ナチュラGPでは定番となる昼食のカレーを食べ
マシン修復に励むチーム
セット変更に勤しむチーム
ゆっくりと過ごすライダーと様々である。
その中でも人気があったのがKTM125DUKE試乗会!
ニシム・ラッケンジが試乗をしようとすると
スタッフからスグに待った!が掛かった(笑)
さすがクラッシュキングである!
スタッフからは「絶対にコケないで下さい!」と警告を受けたからか
コーナーでは ゆっくりと旋回するも満足な感じである。
その中でも全くお構いナシのライダーも居た・・・。
問題ありの校長デブデブ・ストーナーである。
コーナーでは膝を摺り・・・ステップを摺り・・・
やりたい放題!
持ち主のイワ・モンシェリは苦笑いである。
不憫だ。。。
13時・・・・
ゲートオープン!
74Daijiroクラス決勝の時間だ!
ナインエリア最強 谷本ブラザーズ VS 長州最強シスターズ
そこに割って入るハヤ・ブー!
ライダー紹介を終えたライダーがグリッドに付く・・・
静寂に包まれるサーキットには74Daijiroの排気音だけが響く
更に穴が大きくなった日の丸が高々と上がり・・・
スタート!
予選ヒート同様 綺麗にスタートを決めた5人のライダー達
ホールショットは?
またまた この男だ!
最速の称号は絶対に譲らない!
そう聞こえてきそうな程の気合いで1コーナーを奪うキング音虹朗!
続くは慶虹朗!
スタートを決めたハヤ・ブーは4番手に浮上!
最後尾となったホノカ・マーガレットはハヤ・ブーに対し
1周目から猛チャージを掛ける!
予選ヒートと全く同じ序盤で変動はあるのか?
隊列が変わらぬまま4ラップ目に突入した直後であった
4コーナーを立ち上がるハヤ・ブーまたもやスリップダウン!
その直後を走行していたホノカ・マーガレットはコース上に残った
マシンを避け切れず転倒!
その衝撃シーンがこれだ!
1・2・3!
大丈夫か?
立ち上がる二人のライダーはマシンを起こし始めた・・・
二人の小さな背中が物語る。
観客からは大声援と拍手が鳴りやまない。
再スタートを切ったハヤ・ブー、
ウルっときてしまう・・・。
今現在 執筆をしながらもウルウルなのだ。
番記者
「くそぉ!涙でキーボードが見えないや!」
頑張れ!ホノカ・マーガレット!ハヤ・ブー!
小さな翼はビクともしないぞ!
2ラップ遅れの絶望的な状況・・・
涙を流しながらも走る姿に誰もが心を打たれた。
その頃 トップでは、予選ヒートと同じ展開が繰り広げられていた
ストレートエンドで一気に差を詰める慶虹朗に対し
キング音虹朗がラインを変え上手く交わしていく。
レース巧者ならではのテクニックであろう!
孤軍奮闘となったユメカ・スカーレットは、全力でブラザーズを追うも
ジワジワと差が開いていく・・・
その後 順位の変動も無くファイナルラップへ突入!
最終コーナーを抜け・・・
トップチェッカーは、やはりこの男 キング音虹朗!3連勝達成!
レベルがアップしたのは間違いない!同一周回でのチェッカー!
ユメカ・スカーレットが3位!
4位に最後まで頑張り抜いたホノカ・マーガレット!
5位にこちらも最後までよく戦った!ハヤ・ブーとなった。
ピットへ戻ったホノカ・マーガレットは号泣。
ハヤ・ブーは涙を見られるのが嫌なのかトランポへ姿を消した。。。
毎回ドラマが生まれる74Daijiroクラス!
人間臭くも温かな気持ちにさせてくれる。
第4戦はどんなドラマが待ち受けているのか。
おめでとう!5人の小さな戦士達!
スキルアップクラス
熱い戦いを目の前で繰り広げられ 小さなハートの火が付いた
3人のデビューライダー達!
姉の雪辱を晴らし
デビューウィンを飾る事が出来るか?メイカ・ジュリエット!
男の意地を魅せデビューウィンを狙う
ランディ~・ユ~マ&イッキ・ドゥ~ハン!
その夢を打ち砕き校長の威厳を保ちたいデブデブ・ストーナー!
燃料は満タン!ガス欠の心配はないぞ!
何故かアイコンタクトで確認し合うシラ・ガミ‐ノパパと校長。
初めてのライダー紹介で緊張するかと思われたが・・・
堂々とした その姿はMotoGPライダーそのものだ!
