タイムアタック終了後20分のインターバルを経て
ライダー達は決勝グリッドを掛け予選ヒートを戦う。
強い日差しが照りつけるコース上だが
ライダーの熱は、それを遥かに凌駕する。
先陣を切るのは、74Daijiroクラス!
フリー走行、タイムアタックと優勝へ向け
盤石な体制を築くホノカ・マーガレット
このままポールポジションを獲得するのか?
グリッドに着き日の丸を見つめる・・・・
高まる排気音・・・
とココで「ちょっと待ったぁ!!!」
ヤ・スーシ登場!
燃料を積み忘れたか・・・
グリッド上で給油開始
これがハヤ・ブーの集中力を乱さないか心配である・・・。
気を取り直して・・・
74Daijiroクラススタート!
抜群のスタートを決めたのはハヤ・ブー!
ホノカ・マーガレットに一気に襲い掛かる!
ホールショットを奪うか!?
いや!
行かせないホノカ・マーガレット!
女の意地か?
年長者の意地か?
オープニングラップは、
ホノカ・マーガレット→ハヤ・ブー→ユメカ・スカーレット→悠成
先頭に立ったホノカ・マーガレットは、アドバンテージをジワジワと広げ
ポールポジションを手繰り寄せる
一方 負けられない状態のユメカ・スカーレットは、ハヤ・ブーに対し
猛チャージを掛ける!
ストレート後半に伸びるユメカ・スカーレットのマシン
1コーナー入口でインを狙うが僅かに届かない
各コーナーでインからアウトからと揺さぶりを掛けるが
勢いのあるハヤ・ブーは一歩も引かない
このバトルの決着は・・・
一方 若干の遅れを取ったのは悠成
ラップタイムは改善するものの
まだ本来のスピードが取り戻せない苦しい状況
それでも諦める事無くコーナーを激しく攻め立てる
膠着状態が続く展開の中
レースが動いたのは9ラップ目
ユメカ・スカーレットが7コーナー立ち上がりで
ラインをクロスさせハヤ・ブーをパス!
いつもならココで心が折れるハヤ・ブーだが
折れない!全く心が折れない!
今度はハヤ・ブーが激しくチャージを掛ける!
ここ何カ月で本当に成長したハヤ・ブー!
男の意地を魅せたい所だ!
予選ヒートはファイナルラップに突入
ホノカ・マーガレットのPPは確定か?
チェッカーフラッグが用意され・・・
ホノカ・マーガレット決勝ヒートへ向け
ポールポジション獲得!
2番手争いは、ユメカ・スカーレット、ハヤ・ブーの好バトル
4コーナーを立ち上がり2台の74Daijiroは高速の5コーナーへ進入
仕掛けるハヤ・ブー!
だが・・・
フロントが暴れ始めたハヤ・ブーは・・・
崩れ落ちる様にスリップダウ~~~~~ン!
その横を悠成が走り抜ける!
動かないハヤ・ブー・・・
体が痛いのか?
悔しさから体が動かないのか?
ヤ・スーシに抱えられコースの外に運ばれていく。。。
決勝ヒートはどうなる?
最後の最後に波乱が起こった74Daijiro予選ヒート
ポールポジション獲得は
ホノカ・マーガレット!
パーフェクトウィンへ向け準備は完了!
P2 ユメカ・スカーレット
P3 悠成
P4 ハヤ・ブーとなった
ホノカ・マーガレットが完全勝利で連勝を決めるのか?
男の意地を魅せ悠成、ハヤ・ブーが巻き返すのか?
虎視眈眈と姉の手の内を知るユメカ・スカーレットが
抜き去るのか?
気になる決勝は、もう少し先!
続くは、激戦のスキルアップクラス!
STOP THE メイカ・ジュリエット!
これが合言葉!
ピットロードに集結したKIDSライダー達
パパ達は大忙しである
あるパパはアドバイスを
またあるパパは激を飛ばし気合いを入れる!
それに応える仕草は、MotoGPライダーそのもの
グリッドに着きアクセルを煽りライバルを牽制する・・・
真夏の空にフラッグが上がる
見つめる可愛い目・・・
スキルアップクラススタート!
