(太字をクリックすると・・・)
上がり続ける路面温度・・・
吹き止まない強風・・・
止まらない背油・・・
不安要素の多い中 予選ヒートの時刻が迫る
和気藹々の雰囲気はここまで
ここからは全開スピードバトル!
決勝へ向け最高のポジションを獲得するのは誰だ!?
キング音虹朗を陥落させるライダーは?
慶虹朗か?シスターズか?はたまたハヤ・ブーか?
グリッドに付き高まる排気音・・・
若干破れた日の丸が高々と上がり
スタート!
好スタートを決めたのは?
やはり この男!音虹朗!
背後にピタリと付けるのは弟 慶虹朗!
続いてハヤ・ブー、ホノカ・マーガレットとなった。
快調にラップを重ねる5人の小さな戦士!
トップではブラザーバトルが勃発!
7コーナーからスピードを乗せストレートエンドで何度となく
インへマシンを差し込む慶虹朗だが兄 音二郎が巧みにそれを交わす
この辺りのテクニックは流石の一言に尽きる!
思う様にタイムが上がらず苦しい展開だが決して諦めない姿は
見守る大人達を唸らせる。
後方では、ハヤ・ブーVSホノカ・マーガレット!
ハヤ・ブーは防戦一方
果敢にプッシュするもタイムは改善しない
焦るハヤ・ブーにホノカ・マーガレットは容赦しない!
この年齢にして早くもドSを発揮か?
その時であった!
7コーナー立ち上がりでハヤ・ブー痛恨のスリップダウン!
奇しくもオフィシャルで見守る校長の目の前。
エンジンは切れていない!
校長はマシンを起こしハヤ・ブーへ「GO!」と指示!
テンションの高い校長をチラ見してハヤ・ブー再スタート
その後は順調にラップを重ねトップチェッカーは
貫禄の音虹朗!
決勝へ向け盤石な体制を築いていく。
P2に慶虹朗!決勝での巻き返しを誓う。
P3ユメカ・スカーレット!何としても2台に割って入りたい所だ!
P4ホノカ・マーガレット!決勝へ向け改善策はあるのか?
P5ハヤ・ブー!転倒のダメージはマシンよりハートか?
決勝ヒートでは、どんなドラマが待ち受けるのか?
続いては、デビューライダー+汚い大人の共演!
スキルアップクラス!
コースイン前に燃料消費が気になるデブデブ・ストーナーは
変な髪形の迷メカニック!シラ・ガミ‐ノパパへ
アドバイスを求める。
「これだけで燃料足りるかなぁ?」
シラ・ガミ‐ノパパ
「あっ!楽勝っすよ!全然足りるっす!」
パッと見ただけで分かる辺り経験値が上がっているのであろう。
グリッドに付いたデビューライダー達の緊張はMAX!
密かに優勝を狙う汚いハートの校長・・・
様々な思いが交錯するスキルアップクラス
少し破れた日の丸が振られスタート!
足をバタバタさせ少しでも前に出たい校長デブデブ・ストーナー!
しか~し!大きくバランスを崩し あろうことか
ポールポジションのメイカ・ジュリエットに幅寄せ!
ガン見するメイカ・ジュリエットとデブデブ・ストーナーは
アイコンタクト!
メイカ・ジュリエット
「来ないでぇ!!!!」
デブデブ・ストーナー
「ごめんねぇぇぇぇぇ・・・」
不運に見舞われたメイカ・ジュリエットは
ポールポジションを無駄にした・・・。
2台のバタバタを他所に
イッキ・ドゥ~ハンとランディ~・ユ~マは1コーナーへ向かう
すぐさま追いかけるメイカ・ジュリエットとデブデブ・ストーナー!
マシンハンデのある最下位のデブデブ・ストーナーだが3コーナー入口で
ランディ~・ユ~マのインを差し3位をポジションUP!
この勢いで2台を抜きに掛かり更に攻める
大人げない校長デブデブ・ストーナー!
スピードを乗せ5コーナーへ進入!
メイカ・ジュリエットとの差が詰まる・・・???
ん???
ぶ~~~~ん・・・
ぷぅ~~~~ん・・・
ぽぽぽ・・・・
ぷすっ・・・・。(--;)
謎のエンジンストップ!
オフィシャルをしていたシラ・ガミ‐ノパパが駆け寄る!
シラガミ‐ノパパ
「どうしました?」
能天気に話しかけるシラ・ガミ‐ノパパ
デブデブ・ストーナーは分かっていた・・・
これはガス欠だと・・・
デブデブ・ストーナーは「あいつを信じた俺がバカだった」と思った。
燃料の蓋を開けるデブデブ・ストーナーは「見ろ!」と指を差す
「マジっすかぁ!」・・・お約束である。
デブデブ・ストーナー1ラップもする事無くリタイヤ。
責任を感じたシラ・ガミ‐ノパパは土下座・・・
その土下座っぷりは見事の一言に尽きる!
