AM10:20
ポールポジションを掛ける戦いが始まる。
フリー走行でレインコンディションに慣れたライダー達は
どこまでタイムを更新してくるのか?
初優勝を狙うイッキ・ドゥ~ハンか?
そこに割って入るのはランディー・ユーマか?
デビュー戦のコーシ・ロッシか?
ゲートオープンと同時にメイカ・ジュリエットが
元気よくコースイン!
続いて それを追いかける様に男の子3人衆が
コースイン!
ココからタイムの削り合いが始まる。
先ずはメイカ・ジュリエットが先制パンチ!
1分4秒台を叩き出す!
1分4秒台と 全くの互角!
少し遅れたランディー・ユーマは、1分8秒台
コーシ・ロッシは、マシンハンデがあるにも関わらず1分27秒台!
一見 遅いタイムに見えるかもしれないが
そんな事はない!
往年の名車JAXSONにはレインタイヤの設定が無いのだ!
激しい雨の降る中 ドライタイヤで走るコーシ・ロッシ
非凡な才能としか言えないであろう。
その頃 メイカ・ジュリエットは、タイムをジワジワと更新
1分3秒台に突入!
決勝さながらのハードプッシュでメイカ・ジュリエットに
襲い掛かる!
タイムアップ間近にクリアラップが取れなかった
イッキ・ドゥ~ハンがメイカ・ジュリエットをパス!
パスされた事に小さなハートに火が付いたか?
連勝街道爆進中のメイカ・ジュリエットが意地を魅せ
1分2秒台に突入!
これでポールポジション確定!
と思われた次のラップ
イッキ・ドゥ~ハンが何と!!!!
1:00.543と2秒半もタイムを更新!
その少し後ろからコントロールラインを通過した
メイカ・ジュリエットは・・・
1:02.682と更新ならず!
連勝記録にイエローランプが点灯した
ランディー・ユーマも慣れないレインコンディションながらも
デビューライダー コーシ・ロッシは1:25.466と
シッカリとタイムを更新した!
スキルアップクラス 決勝グリッドは以下の通り
PP獲得は、イッキ・ドゥ~ハン!
ついに堅い扉を自力でこじ開けた!
P2にメイカ・ジュリエット!
PPを奪われ決勝での巻き返しに闘志を燃やす!
P3にランディー・ユーマ!
決勝での進化に期待したい!
P4にデビュー戦となるコーシ・ロッシ!となった。
決勝レースは、更なるハードバトルは必然!
続いては
シスターズバトル勃発!
レーシングキッズクラスの予選アタック!
おっと!
通常ならば この後 予選ヒートがある為
有る程度の失敗も許されるが
今回は、このアタックのみで決勝グリッドが決まる
集中してタイムを出したい所だ。
コチラのクラスもスキルアップ同様
3台が元気よくコースイン!
先陣を切るのはホノカ・マーガレット!
今日こそはユメカ・スカーレットに一矢報いたい
その気持ちを前面に出す様にコースイン早々に
1分フラットを叩き出す!
一方 ユメカ・スカーレットは・・・
ん?
どうした?
どこか元気が無い感じだ
ウェットコンディションは、それ程苦手ではないはずなのだが。
時間は10分しかないぞ!
急げユメカ・スカーレット!
男1人の戦いとなるハヤ・ブーも これまた勢いが無い・・・
気持ちが乗ってこない感じだ・・・
どうした レーシングキッズ達!
ココでトップタイムを叩き出してきたのは
元気一杯!気合い満タンのホノカ・マーガレット!
ただ1人 1分を切る59秒台に突入
更にタイムを更新してくるのか?
6ラップ目には、遂に58秒576をマーク!
同じく6ラップ目にユメカ・スカーレットは・・・
1:00.263をマーク!
このタイムを見たシラ・ガミーノパパの顔つきが険しくなる
普段 怒りの表情を表に出す事の無いシラ・ガミーノパパ
昨日から非常に
長~~~~~~~~い
鼻毛を2本出すパパは
どこかマヌケである。。。
鼻毛をロン毛にでもするつもりなのだろうか?
