最終戦開幕!タイムアタック開始!

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10月16日 ナチュラ・インターナショナル・サーキット

 

  天候 : 秋っ晴れ

  湿度 : カラカラ

  路面温度 : それなり

  観客 : 26142人 

  訂正 : 前号のポイントですが、有効ポイントは4戦ですので

エキスパートクラスはチャンピオンが決定しています。

 

2011年のシーズンも今日で終わりを告げる。

各ライダーは、培った全てを出し切る為 最高の状態で最終戦に挑む。

タイトル獲得・・・

それだけではなく、

ライダー達は目の前にあるポディウムの頂点を目指す!

 


IMG_2008.jpgそんな中 慌ただしく動き回るピットがあった。

最終戦では いつも不運が付きまとう

             デブデブ・ストーナーのピットである

 

IMG_1999.jpg最高の状態と思われたマシンであったが

ミッションオイルが漏れだすトラブル

フリー走行までのタイムリミットは60分・・・

スペアパーツの無いチームでは「リタイア」

という決断がくだされようとしていた。

そこへ!

本日 参戦は無いと思われた あの男が現れた!

 

ポイントランキング14位

#7 ワキバ・オー (オートヤマガタ)

「今年も楽しく走れたよ!

最終戦も楽しいレースになってくれるといいね!

競馬も気になる所だけど 今日はレースに集中するよ!

マシンの状態もいいしね。

来季について色々と憶測が飛んでいる様だけど・・

状況は、まだフラットだよ。

デブデブ・ストーナーのトラブルを助けられるのは僕だけの様だね!」

 

ワキバ・オー

「今から僕のファクトリーまで馬を走らせれば30分もあればパーツは届くよ!」

そう言い残すと・・・

白い馬に跨りワキバ・オーはファクトリーへ向かった。

 

出走の可能が出てきたデブデブ・ストーナーチーム 間に合うか!?

 

一方 タイトルを獲得したニシム・ラッケンジはフリー走行直前に

悠々とサーキットへ到着!

最終戦も完璧なレースを展開するのか?

 

コース上ではフリー走行が開始された

 

IMG_2010.jpg時を同じくして気になるデブデブ・ストーナー

スペアパーツを何とか組み上げエンジンに火が入る

しかし・・・マシンからは異音が発生

どうやらアイドルバランサーの位置がズレている様だ。

チームは 取り敢えずタイヤの皮ムキの為マシンをコースへ送り出した。

タイムは41秒後半。

 

デブデブ・ストーナー

「とてもじゃないが振動が酷くて走れないよ、タイムアタックまでには

チームがマシンを修復してくれると信じてるよ。

ただ気になる事があるんだ・・・

振動が酷くて漏れてしまいそうなんだ・・・オイルじゃなくて・・・。」

そう言い残し ゆっくりとトイレへ向かった。

 

AM11時

タイムアタックがスタート!

先陣を切るのは74Daijiroクラス!

キング音虹朗の居なくなったこのクラス

誰が制するのか?

最速のDNAを受け継ぐ慶虹朗がキングの座までも受け継ぐのか?

颯爽とコースインをする74KID

絶対阻止!が至上命令のシラ・ガミーノシスターズ

 

IMG_2013.jpg今日は本気で走る!と約束したハヤ・ブー

しかし・・・

この天気に気を良くしたのか

ハヤ・ブーは笑顔のツーリング・・・

 

IMG_2011.jpgBESTから6秒落ちで走行中。

一方 キングのDNAを受け継ぐ慶虹朗は快調にラップを重ね

44秒台を連発!

 

IMG_2040.jpg5ラップ目には44秒578と最速タイムを記録!

シラ・ガミーノシスターズは?

ユメカ・スカーレットがタイムアップギリギリで46秒523を記録

ホノカ・マーガレットも46秒745とライバルに僅かに及ばなかった。

74Daijiroのタイムシートは次の通り

 

P1 音虹朗

P2 ユメカ・スカーレット

P3 ホノカ・マーガレット

P4 ハヤ・ブー

 

余談ではあるが・・・

ツーリングを終えたハヤ・ブーにはママからのお説教が待っていた・・・

速攻で逃げようとするハヤ・ブー

しかし あっさりと捕獲され

ママに捕まり泣きながら「次は、ちゃんと走るから許してぇ!」

と懇願する姿があった。

 

IMG_2011.jpg続いて まだまだ可愛さが残るスキルアップクラスのタイムアタック!IMG_2014.jpg連勝を決めたいメイカ・ジュリエットは4ラップ目に

 

IMG_2046.jpg52秒715をマーク!

ターゲットタイムが決まった

イッキ・ドゥ~ハンワイン・ガードナーペースアップ!

その直後にワイン・ガードナーが53秒512と先ず先ずのタイム!

 

IMG_2050.jpgイッキ・ドゥ~ハンは、メカニック不在ながらも奮闘し

53秒669をマーク!

 

IMG_2048.jpgフリー走行で心が折れかけたイッキ・ドゥ~ハンだが

調子を取り戻した様である!

 

タイムシートは以下の通り

P1 メイカ・ジュリエット

P2 ワイン・ガードナー

P3 イッキ・ドゥ~ハン

走る度にタイムアップするこのクラスは激戦必至!

