74Daijiroエキスパート決勝!

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「大変長らく お待たせ致しました!」

 

「今回は時間が掛かりましたねぇ」

 

「いやいや・・・私も色々とございまして」

 

「色々と言うと?」

 

「まぁ アレナニコレですから」

 

ピーピーピーな感じですか?」

 

「昨夜のホーレンソーさんみたいな感じです」

 

「ソコはノーコメントで・・・

 

では!気を取り直しまして!74Daijiroエキスパート決勝です」

 

「エキスパートライダーだけあって堂々としてますねぇ」

 

「自信の表れでしょうねぇ。デブストさん?注目は?」

 

「やはり、リアル74キング 慶虹郎でしょう!

 

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久々の参戦でPP獲得は流石ですね!

 

そして74レジェンドと言っても良いでしょうカズ・キングですね!

 

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DAY限定で急遽参戦で2番グリッド獲得は素晴らしいですよ!

 

あと、台風の目!74Daijiroに彗星の如く表れた太陽

 

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彼も非凡な才能の持ち主ですよ!

 

少ない時間でアッという間にナチュラを攻略し

 

慶虹郎カズ・キングと遜色ないタイムを叩き出していますからね!」

 

「そういう意味ではトップ2の2人に対して太陽がNEWフェィスと

 

言った感じでしょうか?」

 

「そうですねぇ新旧の直接対決!間違い無いですね!」

 

「そして4番手 マウンテンマウス 西村塾のエースとして

 

奮闘するホノカ・マーガレットが好調と聞いてますが」

 

「彼女は今シーズン タイトルも獲得していますし

 

今一番 乗れているライダーですねぇ」

 

「後は、ステップアップライダーがドコまで上がってくるか?

 

非常に興味のある所です!

 

それでは、ライダー紹介の方を皆さんと一緒に見て行きましょう」

 

 

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                  (PP リアル74キング慶虹郎)

 

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                 (74レジェンド カズ・キング)

 

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                      (NEWフェイス 太陽)

 

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             (西村塾エース ホノカ・マーガレット)

 

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      (西村塾No'1のガッツの持ち主 ユメカ・スカーレット)

 

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              (三井学級の眠れる獅子 ハヤ・ブー)

 

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                (レース当日がバースディ 悠成)

 

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           (西村塾 秘密兵器 メイカ・ジュリエット)

 

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         (三井学級の若大将 ランディー・ユーマ)

 

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        (三井学級のファンタジスタ イッキ・ドゥ~ハン)

 

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                (74GP クラスチャンプ 海夢)

 

「それにしてもグリッドは華やかですねぇ」

 

motoGPそのままの雰囲気ですよ!」

 

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「パパさん達も気合いが入ってます!」

 

「当然です!自分の分身が走る訳ですし

 

何より お金が掛かってますからねぇ」

 

「パパさんの小使いからの捻出は多いみたいですから

 

本気モードは当然ですね!」

 

親子の絆を確認した小さなGPライダー達は

 

フォーメーションラップへ1台また1台と動き始める

 

向かう先は、チャレンジクラスと違い

 

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   明るい未来!

 

小さな羽を思い切り広げ最高の舞台へいざ!

 

ナチュラの山々に木霊する74サウンド

 

隊列は綺麗に整い 日の丸が天空を差す

 

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俺が!私が!

 

トップを獲る!

 

74Daijiroエキスパート決勝 スタート!

 

ホールショットは誰だ!?」

 

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太陽が良いスタートを切りましたよ!」

 

ホールショットを奪ったのは?

 

リアル74キング慶虹郎

 

先程のアキ・クラッチローの熱い走りが ここに宿る!

 

「2番手に???太陽だ!太陽が2番手!」

 

「3番手にカズ・キング!そして!!!

 

ハヤ・ブー!ハヤ・ブーが混戦を抜け出し4番手!」

 

「その後ろにホノカ・マーガレット!」

 

出し抜かれたホノカ・マーガレット!


ここで足止めを喰らう訳には行かない!

 

3コーナー進入で僅かに開いたドアの隙間にマシンを滑り込ませ

 

ポジションをスグに奪い返す!

 

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「スタート直後から激しくポジションが入れ替わりますが

 

オープニングラップのオーダーを お伝えします!

