村塾 & 三井学級)
「久々の参戦でエキスパートクラスを戦うなんて
本当ドキドキしているわ!
どう戦っえ行けば良いのかさえ分からい部分があるけど
ホームライダーとして恥ずかしくないバトルだけはしたいわね!」
#13 ユゲ・エリアス (A・O・T □□□□□□)
「ファイナルイベントと聞いていたし昨年のチャンプとして
参戦する予定だったんだが どうにもこうにもチームの
都合がつかなかったんだ。イベントの成功を祈っているよ」
#14 ナベ2号 (OGAWA RACING!!)
「非常にタイトなスケジューだったけど
何とか都合をつけて参戦できる事になったんだ!
やはり僕が居なければ盛り上がりに欠けるからね!
またmini-motoGP.comメンバーにイジられそうだけどね」
#16 デブデブ・ストーナー (車輪商会&mini-motoGP.com)
「ファイナルという決断をするには非常に困難だったよ
記憶に残るイベントに出来る様
精一杯 喋り続けるよ!」
#20 チサト・パトリシア(NaChiRi-Racing)
「昨年は、レベル的に非常に苦しい状況でのレースだったけど
今回は、キャリアも十分に積む事も出来たし
スピードも十分に示せる自信があるわ!
良い結果で終われると信じてる」
#27 シュークリーム王子(魚雷+IKINA+モトランド広島)
「前々から非常に気になるイベントだったんだ!
そのイベントにやっと参戦できると思うと
本当に楽しみで仕方がないよ!
思い切りイベントを楽しみたいね!」
#40 シオ (マルティ&S・Uスポーツ&swith!)
「今シーズンは、浮き沈みが激しい感じがするんだ
このイベントで全てを払拭して最終戦に弾みを付けたいね!
ジョークは無しだ!決めに行くよ!」
#43 いまにしぇん (絶頂☆シェンプラス&19・P)
「ファイナルイベントと聞いて少し残念に思うよ
イベントを盛り上げる為にもブースを出店させてもらうから
参戦者のみならず沢山の人に店に立ち寄って欲しいね!
何か良い事があるかもしれないよ!」
#44 フク・ナンチェ (Kmotor//RT)
「今回も参戦の予定だったんだがドクターSTOPが
掛かってしまい断念する事になってしまったよ。
イベントが成功する事を祈ってるね。」
#45 ワキバ・オー (みやの事務所)
「骨折によりイベントに参戦できない事が凄く残念だ。
僕にとっては日本ダービー以上に楽しみなレースだからね
最高のイベントになる事を願ってるよ。」
#48 DAN (PUS PUS + 生名サーキット)
「第1回 2回と参戦を逃してしまい後悔してただけに
今回 参戦出来る事を非常に楽しみにしている!
シリーズ戦でもスピードがある事は証明できてるから
きっと良いレースが出来ると信じてるよ。」
#65 フクサン (福川商会&生名&絶頂&使い分け)
「今シーズンはナチュラシリーズにフル参戦してるだけに
スピードには自信を持っているよ!
ファイナルを制して伝説に名を残したいね!」
#66 ハ・ルート (三井学級×KRC=)
「参戦ライダーのスピードは非常に接近してるから
一瞬たりとも気が抜けないイベントだよね!
FP、TTと良いポジションを捥ぎ取って
決勝に繋げるつもりだよ。」
#71 岡本 卓也 (壁屋一家 +140RT)
「初参戦となるイベントだから少しだけ緊張するね
ただ、ここのトラック自体は走った事があるから
上手く纏めれば良いポジションに行けると思うよ」
#77 ビンボー・ライダー (BRC+MIST+WOK'S)
「突然のエキスパートクラス参戦に戸惑っている所だが
唯一無二のヤマハワークスライダーとして
全てを出し切るつもりだ!
ホンダ陣営に一泡吹かせたいね!」
#89 マツもん (Rei'sgarage
&Pro Shop KK)
「復帰してから もう1年になるんだね!
僕のキャリアを再開させたイベントだけに
重要な位置づけになる事は間違いないよ!
昨年以上のパフォーマンスを披露できるはずさ」
レーシングキッズ
#1 イッキ・ドゥーハン (Shield R)
「デビューした日の事を今でも鮮明に覚えてるよ
このイベントは僕にとって本当に特別なんだ!
良いリザルトを残せる様FPからハードプッシュだね!」
#9 リク・スピーズ (Shield R)
「大きなイベントだから凄くドキドキしてるよ!
ポーカーフェイスの僕だけど このイベントに対する
思いは、お兄ちゃん以上だよ!
きっと最高の1日なると言い切れるよ!」
#88 ハヤ・ブー (三井学級×KRC=)
「シリーズ戦では、タイトルをほぼ手中に収めてるんだ!
前戦のHSRでも良いリザルトを残している!
この勢いで一番欲しいタイトルを勝ち取ってみせるよ!」
#90 ランディー・ユーマ (Shield R + 三井学級)
「今シーズンは、少しづつだけどスピードレンジも上がって
非常にポジティブな状況が続いてるんだ。
楽しいイベントを更に楽しむ為にはポジションを上げる
事は十二分に理解している!
それは、イージーだという事もね!」
#47 石川 颯人 (HAYATO・RT)
「強力なライバルが多くて 厳しい戦いになる事は
理解しているよ!だからといって結果が決まってる訳では
ないんだ!どんなチャンスがあるか分からないけど
見逃さないつもりでいるよ」
#27 ユメカ・スカーレット (西村塾 & 三井学級)
「ノーコメントと言いたい所だけど
これだけはハッキリさせとく!
いつまでも後塵を浴びるつもりはない!とね
トップチェッカー以外は必要ないわ!」
#17 メイカ・ジュリエット (西村塾 & 三井学級)
「今の私のスピードで上位に食い込むことは
少し骨の折れる作業だわ!でも、その作業を遂行する事が
出来ないか?と聞かれれば 答えはNOね!
必ず出来ると自分に期待してるから」
#43 GUN BOY (CLUB PARIS RSC)
「前回のナチュラシリーズで勝ってるからと言って
今回も必ず勝てるなんて分からないし
ホームライダーのスピードが高い事も分かっている
ただ・・・自分自身の名前に恥じぬ走りをする事が
結果に繋がる事は間違いないと信じてるよ」
スキルアップクラス
#16 イロハ・クリスティーン (Shield R + 三井学級)
「この前のレースで優勝したの!みんな覚えてる?
だから!このレースでも負ける気はしないわ!
私のトロフィーは誰にも渡さない!
絶対に勝ってみせるわ!」
#4 ヨシコ・スペンサー (Rothmans HONDA)
「今回は、ディフェンディングチャンピオンとして迎える
mini-motoGP CUPだからモチベーションは最高の状態なの
このイベントで連勝を決めるのは大変だけど
今の私なら必ず出来るはずよ!
最高の走りを魅せるから最高の応援を宜しくね!」
#71 大ちゃん (廣島ポケットキッズ)
「キャリアをスタートさせて最大のイベントだね!
全く未知の世界ではあるけど やる事は、アクセルを開けて
走る!何も変わらないんだよね!
思い切りアクセルを開けて走りぬくよ!」
#55 タツ・マルケス (MTM内川クーテックSP)
「こんな大きなイベントがあるなんて知らなかったよ!
キャリアをスタートさせて間が無い僕だけど
ハートの強さは誰にも負けない!
ライダーにとって一番重要な要素だもんね
必ず何かが起きるはずさ!」
mini-motoGP CUPファイナルに向けて各ライダー
準備は万端の様である。
最後にナチュラの地に名を刻むのは誰になるのか?
それは・・・神のみぞ知る。
記事 : mini-motoGP.com番記者
2013年10月20日 mini-motoGP CUP エントリーのページへようこそ
大会名: mini-motoGPカップ
日時 : 2013年10月20日(日)
エントリー期間: 9月15日~10月5日
開催クラス
1.ミニバイク
全車両にてタイムアタック上位半数がAクラス(エキスパート)、以下Bクラス(フレッシュマン)
エントリー台数によって変更有 (年齢制限なし)
※17インチ車両OK
2.ミニバイクチャレンジ
レース初心者やRe:ライダーのクラス 初めての方から昔乗ってたけどちょっと楽しみたいライダーへ
※17インチ車両OK
3.レーシングキッズ
車両は74Daijiro・ライフ等のポケバイエキスパートクラス(年齢制限なし但し心が少年であること)
4.ポケスキルアップ
車両は74Daijiro・ライフ・QR・PW・etcの初心者クラスもちろん年齢制限なし
5.スーパーステージ・タイムアタック
練習なし・一回ポッキリのタイムトライアル(豪華賞品あり:台数により)当日エントリー可
※通常のタイムアタックとは異なる為 参加者全員にチャンスあり! 詳細は当日発表!
※車両規則はナチュラサーキット ライディングスポーツカップに準じます。車両規則
●エントリー方法:下記エントリー用紙をダウンロード・印刷後、必要事項記入のうえFAX送信をお願い致します。FAX番号:0836-38-6530
FAXがない場合は、エントリー用紙記入後スキャンしたデータをメールにて添付していただいても結構です。当日受付時に記入して頂いたエントリー用紙はお持ち頂きます。
エントリー用紙をFAXにて送っていただきましたら、事務局よりエントリーの受付メールをエントリー用紙に御記入いただきましたメールアドレス宛にお送りさせていただきます。
その際、携帯のメールアドレスの場合、ドメインフィルターが掛かっている場合、事務局からのメールが届きませんので、ドメイン拒否の解除をお願い致します。
FAX番号:0836-38-6530
●エントリーフィー
金額: ミニバイク 6,500円
ミニバイクチャレンジ 6,000円
レーシングキッズ 5,000円
ポケスキルアップ 5,000円
スーパーステージタイムアタック 無料(エントリー用紙タイムアタック出走希望にチェックしてください。)
【振込み先】
振込口座:山口銀行 小野田駅前支店 普通 5012200 ミニモトジーピードットコム ミイユウキ
※お振込み手数料はご負担願います。
お問い合わせはメールにて宜しくお願い致します。 mini-motoGP事務局
mini-motoGP CUP レース規定は続きをご覧ください。
※ ナチュラ・インターナショナルサーキット
※ 観客 : 52539人
※ 背脂指数 : 97%
晴天・・・いや!
酷暑の中 開催されたナチュラシリーズ第4戦
今回は、通常のシリーズ戦に加え
74Daijiroサウスシリーズ、ST125世界選手権も併催となった
その為 パドックはmini-motoGP CUPと同様の賑わいをみせる
観客動員数は、久々の5万人超え!
これには、デブデブ・ストーナー参戦の影響も多少なりあるであろう。
さて!
今回は、番記者勝手な諸事情によりライダーズコメントなどが省かれたが
その分 後々にお楽しみを用意してあるので
少しだけ期待して待っていて欲しい。
それでは、レースを簡単に振り返ってみよう
先ずは、74Daijiro チャレンジクラス
PPを獲得したのは!?
紅一点のイロハ・クリスティーン!
TT(タイムアタック)での勢いをそのままに
決勝でもブッチギリの速さをみせトップチェッカーを獲得
連勝記録にSTOPが掛かったオウガ・レイニーは
初の負けに肩を落とすも既に次戦へ向け気持ちを切り替えた。
今大会 参戦台数の一番多い74Daijiro ジュニアクラス
ホームライダーとして迎え撃つランキング1位のハヤ・ブーが
制するかと思われたが バスケットアイランド(鹿児島)の王子
GUN BOYがPPを獲得
決勝でもその強さを如何なく発揮!
ハヤ・ブーへ7秒強の差を付けトップチェッカーを受ける。
そして、74KIDSの憧れ 74Daijiroエキスパートクラス
4台と台数が少し寂しいものの
このクラスへ参戦するには、完璧なスキルが求められる為
選ばれし者のみが参戦出来るクラスといえよう。
そのエキスパートクラスでは、レースウェイークを
ナチュラ・インターナショナルサーキットで過ごした
HIKARUがPPを獲得し決勝も このままで決まりかと思われた
しかし、スタートから4台が一丸となり一歩も譲らぬ
ハードバトルを展開!
そのグループを僅かに抜け出したのがホッシとHIKARU
HIKARUがパスすれば すぐさまホッシが抜き返し
息もつかせぬスーパーバトルを観客にみせつける
均衡が崩れたのはレース中盤!
3コーナー立ち上がりでHIKARUがスリップダウンを喫し
再スタートするも時すでに遅く
74Daijiroエキスパートクラスは、ホッシがトップを勝ち取った
バトルに敗れたHIKARUだが42秒786をマークし
久々のコースレコード更新となった。
転倒した事によりレースを諦めるライダーが多い中
そのレースで何かを持ち帰ろうとする姿勢は是非とも見習いたい。
KIDSライダー達が凌ぎを削った後は!?
アダルトエキスパートライダーの競演
ST125世界選手権 ナチュララウンド!
一際 響き渡る4Stサウンドがサーキットを包み込む
PPを獲得したのは、粘り強いレース展開に定評がある石丸選手
真新しいレーシングスーツを身に纏い トップチェッカーを狙う
しかし!
そう簡単に勝ち上がれるほど甘くないのがST125世界選手権
ロケットスタートを決めた阿部選手がレースを掻き回し
全く予想がつかない展開!
毎ラップ事 ポジションが入れ替わるレースに観客は魅了される
もつれにもつれた このクラス!
予選4番手の浜辺選手が混戦を抜け出しトップを勝ち取った!
ラストを飾るのは、ミニGP1 クラス!
NSFトロフィー、チャレンジクラスの混走となった為
コース上はフルグリットとなった。
PPを獲得したのは、今やアジアを股に掛け戦うカズキングが獲得
決勝では、ナチュラキングのニシム・ラッケンジがスタート直後の
1コーナーで激しい転倒を喫しリタイヤするも
波に乗るタケ・ウッチーニが奮闘!
転倒者が続出したミニGP1
混戦のレースを制したのは、カズキング!
ポール to ウィンを達成!
2位には、これで年間タイトルが分からなくなってきた
タケ・ウッチーニが椅子をもぎ取った!
因みに久々に参戦したナチュラ最重量級ライダーの
デブデブ・ストーナーは予選8位 決勝6位と
それなりに奮闘した・・・。
激戦のNSFトロフィーは いまにしぇんがポール to ウィン
チャレンジクラスは、てるてる・ゼウスがポール to ウィン
それでは、近いうち グっとくる様な何かをUP致します
それまで・・・さよなら!さよなら!さよなら!
記事 : mini-motoGP.com番記者
撮影 : 番記者 & 鼻毛王子
気温 : 36度
路面温度 : 灼熱
あるのは : 情熱のみ!
デブデブ・ストーナーのスプリント終了後
HSR九州では4時間耐久レースがスタートする
この強烈な暑さの中 4時間はしるミニGPライダー達
ドMなのは間違いない・・・。
マウンテンマウスからは
SP50に
シロ・マンシェル & カルロス・サカイーラ ペア
SP100に
フク・ナンチェ & ワキバ・オー ペアが参戦!
どこまで行けるか?
いや!?
どこまで我慢できるか?
究極の我慢大会 PM 1:00 号砲と共にスタート!
スタートライダーはシロ・マンシェルとワキバ・オー!
混戦の中 上手く抜け出したシロ・マンシェル
昨日のテストセッションでは 伸び悩む姿が見られたが
1台 1台と前走者をパスしていき
30分後にはクラス6位を走行
一方 ワキバ・オーは、初のSP100車両に多少 手間取るも
長年のキャリアを活かし上手くマシンを走らせる。
1時間のスティントを終え
シロ・マンシェルからカルロス・サカイーラへバトンが渡された。
その直後 ワキバ・オーもピットイン フク・ナンチェへバトンを渡す
ピットへと戻ってきた2人のライダーは疲労困憊
この暑さなら当然であろう。
シロ・マンシェル
「昨日よりも暑さが厳しく 本当にキツイ スティントだったよ
でもペースは上手く上がってきているから
後半 少し涼しくなって更にペースを上げていきたいね!」
ワキバ・オー
「SP100を初めて走らせたけど ホント気持ちが良いねぇ!
暑いけど その暑さも忘れてスロットルを開けて行ったよ!
このまま 良いペースで走らせたいね」
コース上のラップは 暑さの為かアベレージは高くなく
一矢報いるには十分のペースで走る2組だが
HSRの魔物は、易々とは走らせてくれない
ライダーチェンジした15分後 カルロス・サカイーラが
シケイン立ち上がりで前走者の接触に巻き込まれ転倒!
すぐにマシンを起こし再スタート!
ピットに入ってくる事を想定しクルーは準備に掛かるが・・・
カルロス・サカイーラが帰ってこない!?
マシンSTOPか?
裏の折り返しストレートを見ると
そこには紫色のマシンを押すカルロス・サカイーラの姿が!
エンジンが止まった様である
力を振り絞り ピットロードに現れたカルロス・サカイーラ
フラフラになりながらもマシンを持ち帰った
「エンジンが再始動しない・・・」
力なく伝えた言葉にクルーはすぐに作業に掛かる
火は飛んでいる感じだ・・・
残るは燃料系
すぐにキャブをバラし組み込む
エンジンに火は入るか!?
パァ~~~~~ン!
60号車のNSRに再び火が入った
ライダーをシロ・マンシェルに戻しピットアウト!
しかし!
手伝っていたチサト・パトリシアパパから
「ダメェ!」と声が上がる
ん?
「チェーン引きのナットが完全に緩んでました!」
ピットウォールに出てピットインのサインを出す
このサインに対してシロ・マンシェルは首を傾げる
分からない状況により もう1ラップを走行
再びピットサインを確認し ようやくピットイン
ナットを締め込み 全体を再度チェックしてピットアウト
ポジションは・・・
トップから13ラップ遅れ
ポディウム・・・いや 入賞も難しい状況
だが 諦めないこのチーム
クルーから 残りのスティントをどうするかの判断は
ライダー次第だと告げられたカルロス・サカイーラ
諦めるのなら適当に交代して・・・これで良いだろう
しかしカルロス・サカイーラは・・・
「シロ・マンシェルにはキツイだろうが
1時間のスティントを走ってもらって 残りの1時間半は
僕が限界まで頑張るよ!」
この暑さの中 ハード過ぎる作戦だが
一縷の望みを託し 究極の作戦を遂行する事となった
SP100の45号車は順調にラップを重ね
気が付けばクラス6位を走行 このまま行けば
入賞も見えてくる!
PM 3:25
60号車のシロ・マンシェルがピットイン
ライダーをカルロス・サカイーラにチャンジし
究極の戦いがスタートした・・・。
ピットに倒れ込むシロ・マンシェル
本当に 頑張った!
後は、カルロス・サカイーラに任せ 静かに目を閉じた・・・。
遅れを取り戻すべくハードプッシュするカルロス・サカイーラ!
「てめぇのケツはてめぇで拭く!
シロ・マンシェルの走りに応えるんだ!」
その思いが伝わってくる程の気迫!
見守るスタッフも その走りを見守る
太陽が傾き始め ライダーへ強烈な西日を浴びせる
ゴールまでラスト5分
満身創痍のカルロス・サカイーラ
チェッカーまであと少し シロ・マンシェルは黙って見守る
PM 5:00
HSR九州に花火が打ち上がり チェッカーが振られる
猛暑の中 戦い抜いたライダー達へ惜しみない拍手が送られる
45号車 フク・ナンチェ、ワキバ・オー ペア
入賞を逃すも無事完走を果たし 次戦へ望みを繋ぐ
60号車 シロ・マンシェル、カルロス・サカイーラ ペアも
大きく順位を落としながらも無事 完走を果たし
お互いを称えあった・・・。
真夏の4時間耐久レース
ハードな4時間を共に戦ったライダー達の表情は
真夏の太陽にも負けない輝きがあった・・・。
記事 : mini-motoGP.com番記者
場所 : HSR九州
天候 : 当然晴れ
気温 : 灼熱
観客 :37204人
背脂指数 : 99パーセント
先週に引き続き HSR九州に姿を現したデブデブ・ストーナー
今回は、サポートではなく スーパードリームサンデーへの参戦
エンジン、フレームを一新しての初レースという事もあり
取材する我々も期待している。
AM 9:00
FP1が開始される
ゼッケン16 オレンジ色のマシンがピットロードに出現
と同時に観客エリアから歓声が上がった!
ゆっくりとクラッチを繋ぎコースイン
見守るデブスト陣営 仕上がりはどうなのだろう?
5ラップのインストレーションラップを消化し
ピットへ戻ってきたデブデブ・ストーナーからコメントが取れた
#16 デブデブ・ストーナー (三井学級 & mini-motoGP.com)
「マシンは前回と比べてかなりパワフルに感じるよ
ストレートも伸びてる感じはするんだが
比べる対象がなかったから実際のトップスピードは不明だね
TTを上手く纏めて上位でスタートしたいね」
この日 参戦するSP50クラスの出走台数は・・・
結構多い(忘れました)
TTで得るポジションは非常に重要である
AM 10:20(くらいだったと思う)
SP50、SP100、ST100のTTが開始!
中盤のグループからスタートしたデブデブ・ストーナー
アウトラップから全開でアタックを開始
4ラップ目に1分34秒83をマーク
コメントにもある様にマシンのアップデートは
上手く行っている様である。
その後 何度かアタックを試みるがクリアラップが取れず
このタイムがTTでのBESTタイムとなった。
気になるポジションだが
総合7番手 クラス6番手の3列目イン側を獲得
まずまずの滑り出しとなった
#16 デブデブ・ストーナー
「大問題が発生している!腹の肉が邪魔をして伏せる事が出来ない!
何より伏せて居ると息が出来ない!
早急に対策をしないとレースにならない!」
ここ2か月でリバウンドに成功しているデブデブ・ストーナー
ツナギを着るにも苦労をしていた
更に、各ピットでは・・・
「デブストの後ろだと半端なくスリップが効く!」など噂が絶えない
スリップストリーム請負人として新しいジャンルを開拓したのである。
AM11:20
決勝グリッドへ向かうデブデブ・ストーナー
鬼門であるスタート直後
今回こそは、ポジションをキープして欲しい。
グリッドに着いたデブデブ・ストーナーは、シャワーを浴びたのか?
という程 大量の汗が噴出
これこそが背脂指数100パーセントの状態である。
腹回りの苦しさは改善されたのか?
スタッフの迅速な対応により
問題は多少改善されレースには集中できそうだとの事
フォーメーションラップを終え スタートの時を待つ
レッドシグナルが点灯・・・
吹き出す背脂・・・
「決める・・・」
そう呟いた瞬間
ブラックアウト!
最高のクラッチミートでマシンを発進させたデブデブ・ストーナー!
前のマシンへ近づいていく!
見事に決めたか?
それも束の間・・・
3速へとシフトアップした瞬間
前のマシンと差は開き始め
更には後方のマシンからも抜かれていく・・・
正確に伝えると
ガンガン抜かれていく
今回もロケットスタートは無駄となり
一気に中断グループへと飲み込まれていった・・・
オープニングラップ ポジションを一つ落としストレートへ戻ってきた
3台のマシンがグループとなり ここから熱いバトルが開始される
このグループには、開幕戦で弾き飛ばされたヨッチャンも居る
開幕から続く2人バトル もはや因縁の対決といってもいいだろう
コーナーで差を詰め僅かに前へ出るデブデブ・ストーナーだが
効率的なデブデブ・ストーナーのスリップを使い
ストレートで前に出ていくヨッチャン
もう1台のマシンはSP50の同クラスマシン
コーナーではペースが遅いものの
ストレートでは飛ぶようの走っていく為
スリップにも付けず非常に苦しい展開
どうにか抜け出したい所ではあるが
マシンが前に進まない
ここへきてようやく弱点に気が付いたデブデブ・ストーナー
「体重?」
しかし今頃 気が付いた所でどうしようもない
一旦 離されてしまうと致命傷となってしまう為
追掛けるデブデブ・ストーナーは必至である
隙を見ては、ヨッチャンが仕掛けてくる
後ろを警戒しながらも前を追掛ける状態
どうするデブスト?