予選ヒートが楽しみである。

 

続いて14台のエントリーとなるエキスパートクラスの登場だ!

2つに分けてのタイムアタック

先ずはAグループからスタート!

今回はフレッシュマンクラスのエントリーが2台となった為

ハ・ルート、音虹朗も このクラスに参戦!

音虹朗を含む7台のAグループがコースイン!

早々にトップタイムを叩き出したのは・・・

やはりこの人!

3年半ぶりの参戦ながら その速さは健在!

ライダーコメントにもある様にアイランドルーツの最速ライダー!

ハラ・マーニが2ラップ目に39秒570をマーク!

 

IMG_2051.jpgこれに刺激されたのが2名のアイランドライダー

中盤戦から好調をキープするシオ・250

 

IMG_2052.jpgタイムアップギリギリに39秒875をマーク

シマ・ダーニは?

 

IMG_2055.jpgイマイチ波に乗れず5ラップ目に40秒802をマークした後

更なるタイム更新には至らなかった。

フレッシュマンから参戦の音虹朗は非凡な才能を魅せる

4ラップ目に40秒525とエキスパート軍団を相手に

一歩も譲る事無く善戦!

そして気になるこの人 

デブデブ・ストーナーハラ・マーニの後方に付け

タイムアップを狙うも40秒004と地団駄を踏む。

 

続くBグループスタート!

王者ニシム・ラッケンジがどこまでタイムを出して来るのか?

早々にアタックを開始したのは、お爺ちゃんライダーの異名を駆る

シルバーライダー

 

IMG_2065.jpgシルバーシート獲得に向け精力的にラップを重ねタイムを削っていく。

 

フレッシュマンから参戦のハ・ルートは、臆することなく

ニシム・ラッケンジの背後に付けアタック開始!

 

IMG_2061.jpg4ラップ目に39秒417をマークしたニシム・ラッケンジ

ここでアタック終了、連勝に向け盤石な体制を作っていく

 

IMG_2060.jpgその背後でアタック中のハ・ルートは40秒177をマーク!

今年の成長ぶりを思わせるタイムで納得のタイム。

更に、テストでの好調をなかなか生かせなかったフク・ナンチェ

最終戦でようやく開花!40秒175をマーク

予選ヒートでの番狂わせも十分にありえそうだ!

一方 ランキング3位に付けるタケ・ウッチーニは謎のエンジン不調

 

IMG_2064.jpgデブデブ・ストーナー同様にマシンが走って居ない

その証拠にタイムは42秒551・・・。

どうするタケ・ウッチーニ

そしてコース上に1台のマシンがSTOP・・・

ナチュラ最軽量ライダー ケロケロ・フクダだ。

サイドカウルに不気味なカエルの模様を張り付けての参戦

カエルの怨念か?

エキスパートクラスのタイムシートは以下の通り

 

P1 ニシム・ラッケンジ

P2 ハラ・マーニ

P3 シルバーライダー

P4 シオ・250

P5 デブデブ・ストーナー

P6 フク・ナンチェ

P7 ハ・ルート

P8 音虹朗

P9 カルロス・サカ・イーラ

P10 シロ・マンシェル

P11 シマ・ダーニ

P12 ワキバ・オー

P13 タケ・ウッチーニ

P14 ケロケロ・フクダ

 

混戦のエキスパートクラス

予選ヒートでの番狂わせがあるのか?

 

タイムアタック後 何人かのライダーのコメントが取れた

 

#29 ハラ・マーニ

「何とか上手く作戦がハマったね!力強いラップができたよ。

予選ヒートでは少しセットを変えて挑んでいくよ。」

 

#66 ハ・ルート

「思った以上に走れてるよ!

エキスパートのライダーとも十分に渡り合える

自信があるんだ!上手く纏めて決勝に繋げていくよ!」

 

#26 音虹朗

「まさか中盤のポジションを獲れるとは思って無かったよ。

ただ全体的に気持ち良く走れてるから 

もう少しタイムは上げていけそうだね!」

 

#44 フク・ナンチェ

「やっと思う通りの走りに近付いてきているね!この調子で

もう少しタイムを上積していきたいね!

予選ヒートではハードプッシュしていくよ!」

 

#16 デブデブ・ストーナー

「フレッシュパーツにクランクベアリングを交換したのは

少し失敗したようだ当たりが出るまでに時間が掛かりそうだよ。

とにかくストレートが異常に遅いね。

それよりもコースに送り出してくれた

 周りのスタッフに心から感謝するよ。」

 

#61 タケ・ウッチーニ

「急激にパワーが出なくなったんだ。原因がハッキリしないけどチームが

何とかしてくれるはずだ!

予選ヒートでは少しでもポジションを上げていくよ!

ランキングを死守する為にもね!」

 

#19 ケロケロ・フクダ

「キャブにカエルが入ってたケロ!」

 

PP獲得に向けた戦いは1150分スタート!

 

 

Next 混戦 予選ヒート!

 

記事 : mini-motoGP.com番記者

写真 : mini-motoGP 熟女部

 

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