その頃トップを走るイッキ・ドゥ~ハンは
タイムをドンドンと改善させ56秒台に突入!
それを追うランディ~・ユ~マも
釣られる様にタイムを改善し57秒台へ!
メイカ・ジュリエットを含む3台は抜きつ抜かれつの大バトルを展開!
このレースを制したのは
イッキ・ドゥ~ハン!決勝へ向け好発進!
P2にランディ~・ユ~マ!タイムアタック時より5秒も短縮させた!
P3に校長に邪魔されたメイカ・ジュリエット!ピットに戻り
シラガミ‐ノママへ涙の訴え「デブストが!デブストが!」
不憫である。。。
P4デブデブ・ストーナーとなった。
決勝ヒートは混戦確実!初代ウィナーは誰の手に!
続いては!名前はフレッシュマン!走りはエキスパート!
スーパーKID達の競演がスタート。
ポールポジションはハ・ルートか?タイスケ・アンダーソンか?
紅一点チサト・パトリシアか?
フラッグが上がり・・・スタート!
各車綺麗にスタートを決めた!
ホールショットを奪ったのは絶好調ハ・ルート!
続いてタイスケ・アンダーソン!そしてチサト・パトリシアと続く。
3台の綺麗な車列は崩れない。
立派に育った姿を見つめ呟いた・・・
「そろそろ俺の立場が危ういなぁ・・・」
どこまでも自分本位な校長である。
レースは、終始ハ・ルートが引っ張り続け安定したタイムを刻む
時折 変則的なラインで仕掛ける
タイスケ・アンダーソンとチサト・パトリシアだが
今日のハ・ルートには なかなか通用しない
番記者としては嬉しい限るである。
10ラップの予選ヒート 制したのは、ハ・ルート!
P2タイスケ・アンダーソン
P3チサト・パトリシアとなった。
タイム差の無いこのクラス!
こちらも間違いなく激戦必至!決勝ヒートを見逃すな!
さぁ!いよいよ午前中最後のレース!
タケ・ウッチーニ&デブデブ・ストーナー復活祭レースのスタートだ!
3番手グリッドへ意気揚々とマシンを付けるデブデブ・ストーナー!
久々のフロントグリッドでドキドキが止まらない
因みに背油も止まらない・・・。
全車がグリッドに付きスタートの瞬間を待つ・・・
先程より大きな穴が開いた日の丸が上がり・・・・
スター・・・?!?!?!
フラッグが動く前にケロケロ・フクダがロケットスタート!
言い訳のしようがないジャンプスタート!
ケロケロだけに思わず飛んでしまった様だ
その決定的瞬間がこれだ!
1・2・3!
ニシム・ラッケンジとデブデブ・ストーナーが中央の
ケロケロ・フクダを見ているのが!
一気に飛び出したケロケロ・フクダに
オフィシャルの裁定はどう降りるのか?
なにはともあれエキスパートクラスがスタートした!
ホールショットは当然ケロケロ・フクダ
続いてニシム・ラッケンジ、3番手に
復活祭の主役デブデブ・ストーナー!
その後ろにシオ・2:50→もう1人の復活際の主役タケ・ウッチーニ→
ブラック・エイジ→カルロス・サカ・イーラ→50cc シマ・ダ-ニ→
フク・ナンチェ→シロ・マンシェル→
無意味にエンジン絶好調のワキバ・オーと続く
タイヤのグリップ不足に悩むニシム・ラッケンジのマシンが
6コーナー入口でアウトに膨らんだ!
それを見逃さなかったデブデブ・ストーナーがインを差す!
デブデブ・ストーナー2位に浮上!
このまま逃げ切るのか?
天才デブデブ・ストーナー復活!
あぁぁ!
もっと書きたいのだが苦情がきそうなのでここで止めておこう。
そのまま2位で走行するデブデブ・ストーナーだが指を咥えて
大人しくしているニシム・ラッケンジではない!
4ラップ目の1コーナー立ち上がりで
ニシム・ラッケンジが再び2位に浮上!
その後ろではタケ・ウッチーニが
4コーナーでシオ・2:50を交わし3位浮上!
これで2,3,4位と2010年8耐トリオのバトルが始まった!
デブデブ・ストーナー談
「このメンバーでバトルが出来るポジションまで
戻れてハッピーだ!」
タケ・ウッチーニ談
「最高の瞬間だ!僕は、この瞬間を待っていたんだ!」
ニシム・ラッケンジ談
「これだ!これを俺は望んでいたんだ!」
3者3様の思いでは無く3人が同じ思いで戦っているのだ!
しかし残念な事に・・・これはトップ争いではない・・・。
ジワジワと追いついてきている
更にその後方ではカルロス・サカ・イーラを先頭に
シマ・ダ-ニ、フク・ナンチェがグループを形成
セカンドグループで動きがあった!