コーナーで差を広げ立ち上がりで広げても
こんなに差が縮まって行く
上り区間では、本当に厳しい
一進一退を繰り返しながらレースはファイナルラップへ突入
少し先行されたヨッチャンに対し どこで仕掛けるか
頭を悩ませる・・・
勝機のポイントは一つだけ
最終コーナーの脱出速度!
何ラップかの間 最終コーナーからホームストレートの区間で
パスする事に成功している
上手く行くか?
折り返しのストレート差が広がっていく
仕掛ける前に作戦失敗か?
いや!
諦めない!
最終コーナー侵入 ギリギリまでブレーキングを遅らせ
背後にピタリと着いた!
それを読んでいたヨッチャン!
素早くマシンの向きを変えアクセルON!
デブデブ・ストーナーも恐怖心を押し殺しアクセルON!
どうだ!?
上手く背後に着けた!
後は、マシンだけが頼り!
腹を引込め 思い切り伏せるデブデブ・ストーナー!
スリップから抜け出す!!!
どちらが前だ?
僅か!
僅か車輪1つ分 ヨッチャンが前!
ガッツポーズのヨッチャン!
天を仰ぐデブデブ・ストーナー・・・。
ヨッチャンはクラス2位を獲得
デブデブ・ストーナーはポジション変わらず
クラス6位チェッカーとなった。
問題点が浮き彫りとなったラウンド3
ラウンド4まで体重が落ちる事はあるのだろうか・・・。
#16 デブデブ・ストーナー (三井学級 & mini-motoGP.com)
「今回もロケットスタート活かせる事が出来なかったね
マシンは良く走ってくれたしチームも良い仕事をしてくれた
問題は、僕の体重という事だね!
久々の参戦でも多くのファンが応援してくれて
本当に心強かったよ 次戦までに対策を考えて
ファンのみんなを喜ばせたいね!」
ハ・ルートの結果に刺激を受け踏ん張ったデブデブ・ストーナーだが
体重の重さはどうする事もできなかった・・・。
再び痩せる日は来るのか!?
記事 mini-motoGP.com番記者
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74Daijiro チャレンジ
優勝 #6 オウガ・レイニー (チームヤマモト キッド)
「FP、TTと序盤からチームは上手く機能してくれたよ
決勝では、スタートを決めてレースをリードできたし
デビュー3戦目だけど落ち着いてペースを作る事ができたよ
次回のイベントは、各地から強豪がやってくると聞いてる
今日の様に上手くやれると良いね」
2位 #71 ダイジロウ (広島ポケットキッズ)
「もう少し上手くやれるはずだったんだけど
なかなか思う様に行かないのがレースだよね
ペースは以前より上がってきてるけど
ライバルは それ以上のペースアップをしてたって事だ
これから更にペースを上げれる様 僕は頑張るよ!」
3位 #55 Ryouma (MTM内川クーテックSP)
「初のトラックで非常に良い経験を積む事ができたよ
非常にテクニカルなトラックで攻め甲斐もあったね!
前日からのテストでポイントは掴んでたけど
すべてを出し切るには少し時間が足りなかったよ
また走れる事があれば その時は、負けないよ!」
74Daijiro エキスパート
優勝 #66 ハヤ・ブー (三井学級×KRC)
「今日 勝てた事でタイトルの可能性が見えてきたよ
でも、ライバルが このまま黙ってるとは思えないし
次戦では必ずペースを上げてくるはずだ
気を緩める事無くプッシュしていかなきゃね!」
2位 #27 ユメカ・スカーレット (西村塾+三井学級)
「あと一歩、あと一歩の所まで追い詰めたのに・・・
非常にアンラッキーな結果となってしまったわ。
でも、ここ3戦を通して彼の弱点を見つけた気がするの
次回のイベントでは それを実行してトップを勝ち取るわ!
今日、唯一の良い出来事はファステストを記録できた事ね!」
3位 #29 Syouma (レーシングチーム極楽蝶)
「初めてのトラックでこのポジションならまずまずじゃないかな?
スタートで少し差が開いた時は、少し焦ったけど
数ラップの内に落ち着いて状況を把握する事ができたから
後は冷静にポジションを上げていく作業を遂行しただけだよ。
また このトラックで走れるなら次は、まだ上のポジションで
チェッカーを受けたいね!」
ミニGP1
優勝 #61 タケ・ウッチーニ (PC Works・ミニモト代表)
「1日を通してマシンは本当にパワフルだったし
全てが思い描いた様にストーリーが進んでいったね!
決勝では、序盤 苦戦を強いられたけど冷静に対応していったし
トップを奪取してからは、マシンは快適に走ってくれたね
これでタイトル争いが面白くなったのは確かだし
後半戦に向けて 良い弾みになったよ!」
2位 #73 Natumi (K-MAX + RT極楽蝶)
「前日のセッションを雨で大半を無駄に過ごしたから
今日のイベントは本当に不安だったの。
でも TTを走り終えた時点でラップタイムも上がってきたし
決勝では、リラックスして走る事が出来たわ!
後は、前を追掛ける事だけに集中して走った結果
良いポジションでチェッカーを受ける事が出来たの!
今日は、ポジティブな1日だったと言えるわね!」
3位 シロ・マンシェル (西村塾)
「最終戦のポディウム獲得から少し間が空いたけど
またフロントランナーに戻れた事が嬉しいよ!
後半、ポジションを維持したかったんだが
タイヤを使い切ってしまい
後ろからの勢いを抑え込むだけのペースは掴めなかったのが
唯一のアンラッキーな出来事だね
とは言え後半戦に向けて良い材料が出来たのは嬉しいね!」
過酷な暑さの中開催されたナチュラGPラウンド3
レース終了間もなくして
上がり切った熱を冷やすかの様にスコールが降り注いだ
ハードに戦ったライダーへの神様からのご褒美であろう・・・。
次回のナチュラGP ラウンド3は!?
74Daijiro サウスシリーズ、ST125が同時開催!
更に盛り上がる事は間違いないであろう!
記事 : mini-motoGP.com番記者 (デブデブ・ストーナー)
撮影 : シラ・ガミーノママ
Next デブデブ・ストーナー参戦記
HSR九州からの嬉しい一報により
ナチュラGP参戦ライダー達のテンションも上がる!
PM 1:00スタート予定されてたナチュラGP決勝ヒートだが
遠くに見える黒い雲の出現により 前倒しでスタートする事となった。
AM 11:40 ダミーグリッドへ74Daijiro エキスパートライダーが登場
ガチンコバトル必死の このクラス
連勝記録にSTOPを掛けたいユメカ・スカーレットは
目を閉じ集中力を高める
フォーメーションラップを終え グリッドに着いたエキスパートライダー
一際激しく2Stサウンドが木霊する・・・
兄の活躍でモチベーションを上げたハヤ・ブー
スタートを決め一気に逃げるか?
ユメカ・スカーレットがそれを阻止するか?
はたまた上り調子のタイガーか?
今回は、フラッグスタートではなくシグナルスタート
レッドランプが点灯し・・・
ブラックアウト!
最高のスタートを切ったのはタイガー!
ロケットが飛び出すかの様な最高のスタート!
前を行くライバルを一気に抜き去りマシンをインへ入れ込む!
ラインを取られたハヤ・ブーはアウトへ!
しかし!
アウトからはユメカ・スカーレットが!
三台が横並びで1コーナーへ向かう
ホールショットは!?
タイガーだ!
タイガーがトップで1コーナーを立ち上がってきた!
二番手に立ち上がって来るのはハヤ・ブー!
しかし!5コーナー進入で膨らんでしまい
ユメカ・スカーレットにポジションを奪われる!
連勝記録が掛かるハヤ・ブーは苦しい三番手!
オープニングラップは!?
タイガー → ユメカ・スカーレット → ハヤ・ブー →
遠征ライダーのSyouma → メイカ・ジュリエット →
ハヤト・ロレンソ → ジュニアクラスのリュウ
というオーダーでピット前を通過
2ラップ目に突入する一団
ストレートパワーを活かしハヤ・ブーがス~っと差を詰める
ここが踏ん張りどころのタイガー!
抑え込む事が出来るか?
2台の強敵を抑え込んでトップを死守!
ハードチャージを掛ける2台に対しタイガーは防戦一方
前方だけに集中したい所だが やはり後ろの強敵も気になる
その直後の2コーナー!
プレッシャーに押されたか!?
立ち上がりで僅かにアウトへ膨らんだ
それを絶対に見逃さないのが歴戦ライダー!
ユメカ・スカーレットがスッとマシンを入れ込みトップを奪取!
ここで気持ちが揺れたか?
4コーナー侵入でインを開けてしまいハヤ・ブーに交わされ
3番手へとポジションダウン
ここで諦めるか!?
いや!
どんな事があっても諦めないのがタイガーの持ち味
再度小さなハートを奮い立たせアクセルを開け前の2台を追いかける
一方 トップを奪取したユメカ・スカーレット
このまま一気にチェッカーまでマシンを運びたい所だが
最終コーナーを抜けハヤ・ブーが襲い掛かる!
体重の軽さを活かしストレートエンドで追い付き
1コーナー立ち上がりで遂にトップを奪い取る!
ここからは、いつもの展開
インフィールドで差を詰めるユメカ・スカーレット!
7コーナーからの高速区間で差を広げるハヤ・ブー
一進一退の攻防が繰り広げられる
実力は全くの互角!
唯一のアドバンテージがあるとすればハヤ・ブーの軽い体重であろう
ナチュラサーキットの特徴である長いストレート区間
体重の軽いライダーにとって この区間は最高のパッシングポイント
それを活かす能力もライダーとしての資質である
5ラップ目 我々は目を疑った
ハヤ・ブーとユメカ・スカーレットのタイム表示が全く同じなのだ
両者のスピードは それほど接近している
トップでチェッカーを受けるのはどちらだ?
大きく差を広げられたセカンドグループ
ここでもガチンコバトルが展開される
一時はトップを走っていたタイガーに対し
遠征ライダーSyoumaが猛チャージ
ホームコースに近いナチュラサーキットで
遠征ライダーを前に行かせる訳にはいかない!
踏ん張るタイガー!
しかし!
1コーナー侵入でSyoumaが鮮やかにマシンを入れ込み
3位へポジションを上げた!
この辺りのテクニックは激戦地の関西で培ったキャリアであろう
74Daijiro スキルアップクィーンのメイカ・ジュリエットは
ペースを上げていくも前のマシンとの差は開く一方
苦しい、非常に苦しい展開
その苦しさから雨雲よりも先にヘルメットの中はゲリラ豪雨となる
溢れる涙はシールド越しにも判る程
シラ・ガミーノママは撮影をしながらも気が気ではない
シラ・ガミーノパパも・・・
それを見て何故か爆笑。
本当に心の無い男である。
一つ下のクラス 74ジュニアから参戦のリュウは
ラップタイムでは叶わないものの終始自分の出来る精一杯を示し
自己BESTを更新しながらチェッカーを目指していた
こういう状況であると 子供の心は折れやすい物であるが
それをピットのファミリーが上手くカバーし
前へ前へと導いていく
これぞ74ファミリーであろう。
チェッカーまで残り数周となった74Daijiroエキスパートクラス
ここでユメカ・スカーレットが意地をみせファステストを記録
このラップ何か起こるぞ!
インフィールドで差を詰め 得意の5コーナー進入でインを狙う
スピードを乗せ5コーナーへ!!!!
しかぁ~~~~し!
それを読んでいたハヤ・ブー!
がっちりとインを締め込み前には行かせない!
これが最後の見せ場となり
ハヤ・ブー 開幕3連勝を達成!
敗れたユメカ・スカーレットだが 表情は明るい
このレースで何かを掴んだか?
優勝 ハヤ・ブー
P2 ユメカ・スカーレット (ファステストラップを記録)
P3 Syoum
前日のセッションのみで このポジションは脅威的!
P4 タイガー
今後の成長に期待大!次のトップは彼か?
P5 メイカ・ジュリエット
涙を次の力に変えて頑張れ!
P6 ハヤト・ロレンソ
P7 (ジュニアクラスP1)リュウ
自己BESTの走りは次に繋がるはずだ!
激しいトップ争いを演じた74キッズ達
合言葉は、STOPハヤ・ブー!
次のステージは74Daijiroサウスシリーズだ!
続いての決勝ヒートは?
74Daijiroチャレンジクラス
こちらのクラスは今シーズンデビューのライダーばかり
初々しさが残る その姿も 一度 ヘルメットを被れば
表情は一変!
motoGPライダーのそれと何ら変わる事はない。
PPを獲得したオウガ・レイニー
ハヤ・ブーと同じく デビュー三連勝、開幕三連勝を狙う
グリッドに着き 初めて見るシグナルツリーに少し緊張の様子
上手くスタートを決める事は出来るか?
レッドランプが点灯
高鳴るエンジン音!
ブラックアウト!
全車綺麗にスタートを決めた!
ホールショットを奪ったのはオウガ・レイニー!
続いてダイジロウ!
3番手に遠征ライダーのRyouma!
実力が拮抗するこのクラスだが 盤石の態勢で挑むオウガ・レイニーが
レースを終始リード
2位のダイジロウに12秒強の差を付け 堂々のトップチェッカー!
3連勝達成となった。
優勝 オウガ・レイニー
P2 ダイジロウ
P3 Ryouma
連勝記録を伸ばすポイントリーダーのオウガ・レイニー
次戦 サウスシリーズへ向け準備は万端!
各地から乗り込んでくる強敵に立ち向かい勝利する事ができるか?
いよいよ!
ナチュラGPの大一番!ミニGP1クラス決勝!
これまでの2レースでは連勝中のポイントリーダーが優勝
ミニGP1も3連勝を決めるのか?
その連勝街道爆進中のニシム・ラッケンジはセカンドグリッド
PPを獲得した盟友タケ・ウッチーニが阻止するのか?
注目の遠征ライダーNatumiは、どこまで上り詰める?
レッドシグナルが点灯し・・・
ブラックアウト!
グっと前に出るタケ・ウッチーニ!
その横へスルスルと上がってきたニシム・ラッケンジ!
更に4番手スタートのシロ・マンシェルも好位置をキープ
サイドByサイドで1コーナーへ侵入!
並走のまま立ち上がる非常にハードな展開!
いや!?
少し前に出たのはニシム・ラッケンジ!
トップを奪取し高速2コーナーを抜け3コーナーへ向かう
オープニングラップは!?
ニシム・ラッケンジ → タケ・ウッチーニ → シロ・マンシェル
→ Soga → Natumi → フク・ナンチェ → てるてる・ゼウス
→ ホノカ・マーガレット → ワキバ・オーというオーダー
上手くポジションを上げてきたのはSoga!
2つ上げて3番手!
盟友 いまにしぇんが決勝もキャンセルした為 孤軍奮闘する
予選3番手のNatumiはシグナルに惑わされたか?
2つ下げて現在5番手
ここからが正念場!展開が変わっていくぞ!
レースが動いたのは、2ラップ目
今期 最高のエンジンを手にしたタケ・ウッチーニが
ストレート中盤でニシム・ラッケンジをパス!
再びトップを奪取!
手の内を知り尽くした2人 仕掛ける場所
引かない場所は、想像するに易いであろう
スタート直後の再現の様に2コーナーへサイドByサイドで向かう
マシンは軽く接触!
ここ何か月かで お腹周りが成長したニシム・ラッケンジ
当たり方は、重量級のそれと変わらない
逆に何か月かで痩せたのはタケ・ウッチーニ!
体重の差は数キロではあるがミニバイクレースに置いて
この差は結構大きい
因みにナチュラ最重量級ライダーは・・・
言わずとしれたデブデブ・ストーナー
一時期はホッソリとしたものの見事リバウンドに成功
現在 大台の80キロ目前である。
話を戻そう!
トップグループでは、ニシム・ラッケンジ VS タケ・ウッチーニ
セカンドグループでは、シロ・マンシェル VS Soga VS Natumi
先に動き出したのはタケ・ウッチーニ!
前ラップ同様 ストレートでニシム・ラッケンジを交わし三度トップ!
TTでニシム・ラッケンジが秘策を用意していると伝えたが
この秘策を我々は入手した
ここナチュラでは、ドライに関してタイヤ戦争はなく
全車BSを装着が定番となっている
そんな中 ニシム・ラッケンジはリアタイヤに懐かしのIRCを装着!
独自の調査で「夏場はIRCが良い」との見解を示し
ラウンド3はフロントBS リア IRCという異色のコラボを実現
このセットで勝ち上がれば 瞬く間に流行するのではないだろうか?
だが、相手は、タケ・ウッチーニ!
タイヤうんぬんの前に走りは、文句なしの一級品!
前に出たタケ・ウッチーニは、ペースを更に上げ引き離しに掛かる
その後方セカンドグループでは、シロ・マンシェルが引き離しに掛かり
4番手との差を広げ単独走行に入る
シロ・マンシェルも昨年の最終戦でポディウムを獲得し
今、波に乗るライダーの1人である
その後ろでは、NatumiがSogaに対し猛チャージ
4ラップ目 7コーナー立ち上がりで変則的なラインを取り
強敵Sogaを撃墜しポジションを4番手へと戻し更に上を狙う
トップを快走するタケ・ウッチーニは、引き離しに成功し
盤石な体制を築き安定したラップを重ねる
焦りが見え始めたのはニシム・ラッケンジ!
思う様にペースが上がらない苛立ちからか?
5ラップ目 5コーナー侵入でオーバーラン!
それでは、連続写真で見て行こう!
先ず・・・膨らんでいって
やばい!って感じたんでしょうねぇ!
この辺りから どうする俺?って感じでしょうか
立て直せるかなぁ?と甘い考えもあったでしょう
おっ!足を出してきましたよ!
この辺りで完全に諦めましたね!
心の声は「もう!無理!」って感じでしょうか?
挫けちゃいました・・・
(mini-motoGP.comでは、これをハミ珍オーバーと認定いたしましょう)
これによりタケ・ウッチーニは楽な展開となった
単独でトップをひた走る
後は、確実にラップを消化する作業に専念するだけだ
これが最後の見せ場となり・・・
いや!
まだナチュラの夏は終わらなかった!
3番手を走行するNatumiがシロ・マンシェルに追い付き
チャージを開始!
このまま行けばポディウムを獲得できるのだが
狙えるなら一つでも上を目指す!
その心意気こそがミニGPライダーなのだ!
気迫に押され気味のシロ・マンシェルだが
ここまで来て交わされる訳にはいかない!
踏ん張るシロ・マンシェル!
しかし若さには勝てなかった・・・
8ラップ目の1コーナー立ち上がりでラインをクラスさせ
Natumiが2番手へポジションを上げた
これが最後のバトルとなり
ナチュラGP ラウンド3
ミニGP1 優勝は、タケ・ウッチーニ!
これで2013シーズンのタイトル争いが分からなくなってきた!
何度も何度もガッツポーズをするタケ・ウッチーニ!
妻のクミ・ヘップバーンもウットリである。
ミニGP1決勝は以下の通り
優勝 タケ・ウッチーニ
P2 Natumi
P3 シロ・マンシェル
P4 Soga
P5 ニシム・ラッケンジ
P6 フク・ナンチェ
P7 てるてる・ゼウス
P8 ホノカ・マーガレット
P9 ワキバ・オー
レース後 ピットでは、同じ女性ライダーとして
ホノカ・マーガレットとNatumiが仲良く写真を撮影
今後 この2人が大きく成長していく姿を我々は見届けたい。
暑く!熱く盛り上がった夏のナチュラGP
次なるチャレンジャーは誰だ?
次戦は74Daijiro サウスシリーズが同時開催
夏ど真ん中の8月!
更に盛り上がる事は間違いないであろう!
更に週末21日は、場所をHSR九州に戻し
スーパードリームサンデー スプリント & 4時間耐久が
開催される
マウンテンマウスからは?
最近出番が少ない・・・
世界のスーパースター デブデブ・ストーナーがスプリントへ参戦
4時間耐久には、シロ・マンシェル & カルロス・サカイーラ ペア
フク・ナンチェ & ワキバ・オー ペアが参戦
夏は始まったばかり!
思い切り走って泣いて楽しめ!
Next 表彰式 ライダーコメント
記事 : mini-motoGP.com番記者
撮影 : シラ・ガミーノママ
時間的に少し苦しい状況ですので更新は少し遅れると思われます
ご了承ください。
AM 11:00
ナチュラGPより一足先に決勝がスタートする
HSR九州 CBR250R ドリームカップ
予選4番手と校長の期待を良い意味で裏切ったハ・ルート
つい決勝も期待してしまう所だが
過度な期待や言葉はプレッシャーを掛けるだけとの思いから
グリッドでは、「スタートだけ決めて 後は楽に走れ」
この一言だけのアドバイスに留まった。
刻一刻と迫るスタート時間
そうは言っても緊張をするのが常というものだ
表情が強張り始めた時 クルー撤収のコール
最後に背中をポンポンと叩き校長はピットへと向かう
ここから先は、1人で戦わなければならない
新しい世界への第一歩・・・。
何も手伝わなかったヤ・スーシもグリッドを見つめる
ここまでの準備期間 叩かれ、泣かされながらも
頑張ってきたハ・ルート
どうにかポディウムに上がって欲しいと思うのは
校長の本音ではあるが・・・
シグナルが点灯しフォーメーションラップスタート
心を落ち着かせハ・ルートも ゆっくりとクラッチを繋ぐ
フォーメーションラップを終え レッドフラッグが提示され
後方からグリーンフラッグが振られ
オフィシャルも退去
シグナル塔にランプが灯り・・・
ブラックアウト!
CBR250R ドリームカップ決勝スタート!
各車 一斉にスタート!
いや!?
PPのRUKA選手が痛恨のスタートミス!
ハ・ルートは?
姿が見えない!失敗したか?
いや!
上手くスタートを決めトップグループの中だが
苦しいポジショニング!
上手く抜けていけるのか?
1、
2コーナーを抜け ポジションは2番手!
この時 校長は、正直ヤバイと思った・・・。
テンションが上がりすぎて飛んでいくんじゃないかと
オープニングラップ 最終コーナーを立ち上がってきた!
先頭は!?
なんでか!?
ハ・ルート!!!
素直に喜ぶべきなのだが
校長は不安で不安で仕方がなかった
PPのRUKA選手は!?
スタートミスで最下位までポジションを落としたものの
一つ一つ確実にポジションを上げてきており油断できない展開
フィールドスプリットは13秒程度
何かあれば一瞬で消えてしまう程の時間
3ラップまでトップを死守するハ・ルート
ピット前を通過する度 校長を確認している
気持ちが一杯一杯なのであろう
しかし 出せるピットサインは無い
その直後 踏ん張るも裏ストレートで交わされ2番手に後退
ピット前を通過する時 校長は大きなジェスチャーで
OKサインを出し これに軽く頷いたハ・ルート
気持ちが少し軽くなったか?
それとも落ち着きを取り戻したか?
4ラップ目の折り返しストレートで再びトップを奪い返した!
だが大先輩達がひしめく このクラス
ハ・ルートの経験値など赤子の手を捻るよりも容易い
5ラップ目に再びポジションを奪われ2番手にポジションダウン
ハードなトップグループ 息つく暇もないのは当然
必死で走るハ・ルートへ3番手のマシンがハードプッシュ!
インからアウトからと揺さぶりを掛ける
猛攻に次ぐ猛攻!
凌ぐには経験値が少な過ぎる
必死の形相は ピットからも確認出来るほど
「踏ん張れハ・ルート!」
この頑張りに校長は既にウルっときていた・・・。
非常に単純な校長。
更に最後尾までポジションを落としたRUKA選手が
早くも4番手にまでポジションを回復!
3台によるハードバトルが幕を切った!
3番手を走るゼッケン7のマシンを操るライダーは、
キャリアも何もかもが雲の上の存在
現在4番手のRUKA選手も年齢はハ・ルートよりも下ながら
CBR250Rでは、大先輩!