更に大きな穴になってきた日の丸・・・
最終レースまで持つのであろうか心配だ・・・。
穴の開いた日の丸を見つめる3人+1匹!
フラッグがふり下ろされ
頂点を目指しデビューレーススタート!
ホールショットを奪ったのはイッキ・ドゥ~ハン!
続いてメイカ・ジュリエットがポジションを一つ上げた!
3番手にランディ~・ユ~マ!
そして今度は、スタートを何とか決めた校長デブデブ・ストーナー!
その校長が早くも仕掛ける!
2コーナー入口でランディ~・ユ~マのインを強引に差し3番手へ浮上!
子供だろうとデビューレースだろうとお構いなしの冷血ぶりである。
更に5コーナーで差を詰め背後付いた校長デブデブ・ストーナー!
意地でもトップが欲しいらしい。
後方で大きなデブが迫っている事など気が付かない
トップ争いをする2人のライダー。
オープニングラップで早くもレースが動く
7コーナー立ち上がり大きくラインを外したイッキ・ドゥ~ハンのインを
クロスラインでメイカ・ジュリエットがインを差しトップを奪取!
それに続けと言わんばかりにデブデブ・ストーナーもインに入るが
いかんせんマシンが遅い・・・
いや遅いのではなく体が重い為 加速しないのだ・・・。
メイカ・ジュリエットは一気に加速!それに続くイッキ・ドゥ~ハン!
ストレート区間でデブデブ・ストーナーを追い抜きたい
ランディ~・ユ~マだが一歩届かない!
気が付けばメイカ・ジュリエットの独走状態!
少し後方にイッキ・ドゥ~ハン!
そして・・・
マシントラブルか?体重に耐えきれなくなったのか?
明らかに失速したデブデブ・ストーナー!
それを見逃さなかったランディ~・ユ~マが一気にパスし3位へ浮上!
これが最後のバトルとなり
デビューウィンを飾ったのは!
タイムは自己BESTの53秒393!
2位にこちらも自己BEST更新!イッキ・ドゥ~ハン!
タイムは54秒674!
3位にランディ~・ユ~マ!こちらも同じく自己BEST更新!
タイムは、56秒186!
最下位は、野望を打ち砕かれた!デブデブ・ストーナー!
3人のライダーが自己BESTを更新し大きく前進した!
第4戦は更にペースが上がる事だろう!
成長が楽しみな3人 ちびっ子ライダー達!
今日 笑ったライダー、涙したライダー。
今は、小さな一歩かもしれないが その歩みを止めず
ドンドンと進んで欲しい!
mini-motoGPは、頑張るちびっ子を応援します!
気合い全開!3人のスーパーKID!
誰が勝っても不思議はない!
セミファイナル!フレッシュマンクラスのスタートだ!
ドンドン大きくなる穴を見つめるライダー・・・
日の丸が上がり・・・
頂点を目指しゴールへ向けスタート!
飛び出したのはハ・ルート!
何人たりとも前には出さない勢いだ!
2番手にピタリと付けたタイスケ・アンダーソン!
その直後にチサト・パトリシア!
3台のガチンコバトルが始まった。
終始レースをリードするハ・ルートは盤石な体制を築いていく
タイスケ・アンダーソンとチサト・パトリシアは離れない
隊列は崩れないまま7ラップ目に突入!
ここでチサト・パトリシアが39秒995をマーク!
僅かに車間が詰まるがパスするには至らない
タイスケ・アンダーソンも40秒フラットでハ・ルートを追撃するが
今日のハ・ルートは一度も振り向く事無くチェッカーを目指す!
そのハ・ルートは10ラップ目にスパートを掛け
最高ラップの39秒905を叩きだし後続を引き離しに掛かる!
ジワジワとタイスケ・アンダーソンとの差を広げ残すは2ラップ
見守るハ・ルートファミリーは祈る思い
校長も見守る。
全員に勝って欲しいと思う番記者だが勝者の椅子は、ただ1つ!
アドバンテージを更に広げ 遂にファイナルラップ!
1コーナー、2コーナーと抜け最終コーナーを立ち上がってきたのは
三井学級のエースと成長を遂げたハ・ルート!
間違い無く実力で勝ち取った1勝!
3位にチサト・パトリシアとなった。
勝敗こそ付くものの最高のレースで観客を魅了したのは間違いない!
おめでとうハ・ルート!
