場所 : HSR九州
天候 : 当然晴れ
気温 : 灼熱
観客 :37204人
背脂指数 : 99パーセント
先週に引き続き HSR九州に姿を現したデブデブ・ストーナー
今回は、サポートではなく スーパードリームサンデーへの参戦
エンジン、フレームを一新しての初レースという事もあり
取材する我々も期待している。
AM 9:00
FP1が開始される
ゼッケン16 オレンジ色のマシンがピットロードに出現
と同時に観客エリアから歓声が上がった!
ゆっくりとクラッチを繋ぎコースイン
見守るデブスト陣営 仕上がりはどうなのだろう?
5ラップのインストレーションラップを消化し
ピットへ戻ってきたデブデブ・ストーナーからコメントが取れた
#16 デブデブ・ストーナー (三井学級 & mini-motoGP.com)
「マシンは前回と比べてかなりパワフルに感じるよ
ストレートも伸びてる感じはするんだが
比べる対象がなかったから実際のトップスピードは不明だね
TTを上手く纏めて上位でスタートしたいね」
この日 参戦するSP50クラスの出走台数は・・・
結構多い(忘れました)
TTで得るポジションは非常に重要である
AM 10:20(くらいだったと思う)
SP50、SP100、ST100のTTが開始!
中盤のグループからスタートしたデブデブ・ストーナー
アウトラップから全開でアタックを開始
4ラップ目に1分34秒83をマーク
コメントにもある様にマシンのアップデートは
上手く行っている様である。
その後 何度かアタックを試みるがクリアラップが取れず
このタイムがTTでのBESTタイムとなった。
気になるポジションだが
総合7番手 クラス6番手の3列目イン側を獲得
まずまずの滑り出しとなった
#16 デブデブ・ストーナー
「大問題が発生している!腹の肉が邪魔をして伏せる事が出来ない!
何より伏せて居ると息が出来ない!
早急に対策をしないとレースにならない!」
ここ2か月でリバウンドに成功しているデブデブ・ストーナー
ツナギを着るにも苦労をしていた
更に、各ピットでは・・・
「デブストの後ろだと半端なくスリップが効く!」など噂が絶えない
スリップストリーム請負人として新しいジャンルを開拓したのである。
AM11:20
決勝グリッドへ向かうデブデブ・ストーナー
鬼門であるスタート直後
今回こそは、ポジションをキープして欲しい。
グリッドに着いたデブデブ・ストーナーは、シャワーを浴びたのか?
という程 大量の汗が噴出
これこそが背脂指数100パーセントの状態である。
腹回りの苦しさは改善されたのか?
スタッフの迅速な対応により
問題は多少改善されレースには集中できそうだとの事
フォーメーションラップを終え スタートの時を待つ
レッドシグナルが点灯・・・
吹き出す背脂・・・
「決める・・・」
そう呟いた瞬間
ブラックアウト!
最高のクラッチミートでマシンを発進させたデブデブ・ストーナー!
前のマシンへ近づいていく!
見事に決めたか?
それも束の間・・・
3速へとシフトアップした瞬間
前のマシンと差は開き始め
更には後方のマシンからも抜かれていく・・・
正確に伝えると
ガンガン抜かれていく
今回もロケットスタートは無駄となり
一気に中断グループへと飲み込まれていった・・・
オープニングラップ ポジションを一つ落としストレートへ戻ってきた
3台のマシンがグループとなり ここから熱いバトルが開始される
このグループには、開幕戦で弾き飛ばされたヨッチャンも居る
開幕から続く2人バトル もはや因縁の対決といってもいいだろう
コーナーで差を詰め僅かに前へ出るデブデブ・ストーナーだが
効率的なデブデブ・ストーナーのスリップを使い
ストレートで前に出ていくヨッチャン
もう1台のマシンはSP50の同クラスマシン
コーナーではペースが遅いものの
ストレートでは飛ぶようの走っていく為
スリップにも付けず非常に苦しい展開
どうにか抜け出したい所ではあるが
マシンが前に進まない
ここへきてようやく弱点に気が付いたデブデブ・ストーナー
「体重?」
しかし今頃 気が付いた所でどうしようもない
一旦 離されてしまうと致命傷となってしまう為
追掛けるデブデブ・ストーナーは必至である
隙を見ては、ヨッチャンが仕掛けてくる
後ろを警戒しながらも前を追掛ける状態
どうするデブスト?
コーナーで差を広げ立ち上がりで広げても
こんなに差が縮まって行く
上り区間では、本当に厳しい
一進一退を繰り返しながらレースはファイナルラップへ突入
少し先行されたヨッチャンに対し どこで仕掛けるか
頭を悩ませる・・・
勝機のポイントは一つだけ
最終コーナーの脱出速度!
何ラップかの間 最終コーナーからホームストレートの区間で
パスする事に成功している
上手く行くか?
折り返しのストレート差が広がっていく
仕掛ける前に作戦失敗か?
いや!
諦めない!
最終コーナー侵入 ギリギリまでブレーキングを遅らせ
背後にピタリと着いた!
それを読んでいたヨッチャン!
素早くマシンの向きを変えアクセルON!
デブデブ・ストーナーも恐怖心を押し殺しアクセルON!
どうだ!?
上手く背後に着けた!
後は、マシンだけが頼り!
腹を引込め 思い切り伏せるデブデブ・ストーナー!
スリップから抜け出す!!!
どちらが前だ?
僅か!
僅か車輪1つ分 ヨッチャンが前!
ガッツポーズのヨッチャン!
天を仰ぐデブデブ・ストーナー・・・。
ヨッチャンはクラス2位を獲得
デブデブ・ストーナーはポジション変わらず
クラス6位チェッカーとなった。
問題点が浮き彫りとなったラウンド3
ラウンド4まで体重が落ちる事はあるのだろうか・・・。
#16 デブデブ・ストーナー (三井学級 & mini-motoGP.com)
「今回もロケットスタート活かせる事が出来なかったね
マシンは良く走ってくれたしチームも良い仕事をしてくれた
問題は、僕の体重という事だね!
久々の参戦でも多くのファンが応援してくれて
本当に心強かったよ 次戦までに対策を考えて
ファンのみんなを喜ばせたいね!」
ハ・ルートの結果に刺激を受け踏ん張ったデブデブ・ストーナーだが
体重の重さはどうする事もできなかった・・・。
再び痩せる日は来るのか!?
記事 mini-motoGP.com番記者
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