どこまで踏ん張れるか?
均衡が崩れたのは7ラップ目
RUKA選手が抜き出てきた!
これに連動する様にゼッケン7番もスルスルと抜けていく
これでハ・ルートは4番手
落胆する校長ではあるが役者が一枚も二枚も上手のライダーに
善戦してると感じていた。
「このままのポジションでもいい」そう思った時であった
トップを走るマシンがシケイン立ち上がりで転倒!
これによりトップはRUKA選手
ハ・ルートは3番手!
ラスト2ラップ!
消えかかったポディウムが再び見えてきた!
ラストスパートを掛ける2台のマシンへ対し
ハ・ルートも最後の力を振り絞りラストスパート!
大先輩のゼッケン7番のライダーに対し猛チャージを掛ける
抜いては抜き返されが続く紙一重の攻防!
ファイナルラップ!
ホームストレートをサイドByサイドで1コーナーへ向かう
その時であった!!!
ハ・ルートのマシンがゼッケン7番に寄ってしまい接触!!!
激しく揺れるマシン!!!!
思わず目を塞ぎたくなる光景だ!
しかし!
これを救ったのは経験豊富なゼッケン7番!
上手くマシンを立て直した事によりハ・ルートも転倒を免れる
僅かに前に出たハ・ルート
そのまま1コーナーへ侵入し2番手へ!
残すコーナーは僅か!
凌げるか!?
最終コーナー!立ち上がって来るのは!?
オレンジ色のマシン!ハ・ルートだ!
スリップから抜け出すゼッケン7番
どちらが前だ!?
ハ・ルート!
ハ・ルートが前だ!
デビュー戦を2位でチェッカー!
チェッカー後 ゼッケン7番の大先輩ライダーと握手を交わす姿
これを見た校長はピットウォールで1人 大号泣していた・・・。
小学校4年生から見てきたハ・ルートが ここまで成長した
それを思い出すと涙が止まらなかった。
因みに この瞬間の記事を打ち込みながら
また涙が出てきたのは言うまでもない・・・。
ピットへと無事に帰ってきたハ・ルート
何度も何度も 「よくやった!よくやった!」と涙を流しながら
校長は抱きしめた・・・。
この情報は、瞬く間にナチュラサーキットへ伝えられ
ハ・ルートの成長に 塾長、代表を初め
mini-motoGP.comメンバーが喜んだ!
#66 ハ・ルート (犬の乳酸菌.jp/ & mini-motoGP.com)
「本当に信じられないよ!こんな結果が待ってたなんて!
スタートで飛び出したまでは、校長との作戦通りだったけど
その後 トップを走る事は予定外の出来事だったからね!
ここに辿り着くまでに沢山の人々が関わってくれた
確かにプレッシャーは大きかったし
僕は、それを跳ね返し何かを示さなければならなかったんだ
それが こういう形で表現できた事は最高の出来事だね!
まだまだ一歩を踏み出しただけだ
ここから僕の物語をハッピーにしていく為 更に努力していくよ!
応援してくれたすべての人々へ ありがとうと伝えたい!」
デブデブ・ストーナー(三井学級 校長)
「なんと言って良いか分からない
彼の駆け出しの頃を思い出してしまうね。
グリッドに着くまでは長い道のりだったし
そこへ向かう為 彼なりの努力を僕は見てきた
それが こういう形で表れた事は、何よりも嬉しい
当然 手放しで喜べる訳ではないが
今日は、褒めてやりたいね!
結果も大切だが沢山の方々に支えられてる事を忘れず
これから更に飛躍して欲しいと願うよ!」
AM 11:30 ナチュラGP決勝の幕が開く
誰かが呟いた・・・
「さぁ!今度は俺達が頑張る番だな・・・」
記事 : mini-motoGP.com番記者
Next ナチュラGP 決勝
場所 : ナチュラ・インターナショナル サーキット
天候 : 晴れだが危険な感じ
気温 : 気持ち涼しいが やっぱ暑い
観客 : 18253人
背脂指数 : 70パーセント
場所 : HSR九州
天候 : 晴れ 時々 曇り遠くに雨雲あり
気温 : スーパー高温
観客 : 32730人
背脂指数 : 92パーセント
今回は、mini-motoGP.comでもお馴染みとなった
NASAの衛星を使い
マウンテンマウス(山口県)とベアーズブック(熊本県)
を結びレポートしていこうと思う。
天候は、どちらも現時点では快晴との事だが
いつ天候が変わってもおかしくない不安定な状態である。
初参戦、遠征ライダーがひしめくナチュラGP
逆に初参戦は当然ながらロードデビュー戦となるハ・ルート
2つのサーキットで熱い戦いが始まろうとしていた。
AM 8:30
HSR九州では、車検が開始された
同時刻 ナチュラサーキットでも車検が始まる
ハ・ルート&校長は初のCBRカップでの車検
既に30度近くまで上がった気温
緊張と暑さのダブルパンチで校長の体からは背脂が噴出
一方 ナチュラサーキットでは、心地よい朝の風を感じながらの車検
対局的である。
進行が早かったのはHSR九州
前日のセッションを振り返り校長とハ・ルートは
綿密な打ち合わせを重ねる
緊張の色が隠せないハ・ルート
それを察知した校長は、無駄なプレッシャーを掛けず
「自分が出来る事だけをやれ」と声を掛けた
AM 9:30
CBRカップ 20分間のFP1がスタート
ハ・ルートは、昨日の変更点などを念頭に置きラップを重ねる
校長から出された指示は一つだけ
「アタックはしなくていい!確認作業に専念しろ」
これを忠実に守りインラップ、アウトラップを繰り返す
校長からコメントが取れた
デブデブ・ストーナー校長
「とにかくメンタル面での心配が残るライダーだから
焦らない様に指示を出すことに専念しているんだ
今日は、多くの事を望んでないと言えば嘘だけど
チーム自体がデビュー戦なんだ
欲は出さず堅実に進める事が一番だね」
その言葉通り堅実にラップを重ねるハ・ルート
フィードバックも昨日より内容量が増え
落ち着いた状態でセッションを終えた。
#66ハ・ルート(犬の乳酸菌.jp/
&mini-motoGP.com)
「昨日と比べてマシンは随分と改善されてる様に感じるよ
この後のTTを上手く纏めたい所だね。」
出足は上々といった所だ。
少し遅れてAM10:00 ナチュラGPでもFP1がスタート
遠征ライダー達が前日のナチュラーウェザーに振り回された為
積極的にセット&トライを繰り返す姿が見られた
変わり易いナチュラウェザーを心配しながら
2つのセットを狙って行く為 ピットではスタッフが対応に追われる
迎え撃つホームライダー達も急激なコンディション変化を警戒し
再度 セット&トライを繰り返す。
シーズン後半に向けスペックBを投入したニシム・ラッケンジ
ウェイト増加という大問題を抱えながらも好タイムをマーク
これに同調するかの様に好調をアピールしたのはタケ・ウッチーニ
昨シーズン最終戦 初優勝からの勢いをキープしている
遠征組の中でも一際 強力なオーラーを放つ
ワイドランド(広島県)から参戦の感覚派ライダー
いまにしぇん & Sogaがナチュラの一角を崩す為
セッションを有効に使った
そして周囲を驚かせたのは、トゥデイズドアー(京都府)から参戦の
#73 Natumi
と、その前にトゥデイズドアーを解説しよう!
ネタに困る事が多くなった番記者
ネーミングもだが エリアについても困難を極める事が多い
その中での京都府!
非常に強敵である事は間違いない
番記者は考えた・・・
京都・・・日本を代表する観光地!
京都・・・舞妓さん・・・一緒に遊びたい・・・
いや!それは番記者の願望である
京都・・・この人がウロウロしてそうだ
京都・・・きょうと・・・KYOUTO・・・きょう と
きょう・と・・・
そんなCMがあったのを思い出した。
今日・戸・・・
今日・・・TODAY 戸・・・DOOR
という事でトゥデイズドアーとなりました。
そのトゥデイズドアーから参戦のNatumi
近畿スポーツランドでの実績は、折り紙つき!
このナチュラのトラックでも その実力をいかんなく発揮
ノーマルチャンバーながらも40秒台を叩き出し
周囲にその存在を大きくアピールする事となった
74Daijiroクラスでは、こちらも大きくペースを上げた
タイガーが好タイムを刻み
遠征ライダー Syouma、Ryoumaも非凡な才能を見せつける
ナチュラキングとなりつつあるハヤ・ブーも
これに刺激を受けたか?
前日までの不調が嘘の様にキレのある走りを見せつけたのだが
またまた整備不良が発覚!
もはやナチュラの定番メニューと言っても過言ではないだろう
その頃 HSR九州では、初の予選に臨むハ・ルートと校長が
シュミレーションを始めた。
メンタルに不安が残るハ・ルートに対し校長は
「自分の出来る事だけをすれば良い!」
その一言のみであった
AM 10:30 CBRカップ TTスタート!
クリアラップを取る為 最後尾からのスタートを選んだ校長
ピット前で一呼吸置いてコースインさせる
アウトラップで感触を確かめ アタック開始!
ファーストアタック 1分26秒
続くラップで1分25秒中盤
この時点で昨日のBESTタイムを更新
こうも順調であると逆に不安になってしまうのが校長
「コケるなよぉ」と心の中で呟いた。
場内アナウンスからもハ・ルートが○番手とコールが入る
ラスト3分!
最終コーナーを立ち上がって来るハ・ルート
スピードに乗っているぞ!
タイムは!?
1分25秒258の自己BESTを叩き出した
もう1ラップのアタックを狙いたい所だったが
前走者とのスペースが無かった為 アタックを断念し
タイムアップとなった。
気になる予選ポジションは・・・
#66 ハ・ルート 予選4番手を獲得!
ただ もう少し上手くやれれば3番手も可能であったであろう
その辺りの課題を残しながらもデビュー戦と考えれば
上々の出来ではないだろうか?
決勝は、AM 11:00スタート
少し雲行きが怪しいが・・・。
時を同じくしてナチュラサーキットでも少し時間を早い
TTセッションが開始された。
上空に現れた雨雲を警戒しての判断という事である。
この影響であろうか?
NASAからの通信が時折 途絶えた為
セッションの詳細が伝わって来ないので
分かる範囲でお伝えしよう
最初に行われたセッションは、多分 74エキスパートクラス
早々に好タイムをマークしたのは、遠征ライダーのSyouma
7ラップ目に46秒142を叩き出す
遠征ライダーを警戒していたホームライダーも
このタイムを確認しペースを上げていく
同ラップ 早めに仕掛けてきたのがユメカ・スカーレット
ハヤ・ブーの連勝を止めるべくハードプッシュ!
キレのあるスーパーラップを決め45秒015を叩き出し
暫定PPを獲得!
好調をアピールするのは急成長のタイガー!
9ラップ目に45秒647をマーク!
ライバル達のタイムシートを確認し
ハートに火が点いたのはハヤ・ブー!
連勝記録を伸ばす為 絶対に譲れないPP
マシンの不調を抱えながらもスーパーラップに突入!
明らかにスピードが乗っているぞ!!!
叩き出したタイムは・・・44秒958!
ライバル ユメカ・スカーレットを力で押さえつけた!
今回、ジュニアクラスが不成立となった為
繰り上げ処置でリュウがエキスパートで参戦
非常に厳しい状況ながらも確実にラップを刻み
52秒479をマークし成長を伺わせた。
74Daijiro エキスパートクラス
PP #88 ハヤ・ブー
P2 #27 ユメカ・スカーレット
P3 #7 タイガー
P4 #29 Syouma
P5 #17 メイカ・ジュリエット
P6 #47 ハヤト・ロレンソ
P7 (P1) #76 リュウ
以上の結果となった。
驚くべきは、遠征ライダーのポジション!
前日のセッションのみで ここまでのタイムを叩き出した才能は
脅威である。
続いては、74Daijiro チャレンジクラス
このクラスにも遠征ライダーが参戦!
その遠征ライダー#55 Ryoumaが先制攻撃
タイヤが温まった7ラップ目に55秒143をマーク
連勝を狙うオウガ・レイニーは、このタイムを確認し
ペースアップ!
しかし、先にタイムを更新したのはダイジロウ!
10ラップ目に53秒338を叩き出し暫定PP!
このまま行くのか?
半ば諦めムードが漂うオウガ・レイニー陣営
しかしライダーは諦めてなかった!
この時を狙っていたのだ!
タイムアップ直前にスーパーラップに突入!
今シーズンデビューとは思えない落ち着きぶりで
各コーナーを攻め立てる!
見守るスタッフ!
コントロールラインを抜けて行った!
気になるタイムは!?
貫禄を見せつける52秒583!
これが連勝街道を爆進する男の力なのか!?
開幕3連勝へ向け準備万端だ!
74Daijiroチャレンジクラス
PP #6 オウガ・レイニー
P2 #71 ダイジロウ
P3 #55 Ryouma
以上の結果となった。
何が起こるか分からないチャレンジクラス
決勝で波乱はあるのか?
TT最後のセッションは、ミニGP1
こちらのクラスも開幕3連勝を狙うニシム・ラッケンジ
この連勝記録にSTOPを掛けるライダーは誰なのか?
一斉に飛び出すミニGPライダー達
遠征ライダー達がシーズンを掻き乱すのか?
お互いを牽制する様に ゆっくりとタイヤを温めていく中
少し早いアタックに入ったのは、ワイドランドの感覚派ライダー
いまにしぇん!
図太い4ストロークサウンドを響かせアタック開始!
しか~~~~し!
1コーナーへ侵入直後 マシンが大きく暴れ
人間ロケット発射!
感覚派だけあってナチュラの空を全身で感じ取っていた!
長い対空時間で何を思ったのか?
マシンの修理代か?
着地地点へ向かう いまにしぇん!
上手く着地できるか!?
あぁ~~~~残念!
体制を大きく崩し膝からの着地!
ジタバタとコース外へ逃げようとするも
痛みで体が動かない!
悶絶する いまにしぇん!
と!
ここでレッドフラッグが提示されセッションは一時中断となった。
ワイドランドKING KAN GO!に抱えられピットへと連行
気になる容態は!?
膝が大きく腫れ上がり苦痛の表情を浮かべる
一応 笑顔でカメラ目線を送るのだが 笑顔が冴えない・・・。
それほど痛みが強烈ということである
これにより いまにしぇんのセッションは終了
決勝グリッドへは辿り着くことが出来るのか?
10分間後 再度TTセッションがスタート
もう一度 コンセントレーションを高めアタックへ向かう
41~40秒台でラップを重ねるライダーが多数の中
この男が動いた!
言わずと知れたナチュラキング ニシム・ラッケンジ!
後半戦へ向け投入されたスペックBのNSR!
実力の程はどうか?
そのスペックBのマシンへは ある特殊なセットが施してあるとの情報も
スーパーラップに突入するニシム・ラッケンジ
タイムは?39秒802!
決勝へ向けマシン温存か?
それとも何か別の問題を抱えるのか?
チーム関係者も あまり良い表情では無いのは確かである
連勝記録にイエローか?
キングのタイムシートを確認しPP獲得へ向けテンションを上げたのは
盟友タケ・ウッチーニ!
2012年最終戦での初優勝から勢いはそのまま!
長い苦境を乗り越え トップランナーとして2013年を戦う
そのタケ・ウッチーニのスーパーラップ!
場内から、PC Works陣営からも歓声が上がる!
そのタイム 39秒800!暫定PP
ニシム・ラッケンジとのタイムディファレンスは1000分の2秒!
少し遅れを取ったのは、シロ・マンシェル!
こちらのライダーも最終戦からの勢いは健在
9ラップ目に40秒661をマーク!暫定3番手
全体的にタイムが上がらないのは 路面温度によるものなのか?
それとも、全体の年齢層が高く暑さにより
バテたライダーが多いからなのかは誰にも解らない・・・。
気になる遠征ライダーはどうであろう?
先ほどセッションを終了した いまにしぇんの敵を討つ為
精力的にラップを重ねるのは、盟友 #3 Soga!
初参戦ながらポイントを押さえた走りで40秒895をマーク
そして セッション終了まで1分を切った時であった・・・
ここまで沈黙を貫いた遠征ライダー#73 Natumiが
スーパーラップに突入!
関西圏で揉まれてきただけあり その走りは周囲を驚かせる
ホームライダーが見守る中のアタックに若干の緊張があるか?
いや!それは杞憂!
綺麗に各コーナーを抜けコントロールラインを通過!
タイムは!?ホームライダーも驚く40秒289!
非凡な才能を見せつけられた!
ミニGP1の予選結果は、以下の通り
PP #61 タケ・ウッチーニ
P2 #63 ニシム・ラッケンジ
P3 #73 Natumi
P4 #60 シロ・マンシェル
P5 #3 Soga
P6 #43 いまにしぇん
P7 #44 フク・ナンチェ
P8 #7 てるてる・ゼウス
P9 #13 ホノカ・マーガレット
P10 #45 ワキバ・オー
波乱含みのミニGP1予選!
注目すべきは、PPの#61 タケ・ウッチーニ
連勝記録にSTOPを掛けるのは盟友なのか?
はたまた、唯一のノーマルチャンバー装着ながら
3番手を獲得した#73 Natumiか?
若干 元気が無いのは、#13 ホノカ・マーガレット
同じホーム唯一の女性ライダーとして奮闘してもらいたい。
決勝は、時間を繰り上げ PM 12:00くらいにスタート予定
TTで派手な空中遊泳をした いまにしぇんは、
大事を取って決勝はキャンセルとなった。
その頃 HSR九州では、CBRカップ決勝がスタートしようとしていた。
Next CBRカップ、ナチュラGP決勝
記事 : mini-motoGP.com番記者
撮影 : シラ・ガミーノママ
場所:HSR九州
天候:晴れ
気温:35℃
風 :無風
明日のレースへ向け早朝よりピットで忙しく動き回る
三井学級 ハ・ルート & デブデブ・ストーナー校長
周りを囲む歴戦ライダー達に若干の遅れを取るものの
手探りながらも自分達のペースで準備を進めていた。
本日の走行枠は3本
その内 1本は明日へ向けての最終調整となる為
実質2本の走行となる。
午前9時 ゲートオープンと共に飛び出していくハ・ルート
デブデブ・ストーナー校長より
「先ずは自分のペースを探せ」と指示が出された
この言葉通り 少しづつ、少しづつとペースを上げていった
途中、ピットへと戻りハ・ルートのフィードバックを元に
セットを変更していくなど チームとしても上手く機能していた
タイムは、1分26秒中盤を連続マークするも
そこから先を超える事が出来ず地団駄を踏み走行を終えた
2本目の走行までの30分間 ハ・ルートとデブスト校長は
綿密なやり取りを進め更にセットを詰めて行く
それが功を奏したか
2本目終盤に ようやく1分25秒前半をマーク
タイヤの状態を考えれば十分な内容と言った所だ。
最終セッションではフレッシュタイヤを投入し
3ラップのみのアタックで初日のセッションは終了した。
最終セッションでのタイムは、伏せておこう。
走行を終え明日に向けての準備に取り掛かる2人
NEWカウルに塗装を施したマシンがこれだ!
犬の乳酸菌.jp/
& mini-motoGP.com 三井学級バージョン!
三井学級定番となりつつあるオレンジとレッドのグラデーションに
メッキの装飾を施した見慣れた仕様である。
明日、このマシンがグリッドに並ぶ!
どこまで上り詰める事が出来るのか?
2人の頑張りに期待したい。
#66 ハ・ルート (犬の乳酸菌.jp/ & mini-motoGP.com)
「今日のセッションは、本当にハードだったよ!
暑さもあるけど それ以上に沢山のセットを試して
少しでも前のマシンに付いて行く事に必死だったからね!
明日は、チャレンジングな1日になるのは確かだけど
失う物は何もないから先輩ライダー達に近づける様
全力で戦うよ!
デブスト校長の働きにも本当に感謝しているよ!」
デブデブ・ストーナー校長 (三井学級 校長)
「短い時間でのセット&トライは、本当に大変だったね
ただハ・ルートも成長した部分を感じる事柄が多かったよ
まだまだパーフェクトには程遠いが懸命にハードワークを
こなしてくれたからね!
明日の予選、決勝と試練の連続だろうけど
彼が安心して走れる様にバックアップするつもりさ。」
記事 : mini-motoGP.com番記者
連日猛暑が続くマウンテンマウス!
ナチュラGPもシーズン中盤!
ライダーのテンションは更に熱い!
今週末に迫ったラウンド3!
どのクラスもここまで連勝中のライダーばかり
連勝にSTOPを掛けるライダーは誰だ?
それではmini-motogp.com恒例の
ライダーコメントを紹介しよう
今回は、同時開催となる
HSR参戦ライダーからのコメントも届いている。
#63 ニシム・ラッケンジ (西村塾 塾長)
「早いものでシーズンも中盤だね。
ここまでは本当に上手く戦えてる
昨年のシーズンと比べても分かる様に非常に順調だ
このラウンド3に対して不安要素があるとすれば
この暑さだね?条件は、どのライダーも同じだけど
年齢的な部分で少し不利な所だ。
とは言えマシンも快調だから笑顔で週末が迎えられる様に
プッシュしていくよ!」
#61 タケ・ウッチーニ (PC Works)
「ラウンド2でのポジティブなペースには
随分と励まされたよ!
1日を通して力強いパフォーマンスを示す事が
出来たからね
あのペース以上を このラウンド3では示せると信じてる
週末の天候はクラウディーということだから幾分かは
それが助けになってくれるはずだ!
予選を上手く纏めて決勝に繋げて行きたいね!」
#43 いまにしぇん (絶頂☆シェンプラス)
「久し振りのナチュララウンドで少し緊張しているよ!
ここは、セットアップが難しく非常にチャレンジングな
トラックだ 特に高速セクションから
一気に低速へと変わっていく部分では苦労させられるね!天候も変わりやすいのも特徴の一つだけど
週末 雨が降る事はないだろうね!
先ずは、他のチームの様子を見てみるよ!」
#3 Soga (絶頂のガレージS)
「ナチュラサーキットはよく知っているトラックだよ!
様々なカテゴリーが盛り上がってると聞いてるし
ファンも非常に熱狂的という事もね!
ここのトラックは標高が高い位置に設置されてるから
サマーシーズンは、快適だと聞いてるから
今から走るのが楽しみだね!
旧知の仲も居るから
データを共有して上手くセットしていくよ!」
#44 フク・ナンチェ (K.moter//RT)
「怪我の状態は随分と良くなってきているよ!
心配してくれたファンに感謝したいね!
シーズン中盤となるラウンド3は非常に
重要なレースになるだけに
FPを上手く纏めてTTで少しでも
上位に食い込む事が先決だ!
遠征ライダーも居るみたいだから
少しでも前でレースをしたいね!」
#7 てるてるゼウス (てるてるゼウス@TT会)
「ここのトラックでは僕の晴れ男としての力が及ばない程
天候が変わり易いんだけど
この週末は必ず晴れると言い切れるよ!
少しづつだけど攻略方法も見えてきてるから1日を通して
上手く戦えると信じてるよ!」
#13 ホノカ・マーガレット (西村塾)
「少しの期間 リラックスする時間を過ごしたけど
レーシングマシンに戻れる事は嬉しい事実だわ!
ラウンド3では、女性ライダーが参戦してると聞いてるし
自然とテンションも上がるわね!
マシンのセットアップに関しては、まだまだ手探りだけど
それなりの手応えを感じているから良いレースが出来るはずよ!」
#45 ワキバ・オー (みやの事務所)
「ラウンド2では、チームが大きなミスをしてしまい
レースを台無しにしてしまったね。
でも それは遠い記憶の彼方に追いやっているよ!
今回は、前後のタイヤも間違えてないし
上手く機能してくれるはずさ!」
#88 ハヤ・ブー (三井学級×KRC)
「ここまでのシーズンは驚く程 上手く進んでいるよ!
キーポイントとなるラウンド3はシリーズを占う上でも
重要な位置付けだ!