 

慶虹郎を先頭に 太陽 → カズ・キング → ホノカ・マーガレット

 

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→ ハヤ・ブー → ユメカ・スカーレット → 


メイカ・ジュリエット → 悠成 → ランディー・ユーマ 

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→ イッキ・ドゥ~ハン → 海夢!

 

「非常に面白いオーダーですよ! 

 

ステップアップ組のメイカ・ジュリエット


ポジションを上げてきてますねぇ」

 

「トップグループを形成するのは6台!実力は拮抗!

 

誰が勝っても不思議ではありませんよね?」

 

「全く分かりませんよ!」

 

実況にもある様にトップグループの実力は拮抗

 

その中で僅かにアドバンテージを得たのは慶虹郎

 

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スタート直後の混乱を受ける事無く1コーナーを抜け

 

早くもリードを広げ始める

 

「さぁ!1コーナー 早くもバトル勃発!

 

悠成メイカ・ジュリエットに仕掛ける!」

 

「これは悠成が一枚上手だ!」

 

悠成がポジションを奪い返した!」

 

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「今日が誕生日の悠成、走りにキレがありますよ」

 

「12歳という事ですが そろそろミニへのステップも

 

あるんじゃないでしょうか?」

 

「将来が楽しみなライダーの1人ですよ!」

 

「さぁ 各所でバトルが始まりましたが 後方に目を移してみましょう

 

ステップアップ組も非常に頑張ってますねぇ

 

グループ先頭を走るのはランディー・ユーマ

 

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「その後ろイッキ・ドゥ~ハンが やや離されてますが

 

気合いは十分入ってましたよ!

 

私のブログでは少し紹介したんですが

 

ンディー・ユーマ イッキ・ドゥ~ハン ハ・ルートには

 

「他人に勝つより 己に勝て!」と書いたタオルをプレゼントしまして

 

まさに今!そのタオル通りの走りをしてると私は思います」

 

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「良い言葉ですね!デブストさんには無いんですか?」

 

「私も全く同じタオルです・・・」

 

「ハートの問題なんですね・・」

 

「はい・・・。私も己に勝ちたいと思います」

 

「さて 74GP クラス優勝をした海夢は厳しい感じですが」

 

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「いやいや展開を見ていると言った感じじゃないですか?

 

彼のクレバーな走りは光る物がありますし

 

勝負強さは74GPで証明済みですから」

 

「今年は最高の経験をしている海夢

 

ここからの追い上げに期待したいです!」

 

3ラップ目へと突入するスーパーKIDS

 

激しいバトルが開始されたのは

 

今シーズン 何度となく目にした光景

 

ハヤ・ブー VS ユメカ・スカーレット

 

テールトゥノーズで攻め立てるユメカ・スカーレットに対し

 

後ろを牽制つつもBESTなラインで走るハヤ・ブー

 

この1年で大きく成長したライダーの1人である

 

このバトルに決着を付けるのはチェッカーフラッグか

 

自分自身か?

 

トップでは慶虹郎が盤石な体制を築きつつあった

 

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2位 太陽とのアドバンテージは1秒弱

 

安全圏か?

 

いや!

 

このクラスにおいて1秒では心許ないのが現実

 

手を緩める事無くハードプッシュを繰り返す

 

一方2位を走るNEWフェイス太陽は、カズ・キングの前を走る事で

 

テンションはMAX

 

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普段の穏やかな性格からは想像が出来ない程の

 

アグレッシブな走りを披露する

 

近い将来74Daijiroクラスを席巻するのは確実であろう

 

「4位を走行するホノカ・マーガレットですが?

 

カズ・キングとの差をジワジワと詰めて来ていますか?」

 

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「確実に差が詰まってますね!非常に乗れてますよ!

 

今までの努力が今シーズン一気に開花した2012年シーズン

 

来年はミニへのステップアップと聞いていますが

 

その前にやらなければいけない事があると言ってました」

 

やらなければいけない事ですか?

 

ホノカ・マーガレットが・・・

 

いや シラ・ガミーノシスターズが活動当初から目標としてきた

 

音虹郎、慶虹郎、カズ・キングスリーキング

 

この大きな壁を乗り越える事が最大の目標であった

 

だが音虹郎、カズ・キングはミニへステップアップを果たした

 

しかし 今 目の前を走るのは紛れも無く超えなければいけない壁

 

カズ・キングなのだ!

 

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「そのホノカ・マーガレット43秒829をマーク!