ホールショットは!?
やはり このライダー!
ライダーコメントにもある様に
「タイムアタックからハードプッシュするわ!」
有言実行の女王メイカ・ジュリエット!
2番手に着けたのは本番に強い男ランディー・ユーマ!
3番手に一際 闘志を燃やすイッキ・ドゥ~ハン!
4番手に6番手スタートのハヤト・ロレンソ
5番手にヨシコ・スペンサー
6番手にスタートを焦り過ぎたか海夢
7番手にタイガーというオーダー!
ココからの展開は!?
レースは2ラップ目に突入
女王メイカ・ジュリエットは早くも2秒のアドバンテージを築き
早くも独走態勢!
その後方では、同チームによるバトル勃発!
ワークスエンジンのフルパワーを活かし
ランディー・ユーマがストレートで逃げれば
各コーナーセッションで追い付くイッキ・ドゥ~ハン!
まるで第2戦の再現を見ているようだ!
その後方では、スタートで上手くポジションを上げた
ハヤト・ロレンソが懸命のブロック!
強豪ライダーヨシコ・スペンサーを抑え込む
上手くリズムに乗れないヨシコ・スペンサーにパパのサインボードから
激が飛ぶ!
本来のスピードから掛け離れたタイムで走るヨシコ・スペンサー
昨日のアクシデントにより そのハートは折れたままなのか?
復活の狼煙はまだか!?
ハヤト・ロレンソがサードグループに蓋をする展開により
後方を走る海夢・タイガーはチャンスと睨み隙を狙い続ける
サードグループのキーマンはハヤト・ロレンソ
彼が崩れれば順位が大きく変動する
一枚も二枚も上手の格上ライダー相手に何処まで踏ん張り続けられるか?
トップを直走るメイカ・ジュリエットはそのアドバンテージを
6秒にまで広げ貫録を見せつける
ラップタイムは47秒台と1人群を抜く
ランディー・ユーマVSイッキ・ドゥ~ハンの好バトルは
何ラップにも渡り一進一退を繰り返す
4コーナー、5コーナーとインを狙うも
僅かに届かないイッキ・ドゥ~ハンは地団駄を踏み
ランディー・ユーマは、惑わされる事無く冷静に自分の仕事に撤する
この夏の合宿で心が大きく成長した証であろう!
因みにお腹回りも大きく成長している・・・。
サードグループはどうなった?
踏ん張るハヤト・ロレンソがグループトップをキープ
後塵を浴びるヨシコ・スペンサーは、自分のペースに戻す事が出来ず
イライラを募らせる・・・。
海夢は何とか好機を見出そうと揺さぶりを掛けるのだが
2台がラインをシッカリと塞いでいる為 手も足も出せず
ポジションを上げる事が出来ない
その後方のタイガーは、前方が詰まっている為 大きく離される事も無く
順調にラップを重ね 更にタイムアタックより
3秒もタイムを更新させる
この吸収力こそがKIDSライダーの強みであろう!
予選ヒートはファイナルラップへ突入
ポジションの変動はあるか!?
トップチェッカーは、女王メイカ・ジュリエット!
完璧なレース運び!
ファステストラップのオマケ付き!
激化する2番手争いは?
ランディー・ユーマかイッキ・ドゥ~ハンか?
冷静沈着に走り切ったランディー・ユーマに軍配が上がる!
3番手にイッキ・ドゥ~ハン
その差0.3秒!
決勝でも このバトルは続きそうだ
大きく離される格好となった4番手は?
格上ライダーを抑えきったハヤト・ロレンソ
5番手は、終始ペースが上がらなかったヨシコ・スペンサー
6番手に こちらもストレスが溜まる結果となった海夢
7番手に自己BESTを更新し勢いに乗るタイガーとなった。
激選のスキルアップクラス
決勝ヒートに波乱は起きるのか!?
好ご期待!
さぁ!
昼休み前に最後の戦い!
華麗臭漂う・・・
加齢臭漂うアダルトな戦い
その中に身を置くハ・ルート&チサト・パトリシアのKIDSコンビ
この2人のライダーが何処までレースを掻き回すのか?