FPからハードプッシュして
ライバル達を驚かせたいね!」
#27 ユメカ・スカーレット (西村塾+三井学級)
「非常に苦しいレースが続いてるのは周知の事実だわ。
昨年に比べてマシンは力強いのに大切な局面で
あと少し届かないの
いつまでも彼に前を走らせるのは本当に苦痛な事だし
タイトルを争う上でも このラウンドは絶対に譲れない!
必ずトップチェッカーを勝ち取ってみせる!」
#17 メイカ・ジュリエット (西村塾+三井学級)
「ユメカ・スカーレットと同じで本当に厳しいわね
ペースでは それ程 遅れてるとは思わないんだけど
それが結果として出た時は非常に残念な気持ちになるの
今は、この状況を抜け出せる様にプッシュしていくだけね!」
#47 ハヤト・ロレンソ (RT.Waterfall)
「ステップアップしてから上手く歯車が噛み合ってないんだ
もう少し良いペースで走れるはずなんだけどね。
ここまでの結果は、過去の事として 今は目の前にある
ラウンド3に集中していくだけだね!」
#76 リュウ (RT.White
Dragon)
「久々の参戦でドキドキしているよ!
ライバル達の様子が気になるのは確かだけど
僕は僕の走りをしてチームとして戦うだけだね。
マシンに対しても上手く対応できているから
週末を通して結果を出せると信じてるよ!」
#6 オウガ・レイニー (チーム ヤマモトキッド)
「デビュー戦から連勝してきてるだけに回りからの
プレッシャーは非常に厳しい所があるんだ!
でも これこそがモーターサイクルの世界だと
実感できるよ!
ライバルはとても強力になってきているけど
僕の前は走らせないよ!」
#7 タイガー (TEAM UMAKI)
「遠征に次ぐ遠征で大きくマイレージを伸ばす事に
成功したよ!僕自身 マシンに対して理解を
深めたと言っても過言じゃないね
ここのトラックでは、良い思い出ばかりだ!
その良い記憶を増やす為にもプッシュしていくよ!」
#71 ダイジロウ (広島ポケットキッズ)
「デビューから随分と時間が経った感じがするよ!
少しづつだけどマシンは僕の体に馴染んできていると思う
ペースも他のライダーと遜色ないはずだよ!
そろそろ僕の本気を見せつけなきゃね!
見ててよ!TTでは驚く結果が出せるはずだから!」
タイトルへ向けて重要な一戦となるラウンド3!
ここへ挑戦状を叩き付けてきたライダーが3名加わる!
初参戦となるライダーを紹介しよう!
ミニGP1クラスへは!?
#73 Natumi (K-max+RT極楽蝶)
「噂で聞いていた通り非常にタイトなトラックね!
週末の2日間を通して私とチームが
どこまで対応できるかが重要なポイントね!
ハードなホームライダー達に囲まれて走るのは
本当にタフだけどレーシングライダーとしてのキャリアを考えればどこに行っても直面する事柄だものね!
セッション初日を走ってみて そこから何が足りないかを探してみるわ!」
74Daijiro エキスパートクラスへは!?
#29 Syouma (レーシングチーム極楽蝶)
「初のトラックは、やはり緊張してしまうね!
でも僕は、押しも押されぬ74エキスパートライダーだ
臆することなくチャレンジしていくだけだよ!
ホームライダーとどこまで渡り合えるかは未知数だけど
上手く纏めていけば十分に戦えると信じてるよ!」
74Daijiro チャレンジクラスへは!?
#55 Ryouma (MTM内川クーテックSP)
「キャリアの浅い僕にとって
この遠征は非常に興味深い事柄だよ
同じくらいのキャリアを積んだライダー達と
初のトラックでバトルをするんだからね!
ハートの準備はドキドキしてるけどOKだ!
後は簡単さ!マシンに乗って集中するだけだからね!」
更に同日14日には!?
mini-motoGP.com三井学級から遂に!
ロードレースへとステップアップを果たすハ・ルートの
CBR250R ドリームカップのデビュー戦!
#66 ハ・ルート (犬の乳酸菌.JP/
& mini‐motoGP.com)
「今週末のデビュー戦に向けて非常に興奮しているよ!
ここまでの来れたのは、沢山のサポートが
あったからこそだと理解している
ようやく掴んだ次のステップだから一戦一戦を
大切に戦って早く良い報告が出来る様に頑張るよ!
先ずは、土曜日セッションでタイムアップする事が
今の僕に与えられた最優先事項だから
集中して遂行していくよ!
不安な事も沢山あるけどデブスト校長も
同行してくれるからその点は、安心しているよ!」
デブデブ・ストーナー (三井学級 校長)
「この計画が立ち上がりデビュー戦に辿り着くまで
非常に時間を要しました
各方面の方々からご心配も頂きましたが
ようやく一つの形としてスタートラインに立つ事が
できました。
これも皆様の強力なサポートの
お蔭だと感謝しております。
まだまだ足りない部分は多いですが
先ずは、このデビュー戦を
無事に走り終え次に繋げて行きたいと思います!
週末、ナチュラGPとHSRで熱い戦いを演じましょう!」
ホームライダー、遠征ライダー、デビューライダーと
話題の多い14日!
最高に熱い1日となりそうだ。
記事 : mini-motoGP.com番記者
74Daijiro チャレンジクラス
優勝 オウガ・レイニー (チーム ヤマモトキッド)
「今日のコンディションには、本当に苦労したよ
どれだけマシンを上手くコントロールできるか
その一点に集中してたと言っても過言ではないね!
僕のキャリアを考えて2連勝というのは
出来過ぎかもしれないけど
マグレではない事を証明できたのは事実さ!
これからもファミリーで激しいテストを続けて行くよ!」
2位 イロハ・クリスティーン (Shield R + 三井学級)
「ハードなコンディションだったわね!
コース上にステイさせるのが精一杯だったの
それでも今自分が出来る事は全て出せたと思うわ!
学習曲線の一部と考えて今日のレースは終わりにしたいわね!
次は、負けないわ!」
3位 ダイジロウ (広島ポケットキッズ)
「初めてのウェット宣言で困惑したのは確かだね
まだまだキャリアが足りないのは認めるよ
でも 今の僕に出来る走りはアピール出来たはずさ!
決してネガティブではなくポジティブに結果を捉えてる
少しづつチームと一緒にペースを上げて行くよ!
僕達なら出来るはずだからね!」
74Daijiro エキスパートクラス
優勝 ハヤ・ブー (三井学級)
「開幕から2連勝を決めて 本当にハッピーだよ!
ポイントリーダーになれたんだからね!
少しのハプニングはあったけど
FP、TT、決勝と1日を通してマシンは上手く
機能してくれたよ!
タイトルの話は、まだ早いけど
少しだけ見えてきてるのは確かな事実だね!
ラウンド3も決めてみせるよ!」
2位 ユメカ・スカーレット (西村塾)
「全くと言って良い程 上手くレースが出来なかったわね。
終盤 彼が転倒した時は、少しだけ焦ったのは確かね
あれが決定的なミスだと自分でも分かってる
一つづつ確実にラップして行く事の大切さが
よく分かったわ。
今日の所は完敗だけど・・・
いつまでも 前を走らせる訳には行かない!
ラウンド3で仮は返すと宣言する!」
3位 メイカ・ジュリエット (西村塾)
「ん~~~ユメカ・スカーレットがコケた時には
イケる!って気がしたのよね!
やる気スイッチが作動したんだけど
思う様には行かなかったわ!
まだペースは足りないけど同一ラップでチェッカーを受けた事は
これからの大きな励みになるわね!」
MiniGP1クラス
優勝 ニシム・ラッケンジ (西村塾 塾長)
「今日の雨は、本当に凄かったね 僕の長いキャリアの中でも
1,2を争うぐらいのハードコンディションだったよ
その中で勝利できた事は、良いニュースになったよ!
ただ 今日は、タケ・ウッチーニに全てを持って行かれた
感じがするんだけどね!
何はともあれ 結果はOKさ!」
2位 オサム・シュワンツ (福川商会&絶頂&生名)
「FP、TTと非常に苦しい展開だったから決勝のスタートを決めて
あとは、玉砕覚悟でプッシュする作戦だったんだ。
その作戦が上手くハマってくれたから助かったね!
レース後半は厳しかったけど何とか凌いで
良いポジションでチェッカーを受けれたから
今日はヨシとするよ!
非常に厳しいコンディションでポディウムを獲得出来た事は
今後のキャリアに励みになるね
とはいえレースはドライが良いのは確かだよ」
3位 タケ・ウッチーニ (PC Works mini-motoGP.com代表)
「オープニングラップでの転倒は本当に驚いたよ!
急激にグリップが無くなったからね!
少し心が折れそうになったけど 今日の僕の状態なら
巻き返せると思ったんだ!
後は、何も考えずアクセルを開ける作業をしただけだよ。
非常にタイトな展開だったけどポディウムの一角を取れたから
今は、少しホッとしているね!
昨年からチームもマシンも良い状態が保ててる
この状態を維持して行きたいね!」
近年稀にみるハードコンディションの中
大きな怪我も無くラウンド2は幕を閉じた
このコンディションを走り切ったライダー達は
大きなスキルを身に着けたと言っても過言ではないだろう
そのスキルを武器にテストを重ね
更なる飛躍を期待する!
ラウンド3は、誰が勝利を掴むのか!?
記事 mini-motoGP.com番記者
撮影 シラ・ガミーノママ
お知らせ と お願い!
毎戦 熱いバトルが見れるナチュラGP!
この熱いバトルを展開してくれるのは
紛れもなく参戦者の皆様のお蔭であると同時に
気持ち良く進行し笑顔で終われるのはオーガナイザーを務める
ナチュラサーキット側のお蔭であります。
そこで、昨今のエントリー状況を見ると
前日エントリーなどが非常に目立ってきております
遠征ライダーの方などは、一週間前にはエントリーして頂いてるにも
関わらず この状況が目立つのはホームライダーが多く
準備等を進めるナチュラサーキット側は、ギリギリまで
エントリーリスト及びトロフィーなどの準備ができません
自分達が楽しむだけではなくサーキット側へも協力する!
これもライダーのマナーでありモラルの一つだと思います
マナーの良いナチュライダーと多方面では高く評価して頂いてますので
走りだけではなく、こういった所も改善していきたいと考えます
第3戦は、参戦者全員で一週間前エントリーを遂行できる様
協力して頂ける事を願います!
遅くなりましたが 2013年のスローガンは!
「一週間前エントリーを守ろう!」
としたいと思います!
皆様のご協力 心よりお願い申し上げます!
5月25日・26日
mini-motoGP.comでも お馴染みとなったスナップオン様が
県内のスナップオンディラーを集め ツールショウが開催されます!
場所は、山口市 ニューメディアプラザ山口
25日は、PM 17:00 ~ PM 22:00
26日は、AM 10:00 ~ PM 21:30
土日が仕事の方にも来場しやすい様に
遅くまで開催されています!
この機会に 是非 本物を実感して下さい!
普段 目にする事のない工具も多数展示してあります!
パパさん ママさんメカニックの皆様
値段も お安くなってますよぉ!
mini-motoGP CUPでも出店頂いた福原様も出店されてます!
昼の休憩を挟み多少なりコンディションが改善されるかと思われたが
雨、風は、更に酷くなり 決勝レースをどうするかを
スチュアート(競技長)中心に再度ミィーティングが行われた
その間 チームスタッフはマシンをいつでも出せる様に
完璧な準備を整える
ディレイとなった為 ライダーは、集中力を切らさぬ様
ある者は音楽を聴き
ある者は、目を閉じ
そして ある者は、ある事に気が付いた・・・
懸命な読者なら少しは気が付いていたのではないだろうか
ある時は、ナチュラの癒し系ライダー
またある時は、呑んだくれて歩道で朝まで過ごし
またある時は、競馬に夢中!
その男の名は、ワキバ・オー!
本日は、話題少な目であるのだが・・・
やはり神が降臨した。
フリー走行、タイムアタックと この日は、とにかくコケている
チームスタッフにも珍しく激しい口調で
「どうなってるんだ!俺の言う通りにやってるのか!」
と怒鳴る始末・・・
チームは険悪な雰囲気となり・・・
その時であった!
スチュアートよりアナウンスが入った
「通常よりラップ数をショートして決勝をスタートします!」
このアナウンスにより各ピットは一気に戦闘モードへと突入!
次々とエンジンに火が入る
決勝レース 一番手を走るのは 74Daijiroエキスパート!
プールから海となったコースに飛び出していく74KIDS!
通常のスタートと違い ダミーグリッドからのスタートとなる
日の丸が雨を切り裂き 水しぶきと共に振り下ろされスタート!
飛び出したのは 今シーズン絶好調のハヤ・ブー!
少し出遅れたのはユメカ・スカーレット!
ここで逃がしてはイケない!
しかし!
ノリにノッているライダーを止める術はなく
ハヤ・ブーは、ドンドンとアドバンテージを広げレースをリード
しかし 簡単に勝たせてくれないのがナチュラGP
安心していたか?
5コーナー進入で激しく水しぶきを上げスリップダウン!!
ユメカ・スカーレットの逆転なるか?
いや!
築きあげたリードのおかげで ゆっくりとマシンを起こし
再スタートを切ったハヤ・ブー
この転倒を確認し一気にテンションが上がったのは
ユメカ・スカーレット!
「抜ける!」その思いが心に隙を作ったか!?
7コーナー進入でアクセルワークを僅かに乱した
と同時にスリップダウン!!!
すぐ様コース復帰をしたいが エンジンストップ
駆け寄る変質者!
この写真だけを見ると如何わしく見えるが
純粋にエンジンを掛けているだけである
再びエンジンに火が入りコースイン!
いや!
今度は、タイヤがダートにハマっている
後ろから押し出す変質者
もう一度言おう
写真だけをみると如何わしいのだが
純粋にマシンを押しているだけである。
コース復帰したユメカ・スカーレットだが
その差は、更に大きくなってしまった・・・
74Daijiroエキスパートクラス バッドコンディションを
見事に制したのは、絶好調のハヤ・ブー!
開幕に続き2連勝を達成!
これによりポイントリーダー確定となり
年間チャンピオンに向け大きく弾みをつけた!
2番手のユメカ・スカーレットは、意気消沈
涙を浮かべるも 決して人に見せる事無く
ヘルメットを脱ごうとしなかった・・・
3番手は、メイカ・ジュリエット
大きく離されるも同一ラップでのチェッカーとなり
非凡な才能を周囲にアピール
実りあるレースだったといえよう。
4番手 ハヤト・ロレンソ
前戦の勢いは無く悔しさの残る1ラップダウンでのチェッカーとなった。
空席となっている74Daijiroエキスパートクラスのチャンピオンの椅子
2013年 一歩リードしたのはハヤ・ブー
ラウンド3は、どうなる!?
激しく降る雨も このライダー達には、お構いなし!
ファイティングスピリッツは、大人顔負け!
続いては74Daijiro チャレンジクラス決勝
変質者ヤ・スーシは、コースで旗振りに向かう
その相棒 シラ・ガミーノは、笑顔で旗を振り回す
この雨で若干 頭の配線がショートしたのか?
初のコンディションに ここまで上手く対応してきたライダー達
決勝では、更なる進化を魅せるのか!?
日の丸が大きく上がり 74Daijiroチャレンジクラス スタート!
上手くスタートを切ったのはオウガ・レイニー!
イロハ・クリスティーンも良いスタートを切ったが
今一歩 届かない!
ダイジロウはどうだ!?
こちらも上手くスタートを決めた!
ピットからは、ほぼ何も見えなくなった霧の1コーナーへ
フルスロットルで突っ込む74KIDS!
怖い物無しとは、まさにこの事!
ホールショットを決めたのは、オウガ・レイニー!
今日は、目障りなKYなオッサンも居ないぞ!
それに続くのは、イロハ・クリスティーン、ダイジロウ!
5ラップと大きく短縮された決勝
転倒は、命とり!
それを十分に理解しているチャレンジライダー達
マシンを上手くコントロールし
オウガ・レイニー、イロハ・クリスティーン、ダイジロウは
FP、TTで叩き出したタイムをシッカリと上回り
自己BESTを連発!
これが このクラスの怖い所である
スポンジの様に吸収するスキルの高さ
因みに三井学級 校長の体は
スポンジの様にアルコールを吸収していく・・・。
この最悪のコンディションを走り切れるスキルがあれば
ドライコンディションなら一気にタイムアップするのは
間違いないであろう!
その激しいレインコンディションを制したのは
危なげない走りで終始トップを快走したオウガ・レイニー!
こちらも開幕に続き2連勝達成!
レイニーママは、大きくガッツポーズ!
目には涙を浮かべた。
2位に僅かにアドバンテージがあったイロハ・クリスティーン!
3位に少し苦戦しながらもシッカリとした走りは流石のダイジロウ!
毎戦 必ず進化してくるチャレンジクラスのライダー達
ラウンド3では、どれほどの成長をみせてくれるのか
番記者は非常に楽しみである。
残るレースはMiniGP1
そう言えば・・・
激怒していたワキバ・オーはどうなった?
おっ!まだ続いてるぞ!
ワ「決勝が始まるじゃないか!
どうなんだ!マシンはできてるのか!」
スタッフ「・・・・・」
ワ「黙ってないで何とか言え!」
スタッフ「・・・確かに言われた様にセットしてあります」
ワ「そうか!そうやって最初からすれば良いんだ!」
スタッフ「ただ・・・」
ワ「ただ何だ?」
スタッフ「言われたと通りにしてるんですが 決勝も・・・」
ワ「決勝も何だ!?」
スタッフ「決勝も確実にコケます。」
ワ「何だと!!!!俺の言った通りにしてればコケる訳はない」
スタッフ「いや・・・コケます。」
ワ「理由はなんだ!その理由はどうしてだ!」
スタッフ「だって・・・前後共フロントタイヤなんですもん」
ワ「ん!?」
スタッフ「ワキバ・オーに言われた通り
持って来たタイヤを装着しました・・・
しかし そのレインタイヤは、2本共フロントタイヤでした。」
ワ「な!な!な~~~~にぃ~~~~~~~!」
居合わせた他のライダーがワキバ・オーのリアタイヤをガン見!
番記者もガン見・・・
ホイールはリア用が付いてるが・・・タイヤは、紛れもない
フロントタイヤ。。。
引っ張り気味に装着されている。
ワ「い・・・急いで交換しろ!」
スタッフ「コースインの時間です!いってらっしゃいませ!」
シッカリとネタを提供してくれたワキバ・オー
和ませてくれるライダーである。
さぁラストレース MiniGP1クラス決勝!
勝つのは!?
絶対王者 ニシム・ラッケンジか!?
絶好調 タケ・ウッチーニ か!?
勢いのあるシロ・マンシェルか!?
はたまた前後フロントタイヤのワキバ・オーか!?
そして・・・土砂降りのコース上
7コーナーでは、シラ・ガミーノが旗をブンブン振り回す・・・。
完全に頭の回路がショートしているであろう
振り回すだけ振り回してスッキリしたのか?
仕事へと戻った・・・
この振り回す旗が 悪夢を呼び込むとは・・・
ラウンド2!
激しく降る雨!
霧で霞む1コーナー!
コース上は、海!
それを消し去る程に唸る2Stサウンド!
日の丸が高々と上げられ・・・・
MiniGP1クラス スタート!
良いスタートを切ったのは3番手スタートのシロ・マンシェル!
ニシム・ラッケンジに並び掛かる!
いや!?少し前に出たか?
おぉぉぉぉ!
ここでスルスルと上がってきたのは!?
6番手スタートのオサム・シュワンツ!
ホールショットは!?
僅か!
僅かに前に出たニシム・ラッケンジが奪った!
2番手争いは激化!
シロ・マンシェル VS タケ・ウッチーニ VS オサム・シュワンツ
この激しい雨の中 3ワイドで高速2コーナーへ突入!
あぁぁ見えない!
誰が出てくる!?
2番手は!?タケ・ウッチーニ!
タケ・ウッチーニが2番手を奪取!
3番手にオサム・シュワンツ!
良いスタートを切ったシロ・マンシェルは4番手!
オープニングラップのオーダーは!?
ニシム・ラッケンジ ⇒ タケ・ウッチーニ ⇒ オサム・シュワンツ
トップ3は これで決まり!と思った瞬間!
イエローフラッグを親の仇の様に振り回していた
シラ・ガミーノが待つ7コーナーで
タケ・ウッチーニが痛恨のスリップダウぅぅン!
喜んで旗を振りたい所だが
微妙に喜べないシラ・ガミーノが居る
こういう事になるからブンブン回さなきゃ良いのに・・・。
この記事 見た後で怒られても知らないぞ!
そのタケ・ウッチーニ すぐさまマシンを起こすも
後続車が切れない為 コースインできない!
最後尾の前後フロントタイヤのワキバ・オーが通過!
ここでタケ・ウッチーニがキレた!
オラオラオラァ!!!!
「全員ブチ抜いちゃる!!!」
その言葉通り 先ずは!?
前後フロントタイヤのワキバ・オーを軽くパス!
3ラップ目には、鎖骨ポッキリのフク・ナンチェをパス!
怒涛の勢いでポジションを上げて行く!
本日の主役は、前後フロントタイヤのワキバ・オーではない!
トップを行くニシム・ラッケンジでもない!
この男!タケ・ウッチーニ!
どこまでポジションを上げて行くのか!?
12ラップと少ないラップ数
厳しいのは、コンディションだけではない!
残りのラップを計算しながらフルスロットル!
5ラップ目にカルロス・サカイーラをパス!
勢いは止まらない!
因みに今回発売された
矢沢永吉のALL TIME BEST ALBUMには
何故か「止まらないHa~Ha」が入っていなかった。
少しショックである。
怒涛の追い上げを見せるタケ・ウッチーニの前では
DAN VS シロ・マンシェルのバトルが勃発!
生名をホームとするDAN!
前戦の生名GP開幕戦では見事に勝利を収めているだけに
その勢いは健在である!
そのバトルに割って入ってきたのは、タケ・ウッチーニ!
8ラップ目にホームライダーの意地を見せDANをパス!
残るは!?
シロ・マンシェル、オサム・シュワンツ、ニシム・ラッケンジ
目の前のターゲットは、シロ・マンシェル!
そのシロ・マンシェルはオサム・シュワンツへハードプッシュ!
苦しい展開は、こちらもホームコースは広島生名サーキットの
オサム・シュワンツ!
デブデブ・ストーナーは、前戦 生名GP開幕戦では随分と助けられた
なので、オサム・シュワンツの お店を紹介しよう!
こちらである↓(クリック)
オサム・シュワンツの日記もあるので ぜひご覧になって頂きたい!
ただ・・・あまり更新はされない。
そのオサム・シュワンツは、シロ・マンシェルの激しいプッシュに
防戦一方!
ポジションを守り切れるか!?
いや!
ファイナルラップ!
激しく攻め立てるシロ・マンシェルに対し
背後に迫ったタケ・ウッチーニがハードプッシュ!
シロ・マンシェルも苦しい!
残るコーナーは4つ!
どうなるセカンドポジション!!!!
5コーナーへ進入する3台!
インへマシンを滑り込ませたのは・・・
タケ・ウッチーニ!
大きな水溜りにも臆する事なく飛び込んだ!
ウォータースプラッシュを激しく上げ
ポディウム最後の椅子を掴んだ!
その勢いでオサム・シュワンツにも襲い掛かるが
僅かに届かない!
ピット前の最後のコーナーを抜け・・・・
オサム・シュワンツが2位を死守!
3位に最後尾からの怒涛の追い上げたタケ・ウッチーニ!
そして優勝は、安定したラップを重ね終始リードした
ニシム・ラッケンジが開幕に続き こちらも2連勝となった
4位に僅かなスキを突かれたシロ・マンシェル
5位に大殊勲!DANが初のレインコンディションを見事攻略
6位に苦しいながらも無事走り切ったカルロス・サカイーラ
7位に鎖骨の痛みに耐えたフク・ナンチェ!