 

カズ・キングのタイムを上回っているぞ!」

 

「頑張って欲しいです!何よりトップ3はナインエリアのライダー達

 

何としてもホームライダーの意地を魅せて欲しいですね」

 

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その少し後ろでの ハヤ・ブー VS ユメカ・スカーレット

 

激しいバトルを展開中!

 

それに刺激されたのは、コチラもシラ・ガミーノシスターズ

 

メイカ・ジュリエット VS 悠成

 

5コーナーからのライン獲りは2人共 全く違い

 

仕掛けるポイントを両ライダーとも見極めている様だ

 

5コーナーアウトから一気に被せる悠成に対し

 

レコードラインを忠実に走るメイカ・ジュリエット

 

7コーナーからは加速勝負!

 

軽量のメイカ・ジュリエット悠成に襲い掛かる!

 

凌げるか悠成

 

ここはエキスパートの意地!

 

簡単には前に行かせない!

 

目の離せないバトルは続きそうだ!

 

ホノカ・マーガレットが仕掛けますよ!」

 

6ラップ目の1コーナー 勝負所と睨んだホノカ・マーガレット

 

カズ・キングのスリップに張り付いた!

 

「インにマシンを寄せた!行くか!?行くか!?

 

あぁ僅かに届かない!」

 

カズ・キングも易々とは行かせてくれませんよ!」

 

諦め無い!

 

絶対に諦め無い!

 

ホノカ・マーガレットのハートの声が聞こえてくる程の熱い走り

 

ナチュラ女王として!

 

西村塾のエースとして!

 

ここを超えて上に行く!

 

残りは5ラップ 頑張れホノカ・マーガレット

 

「後方で戦う三井学級の2人が接近しましたよ!」

 

イッキ・ドゥ~ハンランディー・ユーマの背後に

 

迫ってきました!タイムも僅かにイッキ・ドゥ~ハンが上回ってます」

 

 「この2人のキャリアは、まだ1年チョットですよ!


それで ココまでの走りをする2人は、同チームながらも

 

最高のライバルと認め合ってると聞きますから

 

来年へ向け更に切磋琢磨してくれると思います」

 

「良いライバルが居る事が何よりの上達方法ですからね!」

 

デ「三井学級は年齢層が幅広いですが この2人の存在は

 

生徒全員の刺激になってる事は間違いありませんし

 

私自身も教えながら教えられる事も多々ありますよ」

 

「その内ボイコットが起こるんじゃないでしょうか?」

 

「その可能性も否定はできませんね」

 

「校長も頑張って下さい」

 

華やかなレースも終盤を迎え

 

バトル中のライダーは そろそろ決着を付けたい所

 

最初に動くのは?

 

5コーナー進入 メイカ・ジュリエットが格上の悠成に仕掛ける!

 

ラインを激しく交錯させ・・・

 

メイカ・ジュリエットが遂に悠成をパス!

 

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7ラップ目にはユメカ・スカーレットがライバル

 

ハヤ・ブーをパス!

 

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終盤に来てヒートアップする74Daijiroエキスパートクラス決勝!

 

ピットからも熱いパパ達が必死にサインを送る!

 

「死ぬ気で行けぇ!でもコケるなぁ!」

 

非常に難しい指示が出るのも74Daijiroクラスならでは

 

74Daijiroパパと言えば 今や全国区となったシラ・ガミーノパパ

 

またの名を鼻毛王子!

 

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           (画像はイメージです)


年に一度の最高の舞台の為

 

本日の鼻毛は かなりのロン毛である!

 

デブスト風に言えば「とっきん鼻毛」である。

 

シラ・ガミーノパパを見た人は、必ず鼻に目が行ってしまうらしい

 

ナチュラでの噂であるが・・・

 

シラ・ガミーノパパの長い鼻毛を見た者は

 

良い事が起こるとか起こらないとか・・・・

 

田舎ではあるが都市伝説レベルである。

 

「さぁ終盤!あっと!イッキ・ドゥ~ハンが仕掛けるぞ!

 

1コーナーに向かいハードブレーキング!どうだ!?

 

僅かに届かない!」

 

ランディー・ユーマのペースが上がりませんよ!