5ラップ目の6コーナー立ち上がりで再びデブデブ・ストーナーが
ニシム・ラッケンジのインを差し2位に浮上!
アクセルONが一瞬遅れたニシム・ラッケンジは
タケ・ウッチーニにもパスされ4番手に後退!
3台がバトルを展開する間に5番手にブラック・エイジが
背後にピタリと付け
呪いを開始!
何とも露骨な呪いである・・・
再び2位に浮上したデブデブ・ストーナーのテンションが上がる・・・
のも束の間6ラップ目突入直後の1コーナーでタケ・ウッチーニが
スーパーレイトブレーキングでデブデブ・ストーナーのインを突き
2位を奪取!
更に3コーナー入口ではブラック・エイジが
シオ・2:50のインを差し5番手に浮上!
大混戦の予選ヒート!
ポールポジションはジャンプスタートのケロケロ・フクダか?
それとも2,3,4、5、6位争いをするグループのライダーか?
激しいバトルは、まだまだ止まらない!
ここからはデブスト劇場を お楽しみ下さい!
4コーナー立ち上がりで
デブデブ・ストーナーとニシム・ラッケンジが接触!
スランプ時のデブデブ・ストーナーなら ここで引く所だが
今日のこの男は違った!
前だけを目指し ただ・・ただアクセルを開ける!
番記者もテンションが上がる!
ニシム・ラッケンジのハードプッシュは、まだまだ続く!
5コーナーの高速コーナーでデブデブ・ストーナーのアウトから
一気に被せていく!
引くのかデブデブ・ストーナー?
しか~し!ここでも引かないデブデブ・ストーナー!
サイドBYサイドで進入していく2台のマシン!
その時!
縁石に膝をHITしたデブデブ・ストーナーのバンクセンサーが
飛んで行く・・・。
一瞬アクセルを戻した事により
ニシム・ラッケンジがデブデブ・ストーナーの
フロントを抑え3位に浮上!
バンクセンサーが無くなったデブデブ・ストーナー万事休す!
5位のブラック・エイジがニヤリとほほ笑む。
俄然やる気が出たブラック・エイジが7ラップ目の1コーナーで
デブデブ・ストーナーのインを差すが・・・
あの悪夢が蘇る。
開幕戦の1コーナー立ち上がりでデブデブ・ストーナーに
ハジキ飛ばされた事を・・・。
クロスラインで立ちあがるデブデブ・ストーナーは
悠々とポジションをキープ!
歯ぎしりするブラック・エイジは声に出して呪いを掛けた
呪いの効果か?
直後の3コーナーでデブデブ・ストーナー痛恨のスリップダウ~ン!!!
その瞬間がこれだ!
1・2・3!
笑いが止まらないブラック・エイジは小さくガッツポーズをした。
デブデブ・ストーナーの離脱で益々 予想がつかなくなった予選ヒート!
ニシム・ラッケンジとタケ・ウッチーニのタイマンバトルが開始!
8ラップ目5コーナーでインを差し三度 2位を奪取!
このままでチェッカーか?
いや!
ファイナルラップの1コーナーで再びインを差すタケ・ウッチーニ!
再び2位を奪取!
息をも付かせぬ展開!
これぞナチュラGP!
チェッカーまでコーナーは7つ!
3コーナーで仕掛け、4コーナーで仕掛け・・・
勝負の5コーナーで遂にタケ・ウッチーニのインを突く!
ここでもサイドBYサイドで6コーナーに進入するも
切り返し7コーナーでニシム・ラッケンジの頭を押さえ
予選ヒートはタケ・ウッチーニに軍配が上がった!
1ラップ減算と厳しい裁定。
これにより決勝ヒートへと向けたグリッドは次の様になった。
ポールポジションは・・・タケ・ウッチーニが獲得!
遂に!遂に!復活!デブスト復活祭りは
タケ・ウッチーニ復活祭へ変更!
P2盟友ニシム・ラッケンジ
P3呪い効果抜群 ブラック・エイジ!
P4粘り強い展開で勝ち取ったシオ・2:50!
P5いいポジションに付けたカルロス・サカ・イーラ
P6シマ・ダ-ニ!50㏄では難しか?
P7フク・ナンチェは、まずまずのポジション!
P8ワキバ・オー!エンジンの効果ナシ・・・。
P9シロ・マンシェル!決勝へは作戦変更か?
P10デブデブ・ストーナー!ここから巻き返せるか?
P11ペナルティーを受けたケロケロ・フクダ!
予選ヒートでこの激い戦い!
決勝ヒートはどうなるのか?
ニシム・ラッケンジを抑えタケ・ウッチーニが
ナチュラ初優勝となるのか?
ブラック・エイジが呪いを成功させ初優勝となるのか?
後方からの追い上げを成功させるのかデブデブ・ストーナー
最後尾スタートのケロケロ・フクダが割ってはいるのか?
記事:mini-motoGP番記者
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