8位に前後フロントタイヤの大博打も失敗のワキバ・オー
以上の結果となった。
タイヤの排水量を大きく上回る程の降水量の中
上手くレースを走り終えたライダー達
それだけで全てのライダーがエキスパートと言えよう。
Next 表彰式
記事 mini-motoGP.com番記者
撮影 シラ・ガミーノママ
5月19日 ナチュラ・インターナショナルサーキット
天候 : 土砂降り&霧
気温 : それなり
路面 : プール
観客 : チラホラ
ライダーテンション : だだ下がり
昨日の晴天とは打って変わり雨となった・・・いや
雨というより土砂降りのナチュラ・インターナショナルサーキット
HRCウェザーチームの予想はピタリと当たった。
予想以上の悪天候によりオーガナイザーはスタッフ並びに
各チーム関係者を集め緊急のミィーティングが行われた
約10分後 スタート時刻を遅らせレース開催との決定が下され
各チーム共 昨日のデータを元にマシンをコンディションに合わせ
FP(フリー走行)に臨んで行く。
74Daijiroを走らせるチャレンジクラスのライダーは
初のウェットコンディションに戸惑いながらも随所に
非凡な才能を魅せ激しい雨の中で的確なラインを探る作業を遂行
何度か転倒するライダーも見られたが 持ち前のガッツで
すぐさまマシンを起こしコース復帰するなど
開幕戦から一回りも二回りも大きく成長した姿を見せる
一方 MiniGP1クラスの歴戦ライダー達の対応は早く
マシンセットは元よりチームの対応力は流石と言った感じだ。
TT(タイムアタック)間近と迫った時であった
ナチュラウェザー特有の霧が発生
視界が更に悪くなっていく
この状況に対しレースディレクターは、緊急の場合に備え
ドクターヘリのパイロットと相談
ヘリのOKが出ればコースオープンとなるのだが・・・
5分後 ピットロードのシグナルにブルーのランプが点灯
TT開始となった。
難しいコンディションとなったナチュラサーキット
74Daijiro エキスパートクラスからセッション開始
このクラスになるとライダーもチームも落ち着いたものである
淡々とセッションへ向け準備を進める
このクラスは、開幕戦の覇者 ハヤ・ブーと
最速DNAを受け継ぐユメカ・スカーレットの
ガチンコ勝負がメインであろう
そして この勝負には、もう1枚の絡みが存在する
ヤ・スーシ VS シラ・ガミーノ
ギャラリーからすれば この勝負の方が面白いのは確実
両者とも非常に強い個性を持ち合わせてるだけに
目が離せない!
コースインした各車 タイヤを労わりながらも相手の出方を伺う
早々にタイムをトップタイムをマークしたのは?
ユメカ・スカーレット!
これを確認したハヤ・ブーは一気にペースアップ
ここから両者 一歩も譲らずのタイム合戦となる
ここまで出番の少ないメイカ・ジュリエットは
テンションが上がらず1分2秒と露骨にヤル気のなさをアピール
一方 ハヤト・ロレンソは、雨を苦手とするのか?
開幕戦での勢いは隠れてしまい1分6秒と苦しい状況となる
PP(ポールポジション)争いを演じる
ハヤ・ブーとユメカ・スカーレット
タイムアップ直前にアタックに入ったハヤ・ブーが
54秒421をマークし
PPを確定させた!
2番手に遅れる事 1秒507差でユメカ・スカーレット
3番手はメイカ・ジュリエット
4番手にハヤト・ロレンソとなった。
更に ヤ・スーシ VS シラ・ガミーノの戦いは
圧倒的な存在感!
圧巻の変質者スタイルにより軍配はヤ・スーシとなった。
続いて74Daijiro チャレンジクラスのセッション
各ピットでは、監督であるパパ ディレクターのママ達が
懸命にアドバイスを送る
家族一体となり取り組むモータースポーツの原点といえよう
ライダーは、その言葉を全て受け止め心を落ち着かせる
KIDSライダーと言えども立派なGPライダー
ハートはHOT!頭はクールにしてコースイン!
若干のアドバンテージがあるのはイロハ・クリスティーン!
雨でも物怖じしない その性格は
三井学級No'1と言っても過言ではない
そのイロハ・クリスティーン8ラップ目に1分15秒をマークし
順応性の高さを魅せつける。
一方 オウガ・レイニー、ダイジロウは、今回が2戦目ながらも
マシンを着実に走らせていくその姿は、エキスパートライダーと
遜色がないと言っても良いだろう。
そのオウガ・レイニー!
イロハ・クリスティーンがタイムを叩き出した次のラップに
1分10秒986を叩き出した!
ダイジロウも そこにマシンを入れ込みたい所なのだが
今一つタイムが伸びずタイムアップ直前に1分23秒を叩き出すのが
精一杯となった。
チャレンジクラス 予選結果は
PP オウガ・レイニー
P2 イロハ・クリスティーン
P3 ダイジロウとなった
ただ このクラスの一番怖い所は、決勝で一気に形勢が逆転する所
順応性の高いKIDSライダーは、いつ化けるか分からないのだ。
午前中最後のセッションとなるMiniGP1クラスのTTがスタート
鎖骨がポッキリと逝ったフク・ナンチェが4Stマシンへ
スイッチしての参戦!
遠征ライダーオサム・シュワンツがコンディションを逆手にとり
一気にトップを奪うのか?
絶対王者ニシム・ラッケンジが貫録のPPを決めるのか?
激しく降る雨 刻々と変化していく霧
各チームともタイミングモニターを見ながらスタートを待つ
セッション開始直後に好タイムを叩き出したのは
遠征ライダーのオサム・シュワンツ!
48秒831と初のウェットコンディションに上手く対応
このタイムがターゲットタイムとなり各車一気にペースアップ
タイミングモニターで確認していたライダー達も一斉にコースイン
激しい雨と風の中 マシンを限界までプッシュさせる
オサム・シュワンツのタイムをクリアしてきたのは
フリー走行で転倒を喫したニシム・ラッケンジ!
9ラップ目に43秒145をマークしタイムボードの一番上に
それを追う様に更にペースを上げて行くライダー達
10ラップ目に こちらも遠征ライダー DANが
46秒878をマークし意地を魅せつける
鎖骨ポッキリのフク・ナンチェは、マシンスイッチが思う様に行かず
40秒代後半を行ったり来たりで苦しい展開
タイムアップまで残り3分 ここで最後のアタックに突入するのは
カルロス・サカイーラ!
雨が苦手と言いながらも47秒445をマーク
2012年 最終戦でポディウムを獲得し今一番
勢いのあるシロ・マンシェルが46秒316を叩き出し暫定2位!
ここで動き出したのが開幕戦3位のタケ・ウッチーニ!
タイムアップ直前に44秒283をマークし2番手を奪い返した!
非常に難しいコンディションの中 行われたMiniGP1クラス
予選結果は、以下の通り
PP ニシム・ラッケンジ
P2 タケ・ウッチーニ
P3 シロ・マンシェル
P4 DAN
P5 カルロス・サカイーラ
P6 オサム・シュワンツ
P7 フク・ナンチェ
P8 ワキバ・オーとなった
決勝は大荒れとなるのか?
激戦のMiniGP1クラス
レインコンディションのレースにドラマを刻むのは誰だ?
Next 決勝ヒート
記事 mini-motoGP.com番記者
写真 シラ・ガミーノママ
レースウィーク突入!
HRCウェザーチームからの情報によれば
レースウィークの18日は、ドライコンディション
19日はレインコンディションとの予報
完全DRYコンディションで行われた開幕戦
第2戦は、WETコンディション
気まぐれなナチュラウェザーは誰に味方するのか?
急激な路面コンディションの変化も予想される為
ライダーのテクニックも然ることながら
チームの対応力も問われる事にもなりそうだ。
その第2戦を直前に控え注目のライダーコメントを紹介しよう。
DAN
「久々のナチュラGPを参戦で非常に興奮しているよ!
このサーキット特有の天候に悩まされそうだけど
僕自身の準備は完璧に整っているよ
生名ライダーも参戦してるから心強いね!
FPでどこまで行けるか探って そこから作戦を立てたいね」
オサム・シュワンツ(福川商会&絶頂&生名)
「開幕戦に続き 第2戦も参戦できるとは思わなかったよ!
前回の合同セッションで良い感触を掴めてるから
今まで以上に攻めて行けるんじゃないかな?
マシンのセットも上々だし不安要素はないよ!
怖いのはスリッピーな路面だけだね!」
フク・ナンチェ (K.moter//RT)
「合同セッションでの転倒で鎖骨がポッキリ逝っちゃったんだ
ドクターヘリで運ばれてすぐにオペとなったんだが
その後の状態は、まずまずといった所だね
まだ痛みはあるけど十分に戦えるとの判断だ。
GPライダーとして欠場は避けたいからね
どこまで上れるかは分からないが全力で戦うよ」
タケ・ウッチーニ (PC
Works)
「前日のセッションでは非常に良い感触を得てる
明日のレインコンディションも僕的にはウェルカムだね!
開幕戦に続き連続表彰台を獲得してポイントをリードしたいね
当然 今回は、一番高い所を頂くつもりだ」
ワキバ・オー (JRA)
「開幕戦はチーム事情により参戦できなかったから
第2戦が僕の開幕戦だ!
JRAでもそうだけどレインコンディションは何が起こるか
分からないからね!
もし このレースにオッズが存在するなら
僕に賭ける事をお勧めするね!」
ハヤ・ブー (三井学級)
「開幕戦でようやく頂点に立てたんだ!ラウンド2も当然
頂点を頂くよ!ただ、レインコンディションは少し不得手だから
その部分では、厳しいと言わざる得ないね。
ライバルとはギリギリのバトルになるだろうけど
前に居るのは僕に間違いないよ!」
ユメカ・スカーレット (西村塾)
「多くを語るつもりはないわ!開幕戦の仮を返す!
それだけよ!とにかく前に出て失ったポイント取り返すだけだわ」
オウガ・レイニー (チーム ヤマモトキッド)
「開幕戦で僕のキャリアに泥を塗ったライダーは居ないと聞いてる
今回は、FPから決勝まで僕の邪魔をするライダーは居ないはずさ
開幕2連勝を決めてポイントリーダーを確定させたいね!」
ダイジロウ (広島ポケットキッズ)
「開幕戦の屈辱は、今でも夢に出てくるんだ・・・。
まだキャリアをスタートしたばかりだけど
負ける事がこれほど苦しい物だとは知らなかったね
初となるレインコンディションだけど
それは全員同じはずだ 一矢報いる為にも
ハードプッシュしていくよ!」
イロハ・クリスティーン (Shild Racing)
「ラウンド2のコンディションは私にとって味方となりそうね
他のライバル達よりキャリアが少し長い分
このコンディションは経験してるからね!
私の激しいライディングに対して
マシンは非常に良い状態にあると言えるわ
FPで様子を探ってTTで一気にリードを広げるつもりよ!
週末ヒロインの実力を見せてやるわ!」
開幕戦からマシンの成熟を進めた各チーム
ナチュラウェザーを味方に付け最後に笑うのは誰だ!?
天候の流れでは濃霧もあり得る
明暗を分けるのは、チーム力か?ライダーの技量か?
決戦の時まで後16時間・・・。
記事 mini-motoGP.com番記者
予選
7番手からスタートで団子状態のまま1コーナーで意地と意地のぶつかり合い
8番手に落ちクラッシャー。ジョーさんとシルバーライダーさんが転倒!
七夕で6位に上がりました。
そのあとしょうま君とバトル勃発!
最終コーナーギリギリでしょうま君を抜き
5位に上がりそのままチェッカーでした。
決勝
5番手からスタート
皆綺麗にスタートし順位変わらず5位そのあとシルバーライダーさんから
3コーナーで抜かれ次はクラッシャー・ジョーさんに抜かれ7位に
それからずっと単独で走行
34.6!自己ベスト更新!
すると...ハイサイドになりかけバイクから落ちかけ
そして走行しているとまさかの1コーナーで音虹郎転倒!
それを抜いて6位に上がりそのままチェッカーで結果6位でした。
ハヤ・ブーは、予選くじ引きで2番手ホールショットで1位!
それもあっという間にぐんくんに抜かれ二位争い抜かれては抜き返しの繰り返し
これもつかの間二位走行中に3コーナーで転倒
ハヤ・ブーの予選はおしまい
決勝
最後尾からスタートなのですがまさかのエンジントラブルでハヤ・ブー
の決勝あっという間に終わりました。
という事です。
記事 : ハ・ルート
※
原文のままの掲載
チャレンジクラス
優勝 #6 オウガ・レイニー (チーム ヤマモトキッド)
「デビューレースを この位置で終えた事は、非常にハッピーだよ
少しスッキリしない部分もあるけど1位は1位だからね!
毎ラップ タイムを刻んで行けた事は、これからの励みになるよ
やっとスタートラインに立てたんだ!
ここから更にペースを上げて行きたいと思うね!」
2位 #71 ダイジロウ (広島ポケットキッズ)
「初戦は、本当に緊張の連続だったよ。
思った以上にラップに差があったんで苦しい展開ではあったけど
十分に追いつけるスピードだと感じたし
手応えも感じてるよ!
チームとしては上手く機能できたと思うよ!
次戦までには もう少しアベレージが上げれるはずさ!
僕は、ポジティブに捉えてるよ!」
3位 #16 イロハ・クリスティーン(Sheild R + 三井学級)
「全体的に少し焦り過ぎたわね。もう少し上手くやれたはずなのに
凄く残念な結果となってしまったわ。
でも、スピードレンジに大きな差はないはずだから
もう一度 全体を見直して またチャレンジしたいわ!
私なら出来ると信じてる!」
章典外 #17 三井学級校長 (三井学級)
「今日は、本当に言葉はないよ・・・。
全くラップを確認してなかったんだ。
KYは十分に自覚したよ。
でもこれも モーターレーシングの一部だと知って欲しいね
この悔しさをバネにして羽ばたいてくれると信じてるよ!」
74Daijiro ジュニア
優勝 #47 ハヤト・ロレンソ (RT.Waterfall)
「今日の1勝は 本当に価値があると思うよ!
マシンセットが上手くハマってくれたから
スタートでの遅れをストレートで全て取り返してくれたんだ
セットアップが決まった事はチームとしても大きな成果だよ!
この調子を維持していきたいね。」
2位 #46 コーシ・ロッシ (コーシ・ロッシファミリーRT)
「思い描いた開幕戦とは大きく異なるよ。
テストでは良い結果が出ていただけに この結果には
不満が残ってしまうね。
だが まだ1戦を消化しただけさ!
シーズン終了の事を考えるには時期尚早って事さ!
次のイベントまでにスピードを取り戻してみせるよ。」
3位 #7 タイガー (TEAM UMAKI)
「1日を通してストレスが溜まる展開だったよ。
前のマシンを交わす事が出来ると思ったんだけど
少し時間が足りなかったというしかないね。
僕もチームも もっと上手くやれるはずなんだ
パズルのピースをシッカリとハメれば
第2戦は、頂点に立てるはずさ!
その為の努力は惜しまないよ!」
4位 #9 リク・スピーズ (Shield R + 三井学級)
「突然のクラスアップで本当に驚いてるよ!
それだけ僕のスピードレンジが上がってるって事なんだけどね!
今のペースで行けば近い未来には必ず前を捉えられるはずだよ!
今日は、マシンの調子も今一つだったから
全ての条件が揃えば僕は、負けないよ!」
74Daijiroエキスパート
優勝 ハヤ・ブー (三井学級 + KRC)
「やっと今までの努力が報われたよ!
エキサイティングなレース展開だったね!
チームは本当に良い仕事をしてくれた 感謝しているよ!
このスピードがあればタイトル獲得も夢じゃないね
校長と同じカラーリングにもなるし
第2戦も勝ちに行くよ!」
2位 ユメカ・スカーレット (西村塾 + 三井学級)
「本当に悔しいわ!
一度は前に出たのに ストレートで交わされるなんて・・・
今日はマシンの差が露骨に出てしまったとしか言いようがないわね
僅かにツキが無かった。この一言に尽きるわ!
ラップタイムでは負けてないんだから
諦めずにプッシュして行くわ!
タイトルの話は、まだ早いかもしれないけど
絶対に渡さない!ハヤ・ブーへ宣戦布告よ!」
3位 メイカ・ジュリエット (西村塾 + 三井学級)
「ポジションが3位と言えば聞こえは良いけど
まだまだ足りない物が多過ぎるわ!
直近のライバル達の前ではチェッカーを受けれたけど
まだスピードが足りないのは確かね!
1戦毎にラップを上げていく事が今の目標よ!」
4位 #90 ランディー・ユーマ (Shield R + 三井学級)
「厳しい戦いになるとは予想してたけど これ程までとは思わなかったね
スタートで前に出れた時は イケル!と思ったんだけど
僕の弱い部分を彼女は知っていたね。
次のイベントでは、良い戦いが出来ると楽観視してるよ!
僕なら出来るとね!」
5位 #31 イッキ・ドゥーハン (Shield R + 三井学級)
「朝から全てが上手く回らなかったんだ・・・。
マシンの不調もあるけど それ以上に僕のメンタル部分が
1日を大きく変えてしまったね。
まだまだ僕は、学ぶ事が多いけど諦めはしないよ!
1戦、1戦を大切に戦う事!これが今の現実的な目標だね」
MiniGP
優勝 #63 ニシム・ラッケンジ (西村塾 塾長)
「前戦での勢いは維持できたね!
1日を通して本当に上手く噛み合ったよ!
僕自身のスピードも示す事が出来たし
ハッピーな1日だったと言えるよ!
タイトルの話は早過ぎるけど
このペースが維持できれば良いシーズンになると思うよ
それにしてもホームでの勝利は格別だね!」
2位 #97 シルバーライダー (チーム中村&MIST+BRC!)
「序盤で良いポジションに着けたから 展開を考えながら
レースを進めたんだけど 前を捉えられるスピードが少し
足りなかったね。
でもmini-motoGP CUPからの期間を考えれば
スピードは維持できたと思うよ!
このポジションで満足はしてないけど
悪くはないのは確かだね!」
3位 #61 タケ・ウッチーニ (PC Works)
「全くと言って良い程 テスト期間が取れなかったにしては
本当に良いポジションだったと言えるね!
マシンは快調に走ってくれたし
ルーティーンも上手く噛み合ってくれたよ!
上々の出来と言って良いんじゃないかな?
だからと言って このポジションが最高という訳じゃない
第2戦は、当然 頂点を狙って行くよ!」
DNF #65 オサム・シュワンツ (福川商会&絶頂&生名)
「とにかく1日のリズムが悪かったね。
本来のペースが全く掴めなかったし僕のスピードではなかったよ。
決勝がスタートしてからは、良い感じで進んだんだけど
1コーナーでのアクシデントで それも台無しになったよ
このままでは終われないね!必ずこのトラックに帰ってくるよ!」
Mini GP2
優勝 #13 ホノカ・マーガレット (西村塾 + 三井学級)
「デビュー戦を飾れて本当に良かったわ!
冬の間 懸命にプッシュしてきた結果が報われたわね。
まだまだ足りない物は多いけど このスタートの結果を大切にして
第2戦も戦っていくわ!」
2位 ドラゴン・エドワーズ (G.W.Racing)
「とにかくペースが掴めない1日だったよ
開幕に合わせてマシンを作ってきたんだけど
上手く機能してくれなかったね。
方向性は間違ってないはずだから
もう一度 パッケージを見直してみるよ!」
少し肌寒い開幕戦となったが
天候も1日を通し路面を濡らすことなく無事レースが終わった。
今から気温も上がり更に活発となってくるナチュラのシーズン
第2戦は、どんなドラマが待ち受けてるだろう?
確実に言えるの事は・・・
更に激しいバトルが展開されるという事だけだ!
デビューライダー達の今後にも期待したい!
記事 : mini-motoGP.com番記者
お知らせ!
毎年、mini-motoGP CUPに出店して頂いている
福原様が 山口市内に世界の工具を集めたショップをオープン!
「mini-motoGP.com見た!」
と言えば・・・何か お楽しみな事があると思われます!
世界の工具を見て触って 本物を実感して欲しい!
店内には、工具のみではなくグッズ類も充実!
ナチュラサーキットからなら時間は約20分!
サーキットの帰りにでも寄ってみて欲しい。
場所 : 山口市古熊3-2-11
電話 : 083-925-5077
Pro Tool Shop
Select セレクト
おまけの良い写真!
タイガーとパパ!パパさんの一生懸命が伝わってきますね。
ゆったりとした昼休みを終え いよいよ決勝ヒートが開始される。
昼休み時間は、無邪気な子供の顔だったKIDSライダー達だが
一度 レースとなれば その表情は一変する。
決勝ヒート 最初の戦いは、74Daijiroジュニアクラスからだ!
今回は、開幕戦という事もあり今シーズン参戦するライダーが
グリッド上に勢揃いした!
何年か前までは、台数が少なかった74Daijiroクラスだったが
今では、これほどまでの参戦ライダーが揃う程に成長!
74KIDSライダー達が更に増える事を願わずにはいられない。
決勝直前の和やかムードもここまで!
フォーメーションラップに向かうKIDSライダー達
スターティンググリッドに着き74Daijiroの排気音が
一際 唸りを上げる。
フラッグが天を指し 74Daijiroジュニアクラススタート!
飛び出したのはコーシ・ロッシ!
抜群のスタートを決めホールショットを奪う
PPスタートのハヤト・ロレンソは、3番手に沈んでしまい
苦しい展開かと思われたが
2ラップ目、3ラップ目のストレートで1台ずつパス!
ストレート中盤から伸びを魅せるハヤト・ロレンソのマシン
セットアップの差が大きく出る結果となった
ほぼ同じセットと思われるコーシ・ロッシとタイガーは
各コーナーで激しい攻防を繰り広げる
その後方では、急激なステップアップとなったリク・スピーズが
苦しい展開ながら自分に出来る精一杯の走りで
諦める事無くマシンを前に進めて行く。
激しい攻防を繰り広げるコーシ・ロッシとタイガーのバトルは
何ラップにも渡り繰り広げられ一瞬も気が抜けない展開
見守るパパ&ママも手に汗握る。
10ラップの決勝ヒート
開幕戦を制したのは、ハヤト・ロレンソ!
激化した2番手争いは、コーシ・ロッシが逃げ切った
僅かに及ばなかったタイガーだがポディウムの一角を勝ち取った
ステップアップとなったリク・スピーズは自己BESTを更新し
苦しいながらも実りある開幕戦となった。
続く決勝ヒートは、74Daijiro チャレンジクラス
このクラスは、デビューライダーを含むラップタイム
55秒までのライダーのクラスとなる。
その為 レース中に55秒を僅かでも切ってしまえば
章典外となってしまう。
このクラスに参戦した三井学級校長
レース前には・・・
「レースを盛り上げて上手く子供達に
トップチェッカーを受けてもらうよ!」
その言葉を聞き安心した番記者だった。
初レースのオウガ・レイニーとダイジロウ
(オウガ・レイニー)
(ダイジロウ)
見守る両親の心配はMAXだが
マシンに跨れば甘えは許されない・・・
初めて1人で戦う事となる2人のライダー
その小さなハートは、ドキドキが止まらないはずだ
紅一点のイロハ・クリスティーンは、僅かにキャリアがあり
リラックスした表情である。
スターティンググリッドに着きスタートの時を待つ・・・
日の丸が天を指すと同時にアクセルを煽り始める
この辺りは、エキスパートライダー達をシッカリと研究している
日の丸が振り下ろされ チャレンジクラススタート!
ロケットスタートを決めたのは、校長!
とは行かず・・・足がステップに上がらずバランスを崩し
クラッシュパットへ激突・・・良い滑り出しである
スタートを決めたのはオウガ・レイニー!
そのアウトからはイロハ・クリスティーン!
続いてダイジロウというオーダー
オープニングラップから一気にアドバンテージを広げるオウガ・レイニー
そのリードに心を乱されたか?イロハ・クリスティーン!