エキスパートクラスに強制参加となったヒロ・アンドレッティーは
どう戦う?
スピードアベレージが一気に上がる このクラス
泥沼の戦いか?
お笑いの戦いか?
いち早くグリッドに着いたのは遠征ライダーのオサム・シュワンツ!
ほぼ初走行となるナチュラサーキットを攻略しつつある強豪ライダー
予選ヒート注目のライダーの1人である。
第3戦は不参加となったデブデブ・ストーナー校長の気掛かりは
タイムアタックが出来ず最後尾スタートとなったハ・ルート
スタート前 デブデブ・ストーナー校長はハ・ルートに何かを耳打ちした
それが何かなのかは知る由もないが
秘策である事は間違いないであろう。
グリッドに整列するmini-motoGPライダー戦士
決勝へ向け一つでも上のポジションを狙う・・・
2Stサウンドと4Stサウンドが入り混じり
ナチュラの清々しい山々に反響する。
フラッグが天空を指し・・・エキスパートクラススタート!
飛び出したのは、ナチュラ最軽量ライダーKYフク・・・
ケロケロ・フクダ!
2番手に着けるのはキング ニシム・ラッケンジ!
だが!!!!
そのアウトから遠征ライダー オサム・シュワンツが被せに掛かる!
キングのプライドに掛け踏ん張るニシム・ラッケンジ!
軍配は!?!?!?
オサム・シュワンツ!
オサム・シュワンツが2番手を奪取!
3番手にニシム・ラッケンジ!
4番手争いも激化!
奇しくも第2戦と同じ状況
チサト・パトリシアとタケ・ウッチーニがサイドByサイドで
2コーナーを立ち上がる!
若干のアドバンテージを得たのはチサト・パトリシア!
僅かにマシンを先に進める!
しかし易々とは行かせないタケ・ウッチーニ!
続く3コーナー入口で再びインを差し4番手を取り返した!
mini-motoGP.comのWエースがココから巻き返しを狙う!
5番手となったチサト・パトリシア
そして!!!
6番手に着けたのは!?
最後尾スタートのハ・ルート!
デブデブ・ストーナー校長のアドバイスを完全に遂行し
大きくポジションアップ!
更に4番手のチサト・パトリシアに並びかける!
オープニングラップは以下の通り
ケロケロ・フクダ→オサム・シュワンツ→ニシム・ラッケンジ→
タケ・ウッチーニ→チサト・パトリシア→ハ・ルート→
カルロス・サカ・イーラ→ワキバ・オー→そして!!!!
エキスパートクラスに強制参戦させられたヒロ・アンドレッティー→
同じ4Stマシンを操るナオ・キャンベル・スター→
リベンジを誓うDAN・モロボシ→超絶晴れ男 ゼウス・晴男!
あれ!?1台足りないぞ?
転倒者も居なかったはずだが・・・
ん!?
フク・ナンチェが何故かスロー走行???
トラブル発生か?
はたまた人知れずヒッソリと転倒か?
よく見ると・・・
シートカウルが外れた模様・・・。
話によるとスタート時 フロントを浮かせてしまい
着地した瞬間にポロリと外れたそうな・・・。
ポロリと外れる辺り地味である。
話をレースに戻そう!
先頭は、ケロケロ・フクダ
バトルを嫌う彼は、とにかく逃げる!
レースはするけどバトルは嫌い・・・
彼らしい意味不明な名セリフである。
ハードプッシュを開始したのは、ニシム・ラッケンジ!
オサム・シュワンツの背後にピタリと着けプレッシャーを与える
その少し後方はタケ・ウッチーニ!
テスト不足と言いながらもシッカリとタイムを出して来る辺りは
流石の一言!
その後方ではバトル勃発!
チサト・パトリシアVSハ・ルートVSカルロス・サカ・イーラ
少し離れてワキバ・オー!
意外な組み合わせのバトル!
男性陣がチサト・パトリシアの可愛いオシリを目掛けて
フルスロットル!
その視線を感じたか?
チサト・パトリシアはペースアップ!