タイスケ・アンダーソンもチサト・パトリシアも最高だったぞ!
このレースを見て人一倍燃え上がる男が居た。。。
脂肪は燃えなくともハートは燃えている。
愛弟子の走りを見たデブデブ・ストーナーは、
諦めかけたそのハートを奮い立たせた!
なんだかカッコいい始まりだ。
ファイナルレース!
エキスパートクラスのスタートだ。
ダミーグリッドに付きライダー紹介が始まる。
会場のボルテージは最高潮!
この時にエクスタシーを感じるという。
強烈にボロボロになった日の丸が上がる・・・
最後まで頑張った日の丸に拍手を送りたい。
最速の称号は誰の手に?
ポールポジションのタケ・ウッチーニか?
盟友であり最高のライバルニシム・ラッケンジが阻止するのか?
ブラック・エイジの呪い炸裂か?
様々な思惑が交差するナチュラGPファイナルレース
緊張の一瞬・・・
金鳥の夏・・・
日の丸が振り下ろされ
スタート!
キタぁ!!!!!!
ニシム・ラッケンジだぁ!
ブラック・エイジは大チョンボ!更に出遅れる!
対照的に好スタートを切ったのは、後方からの2台!
ケロケロ・フクダとデブデブ・ストーナー!
イン側へ切り込んで行くケロケロ・フクダ
インを諦めアウト一杯から1コーナーへ向かうデブデブ・ストーナー!
さぁオープニングラップはどうなる?
ピット前を通過するエキスパートライダー達
順位は、こうだ!
ニシム・ラッケンジ→シオ・2:50→タケ・ウッチーニ
→カルロス・サカ・イーラ→
最後尾からここまで上がって来たケロケロ・フクダ
そしてデブデブ・ストーナー→
ブラック・エイジは7番手までポジションダウン
→本日は出番が少ないシマ・ダ-ニ→フク・ナンチェ
→シロ・マンシェル→ワキバ・オーというオーダー!
ここからが正念場!
レースは、15ラップ どんなドラマが展開されるのか?
2ラップ目に早くもレースが動き出す。
ストレートでケロケロ・フクダがカルロス・サカ・イーラをパス!
更に好調をアピールするデブデブ・ストーナーが1コーナー入口で
カルロス・サカ・イーラのインを差し5番手にポジションアップ!
3ラップ目にはストレート中盤で
タケ・ウッチーニをパスするケロケロ・フクダ!
ここでようやくエンジンが掛かる!
こちらもストレート中盤でカルロス・サカ・イーラをパス!
苦しい展開のカルロス・サカ・イーラ!
ここから踏ん張り所だ!
一方 トップを快走するニシム・ラッケンジだが・・・
ペースが全く上がらない。
ラップタイムは40秒前半。
トラブルか?
いや 全体のタイムを見ても全体が40秒台
それ程 路面コンディションが悪いという事なのであろう。
39秒台で走行するライダーが
ケロケロ・フクダとブラック・エイジである。
この状況下で何故2人だけタイムが出ているのか?
2ラップ、3ラップのオーバーテイクシーンを見てもらえれば分かる様に
とにかくストレートスピードが速いのだ!
抜かれたライダー達が口々にするのは
「プライベートマシンとワークスマシン程の差がある」
と言う程である。
それにはマシンの仕上がりも当然ながら軽量ライダーの特権であろう!
因みに最軽量ライダーはケロケロ・フクダ
最重量ライダーはデブデブ・ストーナー・・・
2人の体重差 実に30キロ弱
ミニバイクでこの差は決定的であるといえよう。
話をレースに戻そう!
ポールポジションのタケ・ウッチーニも苦しい展開となりつつある
デブデブ・ストーナーから激しくチャージされるも
そこは経験値の差 上手く交わしていく
復活した2人はランデブー走行でドコまで上り詰めるのか楽しみである
因みに「ランデブー」とは「走るデブ」ではないので間違えない様に。
後方ではシロ・マンシェル VS ワキバ・オー
均衡が崩れたのは6ラップ目 1コーナー!
年に1回あるかないかのスーパーレイトブレーキングで
シロ・マンシェルをパスするワキバ・オー!
ちょ~レアなワキバ・オーのレイトブレーキングを目撃した人は
幸せになれるというナチュラ伝説があるとかないとか・・・。
レースは展開の無いまま後半へ突入!
ここで、本日 欠場のア・セリ-ノからCMが入って来た。
では後半戦スタート!