7コーナー立ち上がりで僅かにアクセル操作をミス
激しくテールを滑らせスリップダウ~~~ン!
再スタートを試みるもマシンの損傷が激しく一旦ピットにマシンを戻した
その混乱に乗じたのは校長!2番手にまでポジションを回復!
トップのオウガ・レイニーを追い駆ける展開
3番手を走るダイジロウは、ラップタイムの差はあるものの
一つ一つのコーナーを丁寧にクリアしながらも
徐々にペースを上げて行き非凡な才能を開花させていく
ピットロードに現れたのはイロハ・クリスティーン
マシン修復は無理との判断によりマシンをスイッチして戦列に復帰!
勝利の目は無いとはいえ全力で走る その姿はグッとくるものがある
大切な事は、案外 子供達が教えてくれるのかもしれない。
一方 トップを走るオウガ・レイニーはジワジワと校長にプッシュされ
苦しい展開となってくるも前だけを見つめマシンを走らせる
要所、要所で追いつきマシンを入れ込む校長だが
立ち上がりで離されてしまう
こういう展開であれば走るKIDSも楽しいはずだ
一進一退を繰り返すトップ争い レースはファイナルラップへ突入
2コーナー立ち上がりでアウトへ膨らんだオウガ・レイニー
その隙を見逃すはずのない校長は、マシンをインに入れ
トップに躍り出た・・・
4コーナーを立ち上がり最後のストレートで一気に差を詰め
5コーナーのインを狙うオウガ・レイニー!
だが!?
僅かに届かず・・・
そのままトップチェッカーを受けたのは・・・
まさに!
下種の極み!
KY丸出し!
三井学級校長 力一杯のガッツポーズ・・・。
章典外とは言え これは酷い。
ガックリと肩を落とすオウガ・レイニー
ほろ苦いデビュー戦となってしまった
実質 2位でチェッカーを受けたダイジロウ
最初のコメントにもある様に大切な第1歩を踏みしめた
序盤のアクシデントから復帰したイロハ・クリスティーンも
無事チェッカーを受け開幕戦を走り切った。
散々とKYだなんだと言っていたデブデブ・ストーナーだが
KYの極みは彼だったと言い切れる・・・。
非常に重い雰囲気になったピットの空気を変えたのは
74Daijiroエキスパートライダー達!
意地と意地のぶつかり合い!
74Daijiroの最高峰クラスだけに注目度は当然高い!
姉妹で引き継ぎたい74クィーンの座を狙うユメカ・スカーレット
その頂点の座を絶対に奪いたいハヤ・ブー!
何よりハヤ・ブーには、もう一つ絶対に勝たなければいけない
理由が存在する。
それは、昨年 校長と約束した
「優勝したら校長と同じカラーリングにしてやる」
この一言がハヤ・ブーの やる気スイッチに火を点けた!
一方 直近のライバル対決は、シラ・ガミーノシスターズの末っ子
メイカ・ジュリエットを倒す事
その為にシーズンオフの間 懸命にテストを重ねてきた
イッキ・ドゥーハン と ランディー・ユーマ。
タイムアタックでは先行されたものの
この2人の特徴はスロースタート
決勝では必ず好バトルを演じてくれるはずだ!
その74Daijiroエキスパートクラスのライダーがグリッドに着き
スタートの瞬間を待つ・・・
KIDSライダーとはいえ その眼光は大人のそれと変わらない
日の丸が上がり・・・74Daijiroエキスパート スタート!
最高のスタートを切ったのは!?
目の前にニンジンがぶら下ったハヤ・ブー!
PPスタートのユメカ・スカーレットは若干出遅れたか?
ホールショットを決めたハヤ・ブーに対しインフィールドで
早くもプッシュするユメカ・スカーレット!
その後方は、ランディー・ユーマがメイカ・ジュリエットを抑え込み
更にその後方では、イッキ・ドゥーハンが反撃体制を整える
一団は、2つのグループに分かれ2対3の形態!
先行するハヤ・ブー VS ユメカ・スカーレットは
マイラップ インフィールドで差を詰めマシンを滑り込ませるが
あと一歩 届かない もどかしい状況!
ストレート中盤から一気に伸びを魅せるハヤ・ブーのマシン
本日のセットは大当たり!
ヤ・スーシもご満悦の様だ!
ピットでは?
ハヤ・ブーに優勝して欲しくない校長はユメカ・スカーレットに対し
激しいゼスチャーで抜け!と猛アピール!
人間 金銭が絡むとあっけない程 汚くなるものである
後方のステップアップ組のバトルは、メイカ・ジュリエットが
ランディー・ユーマが閉じたドアを強引に開け
3番手にポジションを上げた。
先行された事により心が折れるかと思われたShield Racingの2人
昨年からの成長の賜物!
諦める事無くマシンを前へ!
少しでも差を詰める為 アクセルをワイドオーオープンさせ
必死に戦っていた。
この苦しい展開でも諦めない強さは 必ず未来へ繋がるはずだ。
一方 一進一退を繰り返す ハヤ・ブー VS ユメカ・スカーレット
ラスト2ラップの5コーナーで鮮やかにマシンをインへ入れ込んだ
ユメカ・スカーレットが遂にトップを奪取!
このままで決着か!?
いや!
最高のセットを出したマシンは、ストレートエンドで再び
ハヤ・ブーにトップを奪還させた!
ファイナルラップ!
ユメカ・スカーレットの最後の抵抗も敵わず
開幕戦は、ハヤ・ブーが勝ち取った!
狂喜乱舞のヤ・スーシファミリー!
その横で金の勘定を始める校長・・・
ピットへマシンを戻したハヤ・ブーの第一声は・・・
「校長!色塗って!」であった・・・。
開幕戦の勝利とNEWカラーへの塗装権を勝ち取ったハヤ・ブー
おめでとう!
と素直に言えない番記者が居る。
開幕戦もいよいよ大詰め!
ファイナルイベントを飾るのは
ミニGP、ミニGP2の決勝レース!
このクラスも 開幕戦という事もあり全体での写真撮影となった。
ここまで出番の少なかったケロケロ・フクダ!
2012年の年間チャンピオンを獲得した勢いを今年もそのままか?
はたまた、絶対王者のニシム・ラッケンジがタイトル奪還か!?
それともナインエリア、ワイドランドの刺客の2人が
開幕戦を掻き回すのか!?
デビューライダーのホノカ・マーガレットのポジションも気になる所!
ファイナルレース!
スターティンググリッドに着いたライダーは、闘志を剥き出しにする
最高のクラッチミートを狙い アクセルを激しく煽る・・・
開幕戦最後の日の丸が上がり
ミニGP、ミニGP2 決勝スタート!
飛び出すのは、やはり この男!
ナチュラ最軽量ライダー ケロケロ・フクダ!
ここまでは、いつも通りの展開!
2番手は?
王者奪還を狙うニシム・ラッケンジ!
3番手にナインエリアからの刺客シルバーライダー
4番手争いは、熾烈!
タケ・ウッチーニ、オサム・シュワンツ、シロ・マンシェルが
3ワイドで2コーナーへ向かう!
後方では、スタートを決めたフク・ナンチェが
直後の混乱でドラゴン・エドワーズと接触し
抜群のスタートが帳消しになってしまった
その横をすり抜けたのは、ホノカ・マーガレット!
これにより大きくポジションを上げる。
一方 トップ集団は2ラップ目に突入
1コーナーへ向かう一団!
スリップから抜け出したニシム・ラッケンジ!
得意のレイトブレーキングで前に出るも
クロスラインで交わすケロケロ・フクダ!
後方に着けていたワイドランドの刺客オサム・シュワンツは
1コーナーでコースアウト!
これによりトップグループは、5台のバトルから4台へ!
コース復帰したオサム・シュワンツは、最後尾までポジションダウン
非常に苦しい展開となってしまう。
レースが大きく動いたのは その直後の4コーナー侵入
トップを走るケロケロ・フクダの苦手とする4コーナー侵入
昨年の苦い経験を生かしインを締めるブロックラインだが
まだ甘かった!
僅かなドアの隙間を狙い澄ました様にニシム・ラッケンジが
マシンを滑り込ませる!
それに続く様にシルバーライダー、タケ・ウッチーニも
一気にパスしていく!
これによりケロケロ・フクダは4番手にポジションダウン!
セカンドグループでは、カルロス・サカイーラVSシロ・マンシェル
のガチンコバトル!
お互いに実力が拮抗しているだけにファイナルラップまで
決着が着くのか!?
スタート直後の接触により大きくポジションを落としたフク・ナンチェは
後方でのバトルから抜け出せないでいた
そのバトルにはドラゴン・エドワーズ、ホノカ・マーガレット
そして2ラップ目にコースアウトしたオサム・シュワンツが加わる
珍しい顔ぶれとなっている
本来のスピードが出てこないオサム・シュワンツ
コースアウトの時点でマシンに損傷を抱えたか?
ポジションを入れ替えながらラップを消化
大健闘は、ホノカ・マーガレット!
デビューレースとは思えない程の冷静なレース展開
今後の成長が非常に楽しみである。
レースも終盤 一通り落ち着いたポジションとなり
このままチェッカーであろう そう思ったのも束の間!
2番手争いのシルバーライダーとタケ・ウッチーニが急接近!
残りのラップで最高のショーを演じる事となる
テールトゥーノーズかと思えばサイドByサイドの意地の張り合い
一歩も引かないレース展開に観客は静まり返る
2番手を勝ち取るのはどっちだ?
ジワジワと中断グループまで追い上げてきたオサム・シュワンツ!
激戦区ワイドランドの底力というべきか?
しかし 今日はリズムが悪かった・・・
6コーナー侵入で痛恨の転倒!
すぐさまマシンを起こし再スタートを試みるも
マシンがダートにハマり再び転倒・・・
戦列に復帰は無理との判断!
オサム・シュワンツ 残念!
ここでリタイヤとなった・・・。
ファイナルラップ!
前戦タマダカップの勢いは健在
ニシム・ラッケンジが2秒強のリードを保ったまま
開幕戦をトップチェッカー!
激しい2番手争いは!?
シルバーライダーが接戦を制した
最終戦チャンプ タケ・ウッチーニは追撃及ばずも
堅実にポディウムを獲得となった。
ミニGP2は、デビュー戦のホノカ・マーガレットが制した
同クラス ドラゴン・エドワーズは、1日を通し
マシンの不調を抱えたまま不完全燃焼の開幕戦となった。
時折 小雨が舞った決勝レース
チェッカーと同時に雨脚が強まった。
天気の神様も開幕戦に水を差す程ヤボではなかったようだ。
Next 表彰式
記事 mini-motoGP.com番記者
3月31日 ナチュラ・インターナショナルサーキット
天候 : 曇りのち晴れのち曇り
気温 : ちょいと寒い
路面 : ドライ
観客 : 40395人
待ちに待ったナチュラシリーズが遂に開幕!
この日の為にハードなテストを繰り返したライダー達が
一堂に集結!
早朝にも関わらずライダー 観客のテンションも高い!
2013年はNEWライダー2人が参戦!
新たなメンバーを加え更に盛り上がることは間違いない。
AM 10:00
FP1スタート
路面温度が低い為 各ライダー共 慎重にタイヤを温める
昨年までのナチュラシリーズとは変わり
予選ヒートなしの一発勝負!
フリープラクティス → 予選タイムアタック → 決勝
この流れによりワールド格式と同様の
レースイベントとなるわけだ
当然FP(フリー走行)は今まで以上に
重要なセッションとなる
74Daijiroに関しては昨年の2クラスから
3クラスに増設され
ビキナーライダーにとっても間口が広がる事となる。
では、2人のNewライダーを紹介しよう
オウガ・レイニー
「初のレースで本当にドキドキしているよ!
1日を通して上手くやれる様にチームと懸命に働くよ!
マシンの事もライディングも分からない事は多いけど
全力で戦うと誓うよ!」
ダイジロウ
「僕の名前と同じマシンで戦うんだ!
これは、運命というより
僕に与えられた使命だと思うよ!
チームも僕も新人だ!
とにかく無事にピットへ戻ってくる事が最初の1歩だね」
新人ライダーらしくコメントも初々しい!
家族一丸となって思い切り楽しんで欲しいと思います。
さぁコースでは、シーズンオフのうっ憤を晴らすかの様に
各所で決勝さながらの激しいセッションが展開される
ライダーとしての本能か?
自分と同等、それ以上のライダーを見つけると
すぐさまバトルが開始される
見守るスタッフは気が気ではないだろう
74Daijiroクラスでは、
ユメカ・スカーレットとハヤ・ブーが早くも削りあう!
ミニGPクラスでは、ニシム・ラッケンジを
マークするライダーがチャージを掛けるが
それを嫌った絶対王者は早々にピットへマシンを入れた
ミニGPクラスへステップアップした
元74Daijiro女王 ホノカ・マーガレットは
土曜日セッションで自己BESTを更新した事により
大きな自信を持ちこのFPでも思い切りよくマシンを走らせ
他のチームからも注目を浴びる事となる
AM 11:00
15分のTT(タイムアタック)の開始!
予選ヒートが無くなった今シーズン
この順位が決勝のポジションへ直結する
先ずは、74Daijiroジュニアクラスから
このクラスは、ラップタイム55秒を
切ったライダーが参戦
一つ下のチャレンジクラスに参戦予定だった
リク・スピーズは土曜日セッションで55秒を
切ってしまい強制的にジュニアクラスへの参戦となった。
早々に好タイムをマークしたのはコーシ・ロッシ!
そのタイムを確認しペースを上げる3人のライダー
10ラップ目にタイガー、ハヤト・ロレンソがタイムを更新
そのタイムに追いつきたいリク・スピーズは
昨日のタイムを更新するも僅かに及ばなかった・・・。
ジュニアクラス TT結果
P1 ハヤト・ロレンソ
P2 タイガー
P3 コーシ・ロッシ
P4 リク・スピーズ
続いて 2013年から新設されたチャレンジクラス!
デビューライダー2人
少しキャリアがある女性ライダー1人
そして・・・
あの人が急遽参戦
あの人とは?
パドックがざわつく・・・。
三井学級校長
「今日は、デブデブ・ストーナーではなく
校長としての参戦だ!盛り上げ役に徹するつもりだよ!
KIDS達と走れるなんて滅多にないからね」
盛り上げる事だけなら良いであろう
KIDSライダー達も校長が走る事に少しだけ喜んでいた
チャレンジクラス15分のTT開始
初のTTセッションとなるダイジロウ&オウガ・レイニー
緊張で硬い走りになるのかと思われたが
それは大人達の杞憂に終わる
それどころか思い切りよくアクセルを開け
ノビノビと走る姿がトラックにはあった。
FPの5コーナーでスリップダウンを喫した
イロハ・クリスティーンはその影響もなく
アクセルワイドオープン!快調にマシンを走らせる
一際 本気モードでアタックに挑む校長
コメントの話とは随分と違うのだが。。。
頑張る校長を応援する事無く
温かい日差しを楽しむ生徒達・・・
その校長!
Newライダー オウガ・レイニーの後方にピタリと着け
ハードプッシュ開始!
そのプレッシャーに耐えきれなかったか!?
オウガ・レイニーは、ハイサイドを喫する!
その転倒を余所にトップタイムをマークしたのは・・・
校長。。。。。。
誰よりもノビノビと走る校長
タイムは、53秒886と完全にKYなタイムを叩き出した
その次のラップに お約束のガス欠となりセッション終了
トップタイムを確認したNEWジェネレーション達は?
心が折れるかと思われたが
なんのなんの!
その小さなハートに火が付いた!
ダウジロ、オウガ・レイニー、
イロハ・クリスティーン!
必死に未知のスピード領域へと飛び込んでいく・・・
チャレンジクラスTTの結果
P1 校長
P2 オウガ・レイニー
P3 イロハ・クリスティーン
P4 ダイジロウ
という結果となった。
何とも釈然としない番記者は、校長へコメントを求めた
校長
「分かってないなぁ こうやってタイムを出しておけば
KIDS達は更に力を発揮してくれると思っての行動なんだ
きっと僕の思いは伝わるはすだよ
でも久々のPPは気持ちが良いね!」
もっともらしい発言をする三井学級校長
そして腹黒さがチラリと見え隠れする最低な校長
本当にそうならば良いのだが 一抹の不安を感じてしまう。
続いて74Daijiroエキスパートクラス
こちらは強豪揃いのメンバー
新女王の座を引き継ぎたいホノカ・マーガレットの妹
ユメカ・スカーレット!
しか~~~~~し!
いつまでも女の子に好きにはさせない!
その決意を固めた男の子達!
どこからともなく声が響いた・・・
「まてぇぃ!
カワイ子ちゃんばかりの好きにはさせないぞ!」
7コーナー上の丘から現れたのは!!!!???
↓クリック↓
「とぅ!」
「小鉄馬戦隊 モトレンジャー!」
プロデュース : デブデブ・ストーナー
作成 : Kacasi
ヒーロー登場のお約束の決めポーズもバッチリ!
若干色カブりもありシュールな画ではあるが・・・。
mini-motoGP.com新ユニットが誕生した瞬間だ!
小鉄馬戦隊!モトレンジャー!
いつまでも女の子に負ける訳には行かない!
リーダーをハヤ・ブーに据え 結束を誓う4人の男の子
それを冷めた目で見ていた
女王ホノカ・マーガレットが・・・
「先にやられたのは気にいらないけど・・・
みんな行くわよっ!」
サーキットにメロディーが流れ始めた!
↓クリック↓
「二輪車ヒロイン!
みにもとクローバーーーーーーーーZ」
プロデュース : デブデブ・ストーナー
作成 : Kacasi
圧倒的 華やかさ!
一瞬にして存在感が薄くなったモトレンジャー!
mini-motoGP.comに二つのユニット
勢いでいけば確実に みにもとクローバーZだが・・・
ここは、長州男子の意地!
走りで挽回するしかない!
リーダー ハヤレッドが「よし!いくぞ!」
前フリが長くなったが TT開始!
真っ先にコースインしたのはハヤ・ブー!
その後を追う様にユメカ・スカーレットがコースイン!
決勝の前哨戦と思わせる程の激しいセッションが開始され
コースサイドの観客も歓声を上げる
その後方では?
こちらも74クィーンのメイカ・ジュリエット
こちらをマークするのは、
イッキ・ドゥーハン、ランディー・ユーマ
シッカリとモトレンジャーとして仕事を分担!
その激しいセッションを余所に
ナチュラのアイドル サンちゃんは、ペットボトルと
格闘中!
ママにフタをキツく締められた為 手で回すも・・・ダメ
歯で思い切り回し・・・
眺めて・・・
再度チャレンジ!
開いた!
工夫する事を覚えた瞬間だ!
それよりも!
TTの結果はどうなった?
若干不利のモトレンジャーか!?
一気にファンが増えそうな みにもとクローバーZか!?
P1 ユメカ・スカーレット!
残念!TTは、みにもとクローバーZに軍配が上がった!
遅れること0.185
P2 ハヤ・ブー
こちらも残念!
P3 メイカ・ジュリエットに軍配
P4 ランディー・ユーマ
P5 イッキ・ドゥーハンとなった。
情報によれば イッキ・ドゥーハンのマシンに
異常がみつかったとの事
ナチュラの74ママとの異名を取る
ブラックジャック・サトミ!
ブラックジャック・サトミ
「私は排気音を聞いただけで
不調が判るの様になったの!
ただ残念な事に出来る事はエンジンを掛ける事と
喝を入れる事だけなのよね」
さぁ不調のマシンでイッキ・ドゥーハンはどう戦う?
決勝に期待したい!
午前中最後のセッションは、ミニGPクラス!
今回は、ミニGP2クラスとの混走となる為
ミニデビューのホノカ・マーガレットにとっては
かなりキツイ戦いが予想される
昨年デビューした
ドラゴン・エドワーズにとっても同じである
強敵揃いのミニGPクラス
開始早々に強烈なタイムを叩き出したのは!
前戦のタマダカップでWウィンを決めた
ニシム・ラッケンジ!
2ラップ目に39秒215を叩き出し周囲を驚かせた
このタイムを確認しセッション終了
電光石火のタイムアタック!王者奪還に向け好スタート
ワイドランドの刺客 オサム・シュワンツは、苦戦
思う様にマシンが走らない感じである
全国各地を転戦する非凡な才能を持つ彼
どこまでタイムを伸ばしてくるのか?
このTTで目を見張ったのは、ホノカ・マーガレット!
土曜日セッションで自己BESTを更新し
マシンへの理解を深めたか?
タイムは、見劣りするものの その走りは
一つ上のクラスと遜色無いと言って良いだろう
ドラゴン・エドワーズは、テストの好調を
維持できないのかマシンセットの失敗か?
自己BESTよりも大きくドロップさせ
スタッフ陣を悩ませる。
ナインエリアから単独参戦のシルバーライダー
順調にタイムを更新するも4コーナーで転倒を喫した。
気になるミニGP・ミニGP2クラスの結果は!?
P1 ニシム・ラッケンジ
P2 ケロケ~ロ・フクダ
P3 シルバーライダー
P4 タケ・ウッチーニ
P5 シロ・マンシェル
P6 オサム・シュワンツ
P7 カルロス・サカイーラ
P8 フク・ナンチェ
P9 (クラスP1)ホノカ・マーガレット
P10 (クラスP2)ドラゴン・エドワーズ となった
このクラス 順位こそ付くものの接戦である事は確実
今回の注目ライダーは、やはり絶対王者の復活
最終戦でポディウムを獲得した、
タケ・ウッチーニ、カルロス・サカイーラ
シロ・マンシェルも目が離せないぞ!
決勝開始は、PM 1:00
只今より ナチュラ特有の ユル~~~イ昼休み!
本日は、mini-motoGP.comへ貸与された
CBR250バトルファクトリーコンプリートも展示された!
Next 決勝スタート
桜咲き誇るマウンテンマウス!
ナチュラサーキット特有の長いシーズンオフを終え
いよいよ2013年シーズンがスタート!
オフの間 精力的にテストを重ねたチーム
マシン開発に挑んだチーム
ゆっくりと酒を呑んだくれたライダー・・・。
様々なライダーが入り乱れる開幕戦!
晴れの開幕戦となる予定だが
ウェザーニュースによると降水確率は・・・
金曜日予報50パーセントから
土曜日予報20パーセントへと回復!
満開の笑顔溢れる1日となりそうだ!
それでは、2013年 開幕戦のライダーコメントを紹介しよう
今回は、趣向を変え今シーズン トラックで大暴れしそうな
ライダーのコメントを紹介
最終戦で、ナチュラシリーズ初優勝を飾った
タケ・ウッチーニ (PC Works)
「もうシーズン開幕なんて信じられないよ!
最終戦でポディウムのトップに立ったのが先週の様に
思えるくらいだ。
ナチュラシリーズで最も魅力的な事の一つは、冬毎に
リセットされる事だね。
あらゆる側面を見てきた僕だけど運が良い時も悪い時も
常に背中合わせだという事だ
最終戦の再現が出来る様に力強いシーズンにしていきたいね!」
最終戦でポディウムの一角を勝ち取った
カルロス・サカイーラ (Team AYRS)
「マウンテンマウスを離れて少し時が経つけど
僕は、このトラックが本当に好きなんだ!
ハッピーヒルにも良いトラックは沢山 存在するけど
ここに来ると特別な感情に襲われるね!
開幕戦は、誰もが不安を抱え挑むイベントだけど
僕も例外ではないよ
だけど 一つだけ言える事は、やっとレースが出来る事が
何よりもハッピーな気持ちだね!
最終戦の様なレースが望みだけど こればかりは
誰にも分からない事だ」
前戦のナチュラシリーズでのリベンジに燃える
オサム・シュワンツ (福川商会)
「またこのトラックに戻れて本当にハッピーさ!
前戦のリベンジを果たす為に開幕戦を選んだんだ!