逃げろ!逃げろ!チサト!パパから激しく激が飛ぶ!
スケベ心丸出しの男共の少し後ろではナオ・キャンベル・スターが
ヒロ・アンドレッティーを交わしポジションUP
穏やかな印象を持つナオ・キャンベル・スターだが
ヘルメットを被った瞬間その表情は一変する。
実際の所 殆どのライダーがそうなのだが
出走前、スタート前、走行後、表情が変わらないライダーも存在する
この人なんですけどね。。。
競馬好きなオッサンではあるが
職業は、行政書士!
意外とお堅い職業なのである。
公文書等でお困りの際は、
ワキバ・オーまでご一報を!
お代は、ビール2本でOKです!
話をレースに戻そう!
ボチボチと展開が変わり始めた
2番手を走行するオサム・シュワンツに対し
激しくチャージを掛け続けるニシム・ラッケンジが
4ラップ目の1コーナーで得意のスーパーレイトブレーキングで
インを差し2番手を奪い返した!
更に僚友タケ・ウッチーニも続くが僅かに届かないものの
背後にピタリと着けチャージ開始!
その後ろでは、チサト・パトリシアが少しづつ
アドバンテージを広げるのだが
中学生になり若干色気を出し始めたハ・ルートは必死に食い下がり
チサト・パトリシアを逃がさない!
さすが三井学級!
デブデブ・ストーナー校長のアドバイスはコレだったのか?
更にその後方では
ヒロ・アンドレッティーVS DAN・モロボシがバトルを開始!
マシンを最高の状態に仕上げてきたヒロ・アンドレッティーだが
ハードに攻め立てるDAN・モロボシに対し防戦一方!
耐えられるか?耐えられるか?
耐えられなかったぁ!!!
6ラップ目に一枚上手のDAN・モロボシがドコかのコーナーで
ヒロ・アンドレッティーを交わしポジションUP!
ここで心が折れるか?
いや!
折れ無い!折れ無いぞ!
中年のハートは簡単には折れ無い!
この状況を逆手に取り貪欲にエキスパートライダーの走りを盗む!
それが功を奏した!
デビュー3戦目!
テストを入れても10本も走行してないヒロ・アンドレッティーだが
41秒台に突入!
毎戦必ず自己BESTを更新するヒロ・アンドレッティー!
非凡な才能を開花させる。
これでほぼポジション確定かと思われた7ラップ目!
5コーナーに進入したチサト・パトリシアが痛恨の
ハイサイド!!!
大丈夫か!?
駆け寄るオフィシャルに声無く頷く・・・
マシンはフロント周りを大きく損傷
決勝までにマシンの修復は間に合うか!?
頑張れパパ!
エキスパートクラス決勝へ向けたグリッドは以下の通り
PP ケロケロ・フクダ
P2 巻き返しを狙うニシム・ラッケンジ
P3を獲得したオサム・シュワンツのタイムは
初参戦とは思えない39秒336と驚愕のタイムをマーク!
番記者は、急いでピットに突入し番記者定番の質問をぶつけた!
番「ボアアップですか?」
オ「はい!85ccです!」
60ccと言わず85ccと答える辺り
なかなか笑いの分かるライダーである事が判明!
しかし間違い無く50ccである事も事実である
また1人手強いライダーが登場した瞬間である
P4 上り調子のタケ・ウッチーニ
P5 最後尾からの追い上げは圧巻のハ・ルート!
タイムも39秒823を叩き出し
今シーズン1番のコンディション!
P6 カルロス・サカ・イーラ
P7 ワキバ・オー
P8 ナオ・キャンベル・スター
P9 DAN・モロボシ
P10 大健闘のヒロ・アンドレッティー
P11 ゼウス・晴男
P12 チサト・パトリシア
P13 小さな笑いを取ったフク・ナンチェとなった
予選ヒートでこの混戦
決勝ヒートは更なる混戦が予想される
気温も更に上がるのか?
ん?
空には、雨雲が・・・
一雨来るのか?
それとも何かの暗示か?
気になる決勝は番記者の気分次第!
Next 決勝ヒート
記事 mini-motoGP.com番記者
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