話をコースに戻そう!
ハヤ・ブーはというと
重要な予選アタックでも転倒を喫してしまい
心が折れたのか?
1分03秒、02秒を行ったり来たりと
上手く波に乗れずタイムアップとなった。
レーシングキッズ ポールポジションは
ホノカ・マーガレットが獲得!
このまま後塵を浴びるのか?
P3にハヤ・ブーとなった。
レーシングキッズクラスのタイムと
スキルアップクラスのタイムは、ほぼ同じ!
スキルアップのライダーが速過ぎるのか?
レーシングキッズクラスが遅いのか?
非常なレポートであるが
これが事実なのだ・・・。
決勝レースではレーシングキッズの意地を魅せて欲しい。
番記者は切に願う。
続いてのアタックは、チャレンジクラス!
最高齢ライダーのヤ・スーシが初孫の為に
ポールポジションを獲得するのか?
ゲートオープンのピットロードを
最高齢ライダーが「よっこらしょ」と
マシンに跨りコースに出て行くと同時に
何故か雨足が激しくなってきた・・・。
キャリアだけは無駄に長いヤ・スーシは、ファーストラップから
50秒台に突入!
今回がシェイクダウンとなる4Stマシンで
豪雨の中 疾走していく姿に観客は失笑!
タイムアタックに突入すると
その次のラップでは、49秒台に突入!
この日の為に大量スポンサーを獲得しての参戦だけに
フリー走行での転倒ダメージも無いようだ。
福岡から参戦のホルヘ・コーイチ・ホーレンソーは
苦手のウェットコンディションながらも快調にラップを
今回はコイ・デ・アンジェリスとマシンを共有する為
マシンを壊す訳にはいかない!
これに触発されたか?
楽 しんごも49秒台に突入!
若干 不気味なフォームで最終コーナーを抜けて行く。
コースイン直後の1コーナーで早速の転倒!!!
気合いが入り過ぎたか?
皮ムキのされていないレインタイヤで全開は無謀であった
しかし デビューライダーの569はスグにマシンを起こし
再スタート!
このガッツこそがデビューライダーの持ち味であろう!
しかし、神様は・・・・
いや、569風に言うと「あぁ女神さま」なのであろうか?
試練を与えた。
7コーナー立ち上がりで またまた転倒!
1周で2度の転倒を喫するも その後もビビる事無く
果敢にタイムアタックを開始した!
58秒・・・57秒・・・56秒・・・
ラップする度にタイムを更新!
一方 初孫の為に優勝したいヤ・スーシは
いや・・・
正確には物欲の為に優勝したいヤ・スーシは遂に
48秒177を8ラップ目にマーク!
これでPPを手中に収めたか?
最年長ライダーの頑張りに観客から大きな歓声は
何故か上がらない・・・。
いや!
観客から歓声が上がらなくても
家族は、大喜びのはずだ!
あぁぁ残念!
家族は、フリー走行で転倒した息子 ハ・ルートに
付きっきり・・・
せめて実況を担当するデブデブ・ストーナーぐらいは
声を大にして名前を連呼してあげようと思った矢先
最後の最後で おっちゃん和也が47秒936と
どこまでも残念なヤ・スーシであった・・・
チャレンジクラスのポールポジションは
おっちゃん和也が獲得!
応援に駆け付けたサポートメンバーも大喜びである!
P2に最高齢の残念なライダー ヤ・スーシ!
P3に意外や意外の不気味なフォームの 楽しんご!
P4にTeamFSR能天気監督ホルヘ・コーイチ・ホーレンソー!
P5に最後は52秒052までタイムを更新!
デビューライダー569となった。
このクラスの決勝も面白くなりそうだ!
残念なヤ・スーシに幸せは来るのか???
記事 : mini-motoGP.com番記者
写真提供 : Sngawa
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