僕達のパッケージは勝てるだけの物を持ち合わせてるはずなんだ
前戦よりも改善させてきてるし良い感じで戦闘力もUPしてる
後は、パズルのピースを丁寧に合わせて行くだけの作業だね!
天候が味方してくれるかどうかは分からないが
僕達の持てる全てを出し切るだけだね!
週末が楽しみだよ!」
74Daijiroクィーンが遂にミニに参戦!
ホノカ・マーガレット
「本当にドキドキしているわ!
今までのオフとは違い全てが初の経験ばかりだったわ!
ナチュラでミニデビューシーズンをスタートさせるのが
待ち切れないわね!
テストでの数週間はアッという間だったけど
マシンの乗り込む度に快適に感じていったし
様々な事を取り組んで多くの時間を費やす事ができたの!
沢山のライダーからのフィードバックも役に立ってる
この経験を少しでもレースで発揮できる様に全力を尽くすわ!」
マシンスイッチによりテストの結果も上々!
コーシ・ロッシ (コーシ・ロッシファミリー)
「僕達は、マシンをスイッチしてからの時間は
パフォーマンスを更に上げる為に懸命に働いてきたんだ
直近のテストでは十分に良いデータを取れたし
チームも対応が速くなってきたと言えるね!
今シーズンは、開幕戦からBESTと言える状態で戦えるんだ
完璧なシーズンを過ごしたいね!」
74Daijiroの勢力図を変える事ができるか?
ハヤ・ブー(三井学級)
「僕達は、ファクトリーで良い冬を過ごしてきたよ!
それは、この開幕戦 いや2013シーズンで頂点に立つ為の
準備をする為にね!
昨年と比較してマシンは力強い感じがしている
僕自身もマイレージを稼いできたから
シスターズ達の時代を終わらせる時が近づいてきてると思うよ
週末 フラッグが下りてライバル達に対してどの様な
パフォーマンスを発揮するのか待ち切れないね!
カラーリングも一新したからモチベーションは上がりっぱなしさ!」
74Daijiroの次世代クィーン!
ユメカ・スカーレット (西村塾)
「この冬も かなりのマイレージを稼ぐ事が出来たわ!
今まで心配だった信頼性も解決してると言っていいわね
何事も100%大丈夫という事はないけど
不安要素は、ほぼ解消されている!
あとは、私がどこまでパフォーマンスを発揮できるかに
掛かっているといった感じね!
直近のライバルのスピードが気になる所だけど
それは、シグナルがブルーになればイヤでも分かるから
その時に慌てない準備をするだけね!」
初のフルシーズン参戦!
イロハ・クリスティーン (Shild
Racing + 三井学級)
「ここ数日は、開幕戦の事で頭が一杯だったわ!
ホームコースで74Daijiroのキャリアをスタートさせ
いよいよフル参戦するんだからね!
チームは素晴らしくポジティブな雰囲気があるし
昨年 作り上げた実績も良い感じに作用してるの
先ずは、FP1を上手く走らせてライバルの様子を確認して
そこからプログラムを組み立てていくわ!
2013年は私から目が離せないはずよ!」
ナチュラGP開幕戦
今年も熱いドラマが待ち受けてるはずだ!
見る物を魅了する最高のバトルを期待したい。
記事 : mini-motoGP.com番記者
写真 : 今朝 近くの公園で撮影
ニシム・ラッケンジ (mini-motoGP.com西村塾 塾長)
「今回 初となるタマダカップだったけど
本当に楽しく気持ちの良い環境で走らせてもらったよ!
HOTなエリアだけに全体のムードも最高だね!
熱いファンに熱いライダー達
ナチュラシリーズにも負けないと思うよ!
レースに関してはチサト・パトリシアの速さに磨きが掛かった
印象を強く持ったね
彼女は これから更に飛躍するはずさ!
ペアを組めた事も嬉しい出来事の一つだね
また機会があれば 彼女と走りたいと思うよ。」
チサト・パトリシア (Nachiri
Racing)
「この遠征は私自身にとって重要な位置付けだったわ
初のコースを短時間で攻略するというハードな作業を
ミスする事無く遂行する事へのね!
ニシム・ラッケンジから学ぶべき物も多かったわ!
ただ。。。
耐久で1時間半を走れと言われた時は少しツラかったわね。
でも これも良い思い出よ!
スプリントのファイナルラップはイケた!と思った瞬間に
直ぐに刺されてしまったのは悔やまれるわね
これがキャリアの差という事も思い知らされたわ
この経験を生かして今シーズンのレースを戦っていく!
最後にチームスタッフに感謝しているわ!」
Naciri Racing 総監督
「本当に忙しいレースウィークでした!
慣れない環境の中スタッフ全員が一致団結して
2台のマシンを送り出す作業はハードの一言ですが
非常に実りある1日だったと言えます
チサト・パトリシアは、良い仕事をしてくれたと思います
あのファイナルラップは、確かに惜しい場面でしたが
レースを組み立てるという重要なファクターを
見逃していましたね。
これもキャリアの一つです
今後に向けての課題も見つかったので
一つ一つをクリアしていきたいと思います。」
これからの課題が見つかったチサト・パトリシア
一戦毎にレベルが上がっていくはずだ
チームと共に更なる高みに上って欲しい願う
全員の笑顔が示している様に
実りある最高の1日であったのは言うまでもない。。。
記事 : mini-motoGP.com番記者
Next 次回は、ナチュラ開幕直前 ライダーコメント
3月24日 タマダ・ナショナルサーキット
天候 : 曇りのち晴れ
気温 : ボチボチ
路面 : ドライ
観客 : 19275人
土曜日セッション
衝撃的な参戦発表から数日が経つ23日 土曜日
タマダサーキットのピットに1台の紫色のマシンがあった。
西村塾ワークスは、ここタマダ・ナショナルサーキットへマシンを
適応させるべくセット&トライを繰り返し
フレッシュタイヤを何セットも投入するも
この日のBESTタイムは42秒662でセッションを終了し
明日へ課題を残しながら この日を終えた
ニシム・ラッケンジ
「なかなか良い所が見付からなくて厳しい状況だ
チームは今夜、徹夜でマシンを仕上げると約束してくれたから
明日には状況が好転すると信じてるよ」
明けて翌24日
二輪界のアイドル チサト・パトリシアが合流
FP1へ向けチームスタッフが準備へ取り掛かる
チサト・パトリシアの回りにはファンが集まりサインを求めるのだが
既に戦闘モードへと気持ちのスイッチを切り替えた彼女は
マネージャーと共にピットへと消えていった。
FP1
スタッフによる徹夜の作業が報われた
ニシム・ラッケンジのマシンは昨日よりも明らかにスピードが上がり
コンディションは良さそうである。
一方 初のタマダとなるチサト・パトリシアは、コースを学習する為
一つ一つのコーナーを丁寧に走り込み スタッフと共に
マシンをセットして行く
途中 ニシム・ラッケンジからのデータをフィードバックさせ
マシンセットの時間を大幅に短縮させる事に成功
FP1の少ない時間を有効に使う事となった。
FP1終了後 ニシム・ラッケンジのピットが騒がしくなる
「僅かだがパワーが逃げているクラッチを交換してくれ!」
この言葉に反応したスタッフ
すぐさま作業に取り掛かった。
FP2を捨てても良いとの判断 これが吉と出るか凶と出るか・・・。
激戦地ワイドランドへ挑戦状を叩き付けたチサト・パトリシア
FP2では更にタイムを更新させ 続くFP3では
ニシム・ラッケンジと遜色ないタイムを連発
TTへ向け十分な手応えを掴んだ様だ。
TT (タイムアタック)開始
少しでもマイレージを稼ぎたい
ニシム・ラッケンジ、チサト・パトリシアは
ゲートオープンと共にコースイン
強豪ライダーが揃うタマダカップではクリアラップが中々取れない
僅かな隙を伺う2台のマシン
先にクリアラップを見付けたのはチサト・パトリシア
7ラップ目に41秒094をマーク 暫定2位
その次のラップにはニシム・ラッケンジもアタックに突入!
マシンの仕上がりはどうだ!?
最終コーナーを抜け40秒746を叩き出し暫定PP
他のライダーはどうだ?
スプリント タイムアタックの結果は?
ニシム・ラッケンジがPPを獲得
チサト・パトリシアが3番手とフロントランナーの一角を獲得
チサト・パトリシア
「FP1からTTまでチームは本当に良い仕事をしてくれたわ
ニシム・ラッケンジまではタイムデファレンスはあるけど
追い付けない程ではないと思う
決勝はスタートを決めてトップに出たいわね!」
初参戦のタマダカップで勝利を勝ち取る事ができるか!?
続いて2時間耐久のTTが開始された
予選を担当するのはニシム・ラッケンジ!
今回 チサト・パトリシアとペアを組むにあたって
本日は散髪をし小綺麗にしてきたニシム・ラッケンジ
このタマダカップ耐久は1次予選 2次予選とあり
1次予選上位はSS(スペシャルステージ)が用意される。
1次予選で1番時計を叩き出したニシム・ラッケンジは
続く2次予選 スペシャルステージでも1番時計を叩き出し
2時間耐久でもPPを獲得する。
ここで少しタマダカップを紹介しよう
ナチュラシリーズと日程が重なるレースが多いのが非常に残念なのだが
是非参戦して頂きたい最大の理由がある
このタマダカップもライダー主催によるイベントである事
(インタビューもある!)
そして!!!
これは、ナチュラシリーズにもmini-motoGP CUPにも無い
最大の魅力!
それは・・・
綺麗なレースクィーンの存在である!
PPを獲得すればスタートまでの数分間2ショットを堪能でき
優勝すれば・・・ムフフな事が!?
あるかないかは、参戦して確かめて頂きたい!
それでは、スプリント決勝です。
同ピットとなるニシム・ラッケンジ、チサト・パトリシア
お互いの健闘を祈りコースへと向かう・・・。
この2人に対しワイドランドの猛者達が黙ってるはずもない
セカンドポジションを獲得したmini-motoGP.comでもお馴染みの
Team絶頂メンバーが それを阻止するべく虎視眈眈と隙を狙う。
勝つのはだれだ!?
グリッドに着きスタートの時を待つ・・・
タマダカップ開幕戦・・・
今 スタート!
飛び出したのは!?
ニシム・ラッケンジ!
そこへ襲い掛かるのは抜群のスタートを決めた
3番手スタートのチサト・パトリシア!
ホールショットを奪うのは?
届くか?チサト・パトリシア!
アウトからマシンを被せて行く!
だが僅かに届かない・・・
オープニングラップを制したのはニシム・ラッケンジ
少し離れてチサト・パトリシア
その後ろにTeam絶頂 ISOMURA
この3台が抜け出しバトルを開始
2番手を走行のチサト・パトリシアに対し
4秒のアドバンテージを広げるニシム・ラッケンジ
絶対王者の貫録を魅せ付ける その走りにチサト・パトリシアは
少しウットリ・・・・
するはずも無く 更にマシンをハードプッシュさせる
レースも中盤に差し掛かる7ラップ目
チサト・パトリシア陣営からサインが出された
P UP↑(ペースアップ)
このサインと共に排気音が一際大きくなる
それと同時にニシム・ラッケンジの背後にジワジワと迫る
8ラップ目 4秒近くあったアドバンテージが一気に消え
テールto ノーズのバトルへと展開
NSFのエンジンパワーはストレート中盤から伸びをみせ
1コーナーでニシム・ラッケンジへチャージ開始
インに僅かにノーズを入れるも ここは経験値の差
そう易々とは前に行かせない
3コーナー、4コーナーとハードプッシュ
パスする為の種を蒔くチサト・パトリシア
どこで仕掛ける?
レースはファイナルラップへ突入
猛チャージのチサト・パトリシア!
それを許さないニシム・ラッケンジ!
このままのポジションで決着か!?
残すコーナーは あと2つ
7コーナーを立ち上がったその時であった
ニシム・ラッケンジのマシンが僅かにアウトへ膨らんだ
これを見越していたか?
変則的なラインでマシンをイン側へ入れ込むチサト・パトリシア!
アクセルワイドオープン!
カウルが激しくぶつかり合う!
前に出るのは・・・チサト・パトリシア!
遂にトップを奪取!
最終コーナーへ向かう2台のマシン
これで決着がついたか?
いや!
まだ終わらない!
ラインをクロスさせニシム・ラッケンジがインにマシンを入れ
再びトップを奪い返す!
更にそのラインをクロスさせチサト・パトリシアが
コントロールラインへ向けアクセルワイドオープン!
後はマシンパワー勝負だ!
散髪したニシム・ラッケンジか?
可愛いチサト・パトリシアか?
伏せる!
空気抵抗を少しでも減らす為 目一杯 伏せる!
しかし顔が若干長いニシム・ラッケンジは伏せきれない!
トップは!?
ニシム・ラッケンジ!
ニシム・ラッケンジがトップチェッカー!
チサト・パトリシア僅かに届かず。。。
その差 0.085秒!
大人げなくガッツポーズする散髪したてのニシム・ラッケンジ!
項垂れるチサト・パトリシア。
僅か1本のレコードラインが明暗を分けた結果となった・・・。
ニシム・ラッケンジ
「ファイナルラップの僅かなミスを彼女は見逃さなかったね
立派に成長したと思うよ!
今日は僕に僅かな運があっただけだから
次にバトルになった時は どうなるか分からないね。
シーズンの滑り出しは上々となったから
この勢いでナチュラシリーズも決めて行きたいね!
先ずは、次の耐久でもポディウムを狙うよ!」
チサト・パトリシア
「ファイナルラップで上手く仕掛ける事が出来たと思ったけど
トップに立った瞬間が悪かったわね
勝ちを焦るあまりにアクセルを開けるタイミングが僅かに早くなり
ラインを膨らませてしまったの
それが0.085秒の差ね。
でも良い勉強になったわ!
また散髪したての彼にリベンジ出来る様 プッシュするわよ!」
ラスト5ラップは見る者にとっては最高のショ―となったのは
言うまでも無いであろう。
女性初のタマダウィナーも期待したのだが
一枚上手のニシム・ラッケンジに阻まれた
この借りはドコで返すのか?
チサト・パトリシアファンは期待して待ちたいと思う。
その好バトルを演じた2人が次に挑むのは
2時間耐久レース
昨日の敵は今日の友 とはよく言ったものだ
ニシム・ラッケンジのキャリア初となる女性ペア
それも売り出し中のチサト・パトリシアとなれば
テンションは上がりっぱなしだ!
散髪したくなるのも分からなくはない。
当然 チサト・パトリシアの分も頑張る!
のかと思えば?
ニシム・ラッケンジ
「ちさっちゃぁん!スタートライダーお願いね!
ライダー交代は、1時間半後ね!」
チサト・パトリシア
「・・・・は・・・はい・・・」
はい と言うしかない見えない圧力
魚肉ソーセージを食べながらチサト・パトリシアは思った・・・
「2時間の耐久レースで1時間半を私が走るの・・・?」
番記者も酷いと思った。。。
そうこうしている内に2時間耐久のスタート時刻
レースクィーンがサーキットに華を添える
ナチュラシリーズにもあれば良いのにと番記者は思った。
スタート30秒前
マシンの反対側へ向かうチサト・パトリシア
西村塾スペシャルをどう乗りこなすか見ものだ!
日の丸が振り下ろされ2時間耐久スタート!
一斉にマシンへ掛け寄るライダー達
PPスタートのチサト・パトリシアも走る!
マシンに跨りエンジンスタート!
エンジンスタート!
エンジンスタート?
エ・ン・ジ・ン・スタート?
他のマシンが通り過ぎる!
焦るチサト・パトリシア!
頑張れチサト・パトリシア!
次の瞬間!
パァン!
ようやくエンジンスタート!
ポジションを大きく落としてしまいオープニングラップは9番手
マシンにもまだ適応できてない感じだが
ラップを重ねる度にペースも上がり始め
それと同時にポジションも上がって行く
この辺りの対応力は流石の一言!
短いキャリアながらもシッカリと沢山の事を吸収してきた
結果であろう。
学生の本分である勉強も どこかの学級の生徒と違い
上から数えた方が早いという事だ。
見習って欲しいね。
さて?
その勉強も優秀なチサト・パトリシア
30分を経過した頃には2番手にまでポジションを上げて来た
残り1時間・・・
まだまだ先が長いなぁ
可哀想だなぁ
そのファンやスタッフの心配を他所に必死で走るチサト・パトリシア
しかし!
50分を過ぎた辺りで首を振りだした
もう限界!の合図である
そのタイミングでトップを走るマシンがピットイン
チサト・パトリシアがトップに立った!
もう少し頑張れ!
ピットウォールでスタッフが合図を送るが
チサト・パトリシアはイヤイヤイヤ!
じゃぁ ここはピットクルーの腕の見せ所
素早い燃料チャージで送り出すしかない
ピットインのサインが出され
次のラップでチサト・パトリシアがピットイン!
燃料をブチ込んでピットアウト!
ポジションは?
トップをキープ!
後はニシム・ラッケンジに任せよう!
チサト・パトリシアは大丈夫か?
チ~~~~~~~ン!
完全にグロッキーであった
お疲れ様!
残りを任されたニシム・ラッケンジ!
2番手を走るマシンと同ラップ
ココから残り1時間チョイ
2番手のマシンと延々バトルをする事となる
一瞬でも気を抜けばポジションを奪われてしまう
だが そこは絶対王者
淡々と同じペースで1時間チョイを走り切り
ニシム・ラッケンジ & チサト・パトリシア
トップチェッカー!
Wウィン達成となった!
初のタマダカップ参戦となった2人のライダー
結果はご覧の通り満足のいく内容ではないだろうか?
ニシム・ラッケンジは、今シーズンの弾みになり
チサト・パトリシアは、今後に繋がる
セットアップ能力を学習できたはずだ
この先も 2人から目が離せそうもない!
最後にチサト・パトリシアのコメントを紹介しよう
チサト・パトリシア
「今回の遠征では、本当に学習する事が多くて
自分自身のキャリアに大きな自信になったわ!
スプリントでは僅かな差で負けてしまったけど
これも学習の一つとして受け止めるわ
このような機会を与えてくれたチームに感謝したいし
ニシム・ラッケンジにも ありがとうと伝えたいわね。
本当に感謝の気持ちで一杯よ!
応援してくれたファンの皆にも感謝している!
これからも宜しくね!」
大きな自信を得たチサト・パトリシア
次のターゲットは どこのサーキットだ!?
記事 : mini-motoGP.com番記者
写真 : ニシム・カトリーヌ
プチ情報 : チサト・パトリシアパパ
Next : いよいよ開幕 ナチュラシリーズ 注目ライダーのコメントだ
熱い戦いが繰り広げられたHSR九州での戦いも一息つき
番記者も少しは、ゆっくり出来るかと思いきや!?
新しい参戦情報が飛び込んできた!
2012年は、思う様な結果が残せなかったニシム・ラッケンジが
4月24日 ウエストエリアの激戦地!
ワイドランド(広島県)タマダカップへ参戦決定!
このイベントもHSR九州同様 スプリント&耐久が開催され
絶対王者ニシム・ラッケンジは両イベントに参戦
我々取材陣は、西村塾ワークスへ取材へと向かった。
出迎えてくれた広報担当のニシム・カトリーヌから
「情報漏洩を避ける為にも写真撮影はNGですから」との事
工場では、スタッフが2013年 Ver1を急ピッチで仕上げに掛かっており
シェイクダウンを待つばかりといった感じである。
我々に気が付いたニシム・ラッケンジがインタビューに答えてくれたので
紹介しよう。
ニシム・ラッケンジ (西村塾 塾長)
「2012年は、本当に不運の連続だったよ
チーム全体が迷路に迷い込んだといった感じだったから
チームは全力で負のイメージを払拭する為に
8時間耐久へ全てを注ぎ込んだが
結果は、ファンの皆も知っての通り非常に残念なものだったね。
しかし それは過去の話だし 僕達のチームは、2013年
タイトルを奪還する為にハードプッシュするだけさ!
タマダカップに参戦した経緯は、チームとマシンの戦闘力を
確認する事が目的ではあるが
それ以上に僕のスピードが通用するのか?というのが
一番の目的と言っていいだろう
悪い時間は十分に過ごしたから 気持ちをリセットして
思い切り戦ってくるよ!
それと 今回は、耐久も参戦するんだが
ペアとなるのは、売出し中の彼女だよ!
このオファーを受けた時はスタッフ全員が即答でOKしたんだ
とても楽しみにしてる。
両イベントとも最高の結果を残したいね!」
チーム内は、緊張感が漂うながらも終始リラックスした雰囲気があり
ベンチテストでの結果が良かったのだと伺える。
西村塾ワークスを後にし 我々は、ナインエリアへと車を走らせた
そう!
ニシム・ラッケンジとペアを組む売出し中の彼女の元へ
Nachiri Racing ワークスは、厳戒態勢が敷かれており
我々取材陣は、厳しいボディーチェックと共に
写真撮影は、こちらも当然NGという事であった。
広報担当者から応接室へと通され 彼女を待つ事となる
コンチネンタルサーカス以外にもテレビや歌手活動も忙しく
タイムスケジュールは分刻みという彼女
疲れてはいないだろうか?非常に心配である。
待つ事 5分 屈強なボディーガードに守られ彼女は現れた
疲れた顔色など見せずチサト・パトリシアは笑顔であり
我々の心配は杞憂に終わった。
早速 週末のイベントについてコメントを貰う事にした
チサト・パトリシア (Naciri Racing)
「今回のイベント参戦目的は、私自身がどれぐらい
スキルUPしてるかを確かめる為の参戦なの!
初のトラックを短時間で攻略しなければいけないし
タイムスケジュールは非常にタイトだから
私は当然ながらスタッフにもミスは許されないわね。
当初はスプリントのみだったんだけど
チーム監督からの申し出でニシム・ラッケンジと
耐久のペアを組む事になったの
正直ドキドキしてるわ!
彼が尊敬に値する人物というのは周知の事実だし
ライダーとしては当然 人間としても非常に得る物が大きいわ
だから このイベントは当然 結果を残したいし
間近で接してしっかりと学習したいと思ってる
この週末 天気が一つのポイントにもなりそうだけど
それに関しては、チームが上手く対応してくれるはずだから
それほど心配はしてないわ!
そうそう!
耐久のチーム名は MaNaChiRi Racingなの
ニシム・ラッケンジのミドルネーム 政明のMaを合わせてみたの
マナカナじゃないから間違えないでね!
2013年もファンの応援が一番の原動力となるから
応援ヨロシクね!」
終始笑顔で話してくれたチサト・パトリシア
今シーズンも彼女の活躍から目が離せそうもない!
ファンクラブ会員は5万人を超え 今や海外にも広がりをみせる。
24日 ワイドランドは、ニシム・ラッケンジ、チサト・パトリシアの
ファンで埋め尽くされるのではないだろうか・・・。
夢の競演となるタマダカップ
好結果を期待したい!
記事 : mini-motoGP.com番記者
デブデブ・ストーナー(mini-motoGP.com&三井学級)
「天候に翻弄された1日となったね。
スプリントではセットを大ハズシしてしまってチャンスを
台無しにしてしまったよ。
終わった事だけどチームが問題に取り組んでくれてるから
次は良い状態でライディング出来るはずだよ!
どちらにしても前を捉えるスピードは無かったけどね。
耐久に関して言えばチームワークで勝ち取った
ポディウムの一角だった!
3人が自分の仕事を精一杯した結果だ
連勝記録は途絶えたけど またココへFSRと帰ってくるよ」
コイ・デ・アンジェリス (Team FSR)
「ギリギリのポジションでチェッカーだったけど
何とか面目を保つ事ができたね!
3人が力を合わせた結果だと信じてるよ。
僕は確かにヨゴレかもしれないけど
それは今後共 変えるつもりはないよ!
コレが僕のポリシーだしパッションだからね!」
リュウ・タ・ウティスタ (Team FSR)
「憧れていたデブデブ・ストーナーと組めて
本当に嬉しかったよ!