 

緊張の糸が切れてしまったかもしれません」

 

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その直後であった・・・

 

撮影するビデオが まさかのバッテリー切れ。。。

 

ここからは、リザルトと番記者の衰弱した記憶が頼り・・・

 

ラップ数など あまり深い所は気にしないで頂きたい。

 

9ラップ目 トップの慶虹郎はアドバンテージは2秒強

 

追い掛ける太陽のラップは僅かに及ばないものの

 

43秒中盤でラップを重ね次世代のキングとしての

 

頭角をハッキリとアピールする

 

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苦しい状況はカズ・キング

 

ノカ・マーガレットの激しいプッシュを受けるも

 

そこは、キングのプライドに掛け絶対に譲らない

 

74Daijiro黄金期を支えてきたカズ・キング

 

限定復帰とはいえポディウム獲得は絶対条件!

 

絶対条件は、こちらも同じホノカ・マーガレット

 

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再び1コーナーで仕掛ける!

 

「仕掛ける!仕掛けるホノカ・マーガレット!」

 

「これが最後のチャンスかもしれませんよ!」

 

「車体半分を入れる!どうだ!?

 

あぁぁ!届かない!カズ・キングがアウトから上手く被せる!」

 

「後方はポジションが変わりましたよ!イッキ・ドゥ~ハンが前!」

 

この1年 ランディー・ユーマの後塵を浴びる事が多かった

 

イッキ・ドゥ~ハンが遂にライバルをパス!

 

「今 トップの慶虹郎がファイナルラップに突入!

 

このままのポジションで ほぼ決まりでしょうか?」

 

「そうですねぇ各ポジション大きなミスでも無い限り

 

変動はなさそうですが・・・気になるポジションが1つだけありますね」

 

「どのポジション・・・


ユメカ・スカーレットハヤ・ブーですね!」

 

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「このバトルは最後の最後まで縺れますよ!」

 

「さぁ 慶虹郎が5コーナーを抜けてきた・・・

 

残すコーナーは3つ!

 

危険な7コーナーを抜けてきて・・・

 

第2回mini-motoGP CUPウィナーは慶虹郎!

 

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慶虹郎がパーフェクトウィン!

 

2番手に大健闘の太陽が入りました!」

 

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3番手争いを制したのは?カズ・キング!」

 

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「僅かに!僅かに及ばなかったホノカ・マーガレット4番手

 

「さぁ 5番手争いは接戦だ!」

 

サイドByサイドで5コーナーに進入する

 

ユメカ・スカーレットハヤ・ブー

 

一歩も引かないガチンコバトル!

 

何ラップにも渡って繰り返されたバトル!

 

「7コーナーを抜けてきた!ユメカ・スカーレットがインをキープ

 

ハヤ・ブーはアウトから仕掛ける!

 

並ぶ!並ぶ!どちらが前だ!!!」

 

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ハヤ・ブー!ハヤ・ブーが接戦を制した!」

 

「0.1秒の攻防!」

 

「肩を落とすユメカ・スカーレット6番手

 

「さぁここも激しいバトルだった!


制したのはメイカ・ジュリエット!」

 

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8番手にバースディーウィンとならず悔しがる悠成

 

9番手に先ずは一歩前進のイッキ・ドゥ~ハン!

 

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10番手に最後に抜かれるも自己BEST更新のランディー・ユーマ

 

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11番手にラップタイムは前の2台を上回る海夢

 

以上が74Daijiroエキスパート決勝の結果である

 

順位が付くのがモータースポーツではあるが

 

激戦を走り切った11人番記者全員がウィナーと言いたい!

 

自己BESTを連発したステップアップしてきた4人のライダー達

 

進化を続けるトップグループのライダー達

 

どのライダーも最強で最高のライダーである事は

 

この場に居た全ての観客が証人だ!

 

「さぁバブリーなウィニングランですよ!」

 

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「緊張してますか?」

 

「この顔を見ると やはり可愛いKIDSですね!

 

さぁ!チェッカーフラッグを掲げ!

 

優勝は、最速DNAを紡ぐ慶虹郎!

 

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おめでとう慶虹郎!

 

ピット裏では戦いに敗れたライダー達が大粒の涙を流す・・・

 

それを暖かく見守る両親・・・

 

その涙が また強くしてくれるはずだ!

 

思い切り泣いて


また顔を上げ走り出す姿を番記者に魅せて欲しいと願う。

 

 

記事 mini-motoGP.com番記者

 

写真 フォトグラファーSunagawa

 

Next ファイナルレース ミニバイクAグループ決勝!

 

 

 

 

 

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