8ラップ目 快調にラップを重ねるケロケロ・フクダが遂に
シオ・2:50を捕まえた!
ここでも やはりストレートでのオーバーテイク!
これでポジションは2番手!追いつくのか?
9ラップ目 初の転倒者が現れた!
6コーナー立ち上がりでワキバ・オー転倒!
決定的瞬間がこれだ!
1・2・3!
ペースが上がってきた所だけに この転倒は痛い。
再スタートを切りたいが・・・
その前に目を移してみよう!
タケ・ウッチーニ、デブデブ・ストーナーがジワジワと
シオ・2:50との差を詰める中ブラック・エイジが
デブデブ・ストーナーの背後にピタリと付けた!
デブ VS ヤセ
この勝負の行くえは・・・語る程でもないだろう。
いつも通り1コーナーのインを狙ってくると予想した
デブデブ・ストーナーは後方を確認し
イン側へマシンを寄せドアを閉じる・・・が
そこにブラック・エイジは居ない!
慌てたデブデブ・ストーナーはすぐさまアウト側を確認した!
そこには真横に並んだブラック・エイジ!
今回は少し頭を使ったブラック・エイジはアウト側へマシンを振り
ストレート中盤でデブデブ・ストーナーをラクラクパスし5番手に浮上!
こうなると どうしようも出来ない!
作戦を切り替え逆にインを狙うデブデブ・ストーナー!
マシンをインに寄せると・・・
目の前のタケ・ウッチーニが右足を高々と上げ
フロントからスリップダウ~ン!
ここでタケ・ウッチーニ戦線離脱!
ラスト4ラップ!
トップはニシム・ラッケンジ!背後にケロケロ・フクダ!
少し離れて
シオ・2:50、ブラック・エイジ、デブデブ・ストーナー!
12ラップ目!
ストレートでケロケロ・フクダがニシム・ラッケンジを遂に捉え
トップを奪取!
しかし簡単にはいかせないニシム・ラッケンジ!
得意のレイトブレーキングで再び前に出る!
13ラップ・・・先程と同じ展開で前にでるケロケロ・フクダ!
再びトップに立つ!
このまま逃げるのか?
そうはいかせない!
王者ニシム・ラッケンジが4コーナーでインを差し三度トップ立つ!
あっ!ちびっ子のみんな!「三度」は「さんど」じゃないからね!
「みたび」だからねぇ!
バトルが始まれば アレが始まらない訳がない!
全国1万人のmini-motoGPファンいや・・・
ニシム・カトリーヌファンの皆様 お待たせ致しました!
大人の時間スタートです!
さぁ目を閉じてイメージして下さい!
それでは どうぞ!
ニシム・カトリーヌ
「いやぁ~~~ん!
お父さぁ~~~ん!
やめてぇ~~~~!
でも やめないでぇ~~~~!
イってぇ~~~~!
でもイッちゃだめぇ~~~~!」
如何でしたでしょうか?
コチラ クリックで生音声としたい所ですが
R18となってしまう為 企画を断念致しました(笑)
それでは 残り2ラップ お楽しみ下さい!
14ラップ目 またまたストレートでで抜き返すケロケロ・フクダ!
再度4コーナーで抜き返すニシム・ラッケンジ!
番記者は思った・・・
ストレートはどうしようもないが
4コーナーで抜かれるんだから もう少し頭を使えよと・・・。
ファイナルラップ!
またまたストレートで抜き返すケロケロ・フクダ!
そうです4コーナーでまた抜き返すニシム・ラッケンジ!
盛り上がっていたのだが展開が読めるのは面白くない・・・。
こうなると次はストレートが無いファイナルラップ。
7コーナーを抜け!
王者ニシム・ラッケンジ苦しい展開ながらもトップチェッカー!
3位に何とか守りきったシオ・2:50!
4位に頭を使ったブラック・エイジ!
5位にスランプ脱出と言っていいだろうデブデブ・ストーナー!
6位に我慢強いレースをしたカルロス・サカ・イーラ!
7位に50㏄では辛かったシマ・ダ-ニ!
8位にフク・ナンチェ!
9位にポールポジションからスタートを
生かせなかったタケ・ウッチーニ
10位にシロ・マンシェル
ワキバ・オーはリタイアとなった。
ハードな路面コンディションに強風という最悪な状況を克服する辺りは
流石 エキスパートクラスといえよう。
第4戦は9月7日
ライダー達の夏は、まだ終わらない・・・。
Next 感動の表彰式&ライダーコメント!
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