シャンパンファイトでは手荒い祝福を受けたけどね
僕自身 出来る限りの走りは出来たと思う。
スタッフ達共 上手くコミニケーションが取れたし
フィードバックも出来たんじゃないかな?
ポディウムの頂上を狙ったけど天候に振り回されてしまって
後半は、タイヤを残す事が出来なかった事は僕のキャリア不足が
招いた結果かもしれないね!
デブデブ・ストーナーもコイ・デ・アンジェリスからも
最大の賛辞を貰った事は最高の出来事だ!
応援してくれた妻にも感謝している
次もシートを与えてくれるなら必ず頂点に座りたい
憧れのデブデブ・ストーナーと美酒を味わいたいね!」
Team FSR & 三井学級での2連勝とはならなかったが
新しい何かを掴んだのも また事実である。
コメントにもある様に天候に翻弄された1日ではあったが
それをチームワークと情熱で乗り越え勝ち取った
ポディウムの一角は価値のあるものだ。
次回このメンバーで戦う時・・・
一回りも二回りも強くなって戻って来るはずだ・・・。
記事 : mini-motoGP.com番記者
Next 満を持しての参戦!
絶対王者のライダーコメント!
更に!
意外なペアでの参戦!
そのライダーは!?
お知らせ!
mini-motoGP CUPでも協賛して頂いた
ワイドランド(広島県)のレースシーンを牽引する
Team 絶頂の感覚派ライダー いまにしぇんが
バイクを愛する全てのライダーの為に
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欲しい物が必ず見つかる!
エキスパートライダーのショップだけに
的確なアドバイスもしてもらえるはずだ!
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皆さまご愛顧下さい!
3月10日 HSR九州
天候 : 雨→少し晴れ→曇り→雨→曇り
気温 : 最初温かく夕方寒い
観客 : 29384人
路面 : ウェット→ドライ→ウェット→ドライ
ライダー : デブスト腹痛 ・ コイ・デ・アンジェリス歯痛
2013年もいよいよ初戦を迎える3月10日
我らがmini-motoGP.comからはデブデブ・ストーナーが参戦
ペアいやトリオを組むのは呑んだくれ監督率いるTeam FSR
昨年、一昨年はコイ・デ・アンジェリスとのペアで戦ってきたが
2013年は、リュウ・タ・ウティスタを新たに迎えて戦う。
午前7時
サーキットに1台のリムジンが到着
そう あの男である
リムジンに群がるファン達 いつもならファンサービスをする所だが
サーキットに降り立ったデブデブ・ストーナーの顔色は冴えない
マネージャーがファンを掻き分けモーターホームへと誘導する
遅れる事1時間 ヨゴレが代名詞のコイ・デ・アンジェリス
久々の参戦となるリュウ・タ・ウティスタが到着
遅れて来た事へ悪びれる事無くコイ・デ・アンジェリスは
「歯が痛ぇ~歯が痛ぇ~」とファンへアピールするのだが
誰1人として心配するファンは居ない
というよりファン自体が居ない。
ピットでは、レインコンディションとなった為
慌ただしく対応に終われるスタッフの姿があった・・・
今回 デブデブ・ストーナーとコイ・デ・アンジェリスは
スプリント、耐久のWエントリーとなる
午前9時 スプリントクラスのフリープラクティスの開始
全車レインタイヤと思われたが天候の回復を見越して
ドライタイヤでセッションに向かうマシンも見受けられた
デブデブ・ストーナー&コイ・デ・アンジェリスはレインを選択
コースインするも1ラップのみで走行を終えた
続いて耐久クラスのフリープラクティス
こちらを担当するのは、久々のライドとなるリュウ・タ・ウティスタ
前日は興奮して寝れなかったとの事だが
久々のライディングにも関わらず
ウェットという難しいコンディションの中
上手くマシンを走らせ少ない走行時間で
マシンとのコンタクトを確認していた。
少しづつ路面は回復して行く中 予選アタックが開始された!
どのチームもタイヤ選択に悩む中
デブデブ・ストーナー、コイ・デ・アンジェリスは
レインを選択 一発のタイムに掛け上位進出を狙う作戦
この選択が吉と出るか?凶と出るか?
続く耐久のタイムアタック
デブデブ・ストーナーはリュウ・タウティスに全てを
任せるつもりだったが
ここで コイ・デ・アンジェリスが出しゃばった
「俺が最初に走りますから!残りを彼で!」
誰も望んでないにも関わらず出しゃばる男
止めたいデブデブ・ストーナーだが時折来る腹痛により
その声も届かなかった
既にチーム内はギスギスした空気に包まれる中で
モチベーションを保とうとするリュウ・タ・ウティスタ
この開幕戦へ賭ける思いは人一倍強い!
KYコイ・デ・アンジェリスがピットに戻り
リュウ・タ・ウティスタがコースイン!
残り時間を消化し無事ピットへマシンを戻した
チームスタッフのコメントでは
「リュウ・タ・ウティスタは上手くマシンを走らせてるよ!
久々のライディングとは思えない落ち着いた走りだ。」
とチーム内での評価は上々だ。
さてタイムアタックの結果だが
先ずはスプリント
コイ・デ・アンジェリス 総合6位 クラス3位
デブデブ・ストーナー 総合7位 クラス4位となり
まずまずのポジションを獲得
耐久の結果は、総合5位 クラス1位を獲得と幸先の良いポジション
上手く行けば両クラス制覇も夢ではなさそうである
その結果を確認した直後 デブデブ・ストーナー陣営の
ピットのシャッターが下ろされ報道陣をシャットアウト!
体調不良に伴うシャットアウトなのか?
何かのトラブルなのか?
番記者は、無理を承知で取材を敢行!
スタッフからはNO!の一言で一蹴されるも
デブデブ・ストーナーから「彼達なら良いだろう」
その一言で取材はOKされた
「ただし、レース終了までは他言無用だ!」と釘を刺された。
シャッターの下ろされたピットではマシンが分解され
それを見守るデブデブ・ストーナー
彼のコメントはこうだ
「十分に上位を・・・いやトップを狙えるポジションなんだ
このままでも悪くはないが まだ何かが足りないのも事実なんだ
決勝前にセットアップを変更するには勇気が要るけど
チャレンジする価値はあると思う反面!半分はギャンブルだね」
このギャンブルは・・・
午前10時半
同時開催されるST125がスタート
ハーフウェットとなる難しいコンディションの中
終始レースをリードしたH辺選手がトップチェッカー
2位には、YAMAHA勢が初のポディウムの一角を勝ち取り
3位にファイナルラップで石○選手が男を魅せ
ポディウム最後の椅子を奪い取った!
このシリーズ 2013年もナチュラGPに組み込まれ
盛り上がる事は間違いないであろう。
レースを消化すると共に路面コンディションも改善され
レコードラインは完全なドライとなった。
いよいよ出番となるデブデブ・ストーナー&コイデ・アンジェリス
このクラス SP100、ST100、SP50の混走となり
22台のマシンがグリッドに並ぶその光景は圧巻である。
フォーメーションラップを走り終えグリッドへ着くマシン
最後にマシンをセットさせたのはデブデブ・ストーナー
シグナルレッド・・・
甲高い2Stサウンドと図太い4Stサウンドが入り混じる
「スタートで決める!」と呟くデブデブ・ストーナー
「歯が痛い」と呟く どうでも良いコイデ・アンジェリス
ブラックアウト!
一斉に飛び出すモンスターマシン達
その中でも抜群のスタートを決めたデブデブ・ストーナー!
「決まった!」スルスルとオレンジ色のマシンが前へ!
しかし!
2速に入れた瞬間 抜いたマシン、更には後続のマシンから
一気にパスされていく!
7番手ポジションからスタートしたにも関わらず
1コーナー侵入時には14,5番手にまでポジションを落とし
裏のストレートへ突入すると更にポジションを落としてしまう。
セット変更が完全に裏目に出てしまったデブデブ・ストーナー陣営
チームスタッフは肩を落とす・・・。
一方 ヨゴレ・アンジャリスは
違った!
コイデ・アンジェリスは、ポジションをキープし
それなりに戦っていた
彼が主役になると読者は面白くないと思うので
割愛したいと思う。
苦しい状況となったデブデブ・ストーナー
この走らないマシンでどう戦う?
諦めたか?
いや!
この日のデブデブ・ストーナーは違った
ストレートパワーで劣るマシンを限界までプッシュさせ
各コーナーで何度も何度も抜き返す
しかし ここHSR九州では3本のロングストレートがある為
絶対的パワー不足は大きなハンデとなる
スリップストリームを使うも離されていくマシン
それを補う為 極限までブレーキを我慢し その差を詰める
非常にカッコいい!
2013年は、笑なしの路線で進むつもりなのだろうか?
3ラップ目 ハードプッシュするデブデブ・ストーナーに
1台のマシンが襲い掛かる
1コーナーから2コーナーへバンクさせた その瞬間であった
ST100のマシンが宙を舞った
その衝撃に気が付いたかデブデブ・ストーナー?
「ん?何か当たったか?」
気が付いていなかった・・・。
勇敢にもデブデブ・ストーナーへ特攻をかけたライダーは
超軽量級ライダー よっちゃん!
痩せたとはいえ重量級ライダーのデブデブ・ストーナーへの
アタックは少し無謀であった・・・。
「僕のフロントタイヤとデブデブ・ストーナーのリアタイヤが
僅かに接触したんだ!僅かにだよ!
なのに大きく飛ばされてしまったよ!
体重差で負けたって感じだね」
過去 デブデブ・ストーナーにアタックを試みて
無事に生還したライダーは皆無・・・。
ワイルドさと甘いマスクを持ち合わせるデブデブ・ストーナー
この開幕戦ではワイルドさを前面に押し出し懸命にラップを重ねるも
ファイナルラップ 折り返しのストレートで逆転されてしまい
総合10位 クラス4位でチェッカーとなった
余談ではあるが ヨゴレ・アンジェリスは 総合7位 クラス3位で
レースを終えた。
デブデブ・ストーナー談
「セット変更は、大失敗だったけど マシンにはそれ以外に
何か重大な欠陥がある気がするよ・・・
もう終わった事だ耐久へ向け気持ちを切り替えるよ」
表彰式が行われ始めたその時であった・・・
ポツポツと降り始める雨。。。
空を眺め参戦ライダーは呟いた・・・
レッツゴーJUNの野郎!と・・・。
その天候を操る能力は、ア・セリーノの能力を遥かに凌駕するという。
次第に路面が濡れてゆく中
ライダー、スタッフ共 難しい決断が迫られる
このまま降り続くのか?
一時的な雨なのか?
HRCワークスから送られるウェザーリポートでも
「時に激しく 時に穏やかに降る雨がライダーを包み込むでしょう」
と非常に判断に困る内容・・・
こんな時 監督が居れば判断を委ねる所だが
今頃は、家でビールを呑みマッタリしているはずである
どうする?
コイデ・アンジェリスが余計な発言をする
「ドライで行きましょう!大丈夫っすよ!」
そりゃ大丈夫であろう・・・
だって濡れた路面を走る第一ライダーは
デブデブ・ストーナーなんだから。
午後12時50分
グリッドにマシンが並びスタートの瞬間を待つ。
大して仲良くもないが・・・
3人でガッチリ握手を交わし一応それらしく振舞った。
マシンの反対側を向かうデブデブ・ストーナー
「結構 濡れてるじゃん!絶対滑るって!コケるって!
あぁ~またお腹が痛くなってきたよぉ~」
かなりパツンパツンであった。
できれば変わって欲しいなぁと弱気になっていた時
ピットウォールから声援を送る一団の姿があった
ST125へ参戦していたトップライダー達である。
この光景に勇気をもらったデブデブ・ストーナーは
「一発 魅せてやるぜ!」と一気にやる気スイッチON!
フラッグが高々と上がり・・・
午後1時 4時間耐久レーススタート!
一斉にマシンへ駆け寄る百戦錬磨のライダー達
デブデブ・ストーナーは?
最高のスタートを決め 総合4番手辺りで1コーナーへなだれ込む!
「いくぜぇ!」と叫んだ その瞬間 リアタイヤが大きくスリップ
やる気スイッチOFF!
ビビリミッターON!
一気に後方集団へと飲み込まれていく・・・・。
オープニングラップを無事消化しポジションは?
クラス1位から・・・・8番手付近までポジションダウン。
路面が乾くまで待つしかなさそうである。
10分が経過した辺り
「ん?なぁんか乾いてきた?」
グッとアクセルオープン!
ギュンギュン!とタイヤが食い付き始めた!
再び やる気スイッチON!
ここからデブデブ・ストーナーのオーバーテイクショーが始まる
1台 また1台と交わしていきクラス5位までポジションを回復
更にポジションUPを狙う!
50分が過ぎようとした頃 シールドに雨粒が当たり始めた
黒く大きな雲がコースを覆っていく・・・
「雨脚が強くなる前にもっとポジションを回復させるんだ!」
更にペースを上げるデブデブ・ストーナー!
イエローフラッグが振られる最終コーナーへ突入!
その瞬間!
前後のタイヤが大きくスライド!!!!
コントロールを失うNSR!
立て直せるか!?
詰めかけた3000人余りのデブスト女性ファンが悲鳴をあげる!
クラッチ、ブレーキを巧みに操り ダートに飛び出しながらも
何とか転倒を回避しコース復帰!
その前方の1コーナーでは多重クラッシュ発生!
続く3コーナー、シケインでも転倒者続出!
急激なレインコンディションとなった為 ライダーはペースが掴めない
ラップを重ねるというよりも
コース上でステイするのが精一杯といった状態
そんなデンジャラスな状況の中 マシンを走らせる耐久ファイター達
まさにクレイジーである。
デブデブ・ストーナーも何とかコントロールしながら
愛機NSRを走らせるがラップは、1分50秒台
どうする?
ピットは対応を迫られる・・・。
空を見上げるチームスタッフが叫んだ
「まだ降り続く!思い切ってタイヤ交換するぞ!
同時に少し早いがライダーチェンジだ!
リュウ・タ・ウティスタ準備!」
デブデブ・ストーナーへピットインのサインが出された!
ポジションを4番手にまで回復させピットへと辿り着いた!
一斉にマシンへ駆け寄るスタッフ!
前後のタイヤをレインへと交換、燃料をブチ込み
約5分でピットアウト!
ポジションは大きく後退し9番手
トップとは7ラップ差 ゼッケン22番 YMAHA TZM!
奇しくも隣合わせのピットとなった。
こちらの作戦が筒抜けとなっている為か?
ゼッケン22番はタイヤ交換ナシで走り続ける!
この難しいコンディションでも上手くマシンをコントロールさせ
快走するYAMAHA TZM
マシンは当然ながらライダーの腕も一枚上手である
Team FSR & 三井学級の第2ライダーは
リュウ・タ・ウティスタ!
いきなりのレインコンディションに対応が難しいかと思われたが
上手くマシンをコントロール!
ラップを重ねる度にタイムを改善させていった
しかし!
ここで またもやヨゴレ・アンジェリスが余計な提案・・・。
「今ならドライタイヤのグループと比べて明らかに
こっちの方が速いから僕が走ってポジションを回復させますよ!」
言ってる事は もっともではあるが・・・。
デブデブ・ストーナーも考える・・・。
でも お腹が痛いから考えるのを止めた。
ピットウォールからリュウ・タ・ウティスタにサインが出された
????
状況が飲み込めないリュウ・タ・ウティスタ!
次のラップで もう一度確認し ピットイン!
変則的なライダー交代となりヨゴレ・アンジェリスがコースイン
リュウ・タ・ウティスタがスタッフに詰め寄った!
「どうして交代なんだ!僕は、良いペースで走ってたじゃないか!」
怒りが収まらないリュウ・タ・ウティスタ
そこにデブデブ・ストーナーが割って入った
「違うんだ!君が悪い訳じゃない、
雨脚がいつ弱まるか分からない状況だ
タイム差があるうちに遅れを取り戻そうという事なんだ
変則的にはなるが1時間後にライドしてもらうから安心してくれ」
この言葉に落ち着きを取り戻したリュウ・タ・ウティスタ
「勝ちに行く為のチームオーダーなら従うよ!」
コース上ではヨゴレ・アンジェリスが遅れたラップを取り戻すべく
鬼神の走りで見えないライバルを追い駆ける
1周、1周と差を縮めポジションを4位まで回復!
「これなら・・・」
そう思った矢先!
1コーナーへと進入するコイデ・アンジェリスに
ピットアウトしてきたマシンがホワイトラインをハミ出し
接触寸前!
回避行動に移ったコイデ・アンジェリスは転倒!!!
雨に濡れたコースサイドの泥は柔らかくなり体中に張り付いた
マシンを起こし再スタート
ヨゴレ・アンジェリスが更に汚れた瞬間である!
ピットへとマシンを戻し修復に取り掛かるスタッフ
割れたカウルを引きちぎり チェンジベダルを修復
泥を付けたまま発進させようとした時であった
隣のピットから「エアーガンで泥を飛ばしたらいいよ!」
と声を掛けられるだけならまだしもヘルプまでしてもらったのだ!
戦いの中に身を置きながらも相手を思いやるスポーツマンシップ
こういうシーンに出会う度に番記者はグッときてしまう。
再びコースへと戻ったTeam FSR & 三井学級
ポジションは、8番手 残り時間は2時間10分
とにかく前へ!
一つでも前へ!
チームが一丸となりヨゴレ・アンジェリスを見守る
サインボードは、順位だけを表示
P7・・・
P6・・・
P5・・・
P4・・・
ライダーチェンジ直前 遂に3位にまでポジションを戻した!
この状況でのライダー交代に緊張するリュウ・タ・ウティスタ
妻 アキ・アンドリュースがソっと背中に手をあて
「大丈夫よ!アナタならきっと出来る!」と優しく声を掛けた・・・。
デブデブ・ストーナーも「大丈夫 自分の思う走りをすればいい!」
この言葉を胸にリュウ・タ・ウティスタ 再びコースへ向かう
自分の仕事を終えピットへ戻った99号車 コイデ・アンジェリス
給油を済ませリュウ・タ・ウティスタ ピットアウト!
トップを走る22号車 YAMAHA TZMとの差は6ラップ
2位を走る32号車との差は、一時4ラップがあったものの
コイデ・アンジェリスの頑張りで2ラップまでと追い付いた
必死にマシンを走らせ32号車を追い駆けるリュウ・タ・ウティスタ
レコードラインは徐々にドライへと変化していく難しい状況
99号車と32号車は同じレインタイヤを装着
トップの22号車は、ドライタイヤ。
ここへきてタイヤの差は、大きなウェイトを占める
逆転はあるのか?
いや、今は目の前のライバルをパスする事
必死に追い駆けるリュウ・タ・ウティスタ
その力走を見守るアキ・アンドリュース
その思いに応えたい・・・
チームの為に・・・
自分自身の為に・・・。
その執念が身を結ぶ!
2位を走るゼッケン32 ブルーのNSRの背後へと迫り
ガチンコバトルが幕を開けた!
3位とはいえTeam FSR & 三井学級は2ラップ遅れ
しかし今は関係ない
ただ 好敵手と対峙し全力で戦うだけである
何ラップにも渡り繰り広げられる好バトルに
チームスタッフは大興奮!
一進一退を繰り返しながら前に出るも
手練れの32号車は、易々とは行かせない
このまま最高のショーを見続けたい所ではあるが
残念ながら燃料が底をつき始める99号車
ラスト30分 無情ではあるがピットインのサインが出された
それを確認し頷くリュウ・タ・ウティスタ・・・
ファイナルライダーはデブデブ・ストーナー。
彼は、我々に話してくれた
「本当は、リュウ・タ・ウティスタが
ファイナルライダーだったんだ」
前半の変則的な交代により燃料計算も大幅に変更になった為
苦肉の策となったのだ。
ピットロードに現れたリュウ・タ・ウティスタ
キッチリと仕事を遂行した
デブデブ・ストーナー
「タイヤはどう?コースの状況は?」
リュウ・タ・ウティスタ
「バッチリです!グリップします!」
デブデブ・ストーナー
「OK!お疲れ様!」
スタッフ
「給油OK!デブストGO!」
ラスト30分 デブデブ・ストーナーの役目は
ポジションを確定させマシンを無事にピットへ戻す事
4位のマシンとの差は3ラップ
トラブルさえなければ3位は確定的であろう
「30分程度なら楽な仕事だ」
そう考えコースに出たデブデブ・ストーナーだったが
すぐに考えを改めなければならなかった
「タイヤ グリップしねぇ~~~~~~!嘘ばっかじゃぁ~~ん!」
必要以上にペースは落とせない
しかし アクセルを開ければパワーは横に逃げ前には進まない
「タイヤは壊れている 骨の折れる作業になりそうだ・・・」
なるべくマシンを寝かさない様
アクセルもソフトに開けマシンを走らせた
こういう小技は非常に得意なデブデブ・ストーナー
「もう少し!もう少しで終わる・・・お腹が痛い」
ピットからサインが出される
ERo (えろ)
喜んでるのはヨゴレ・アンジェリス・・・
やはり程度の低い男である。。。
午後5時 メインストレートにチェッカーが振り下ろされた!
最終コーナーを抜けてくるゼッケン99番!
今 ゴールイン!
総合9位 クラス3位を獲得!
波乱に次ぐ波乱!
天候に翻弄された4時間!
ボロボロに傷ついたマシンにソっと手を当て
デブデブ・ストーナーは「ありがとう」と囁いた・・・。
記事 : mini-motoGP.com番記者
Next ライダーズ コメント
春の訪れと共に各地で開幕戦が行われる中
mini-motoGPメンバーも戦いの中へと身を置く事となる
その先陣を切るのは、我らがデブデブ・ストーナー!
スプリント&4時間耐久への参戦
耐久レースでは、mini-motoGP.comでもお馴染みとなった
飲んだくれ監督率いる Team FSRで参戦
いつもであれば迷友 コイデ・アンジェリスとのペアであるが
今回は、初となるトリオ!
Team FSRの眠ったままの獅子
リュウ・タ・ウティスタが加わる事となった。
それでは、各ライダーのコメントを紹介しよう!
デブデブ・ストーナー
「シーズン最初のレースがHSRというのは初の経験だね
8時間耐久での悔しさを発散するつもりさ!
今回、メンバーに加わったリュウ・タ・ウティスタとは
初めてとなる訳だけど心配する様な事は何もないよ!
彼は、とてもクレバーな男なんだ!
必ずチームを押し上げてくれるはずさ!
もう1人は、説明不要だね。
ファンからの期待も大きいから必ず結果を残してくるよ!」
リュウ・タ・ウティスタ
「レーシングマシンをライドするのは本当に久々なんだ
8時間耐久でデブデブ・ストーナーの走りを見て
僕も一緒に走りたいとハートに火をつけられたんだ!
短い期間での調整は大変だったがパーフェクトだと言えるね
3人で頂点を獲れる様 全力で走り抜くと約束する!
憧れのライダーと組めるし
妻のアキ・アンドリュースの力強いサポートもあるからね!」
コイデ・アンジェリス
「誰だ!ヨゴレと言った奴は!?すごく光栄だ!
これは、僕のポリシーなんだ!
何よりもヨゴレ、汚いという言葉は僕にとって
最高の褒め言葉だと受け取っているからね!
レースの話をしてくれって?
このメンバーなんだ 何も不安要素はないよ!
後は、マシンが走ってくれればOKさ!
取り敢えずスプリントではデブデブ・ストーナーの前で
チェッカーを受けたいね!」
コーイチ・ホーレンソー監督のコメントも欲しかったのだが
今回も丸投げという事でノーコメントであった・・・。
週末の天気予報は、微妙な感じではあるが
このチーム 何故か強運を持っている
デブデブ・ストーナー & コイデ・アンジェリスのペアでは
今まで全て優勝しているだけに
これにリュウ・タ・ウティスタが加われば
鬼に金棒と言って良いだろう
週末のHSR九州
ゼッケン99番 Team FSRの活躍に期待したい。
記事 mini-motoGP.com番記者