12月12日
※ ナチュラ・インターナショナルサーキット
※ 気温 : 寒い・・・
※ 路面 : ドライ
※ 観客 : 67454人
先日 発表された8時間耐久メンバーが各国より集結!
気温は低いものの天候にも恵まれ格好のテスト日和となった
今回は、来シーズンに向けた合同セッションと重なった為
多数のチームも参加しサーキットは賑わいをみせた。
そして何より驚いたのはドリームチームとワークスマシンを囲む
報道陣と観客の多さだ!
飛行機の遅れがありデブデブ・ストーナーは居ないものの
他のメンバーはサイン攻めに苦労している様子である!
※ ニシム・ラッケンジ(西村塾 塾長)
「天候に恵まれて何よりだよ!少し肌寒いけど南極に比べれば暖かいね!
マシンは今スタッフが最終セットをしてくれてる所だけど
チーム内雰囲気がいいね!
このマシンは走る!と感じるね!
外装は間に合わなかったけどテストには
影響はないよ。このマシンとチームで勝利を目指すよ!」
心強いコメントにスタッフは終始笑顔であった。
その関心度の高いマシンだが。。。
PCワークススタッフにより厳重な警備がなされ取材陣の我々でさえ
安易に近づく事が出来なかった。
続いて笑顔で登場したのはmini-motoGP代表タケ・ウッチーニ
※ タケ・ウッチーニ(mini-motoGP代表&編集長)
久々のサーキットで少し緊張しているよ!記者会見が終わってからというもの
各方面からの取材申し込みが多くて対応に困ってる所なんだ!
本業の方もハードで休む暇もなく働いてるしNASAとの打ち合わせも
大変だね!
今日は最終テストだけどスタッフを信じてるから
安心してライド出来そうだね!
この低い路面温度だから転倒だけは気を付けないとね!
とにかく楽しみたいね!」
コチラも終始笑顔でのコメントである。
チーム内の雰囲気も上々といった所だ。
チーム監督からのコメントも取れた。
※ ニシム・カトリーヌ (チーム監督)
「全体的に安心して見ていれるチームね!
私の役目は気持ちよくライダーをコースに送り出す事だから
それが出来れば結果は付いてくるはずよ!
本音を言えば もう少し予算が欲しい所ね!」
やはり8時間の長丁場を走るだけに
潤沢な予算が必要になってくるのは必然である
しかし そこがチーム監督の腕の見せ所であろう!
サテライトチームも仕上がりは順調の様だ・・・?
モデファイを加えられたはずの魚肉カラーのNSR・・・
我々 取材班は目を疑った・・・・
ドコをどう見ても
デチューンを施した様にしか見えないのである。
汚れたマシンが更に汚れており
8時間を走りきれるのか疑問の残るところだ。
※ ア・セリーノ(三井学級)
「マシンは綺麗だと思うYO!コレが精一杯だYO!
傷はタッチアップ(補修液)で十分だYO!8時間は走れるYO!」
何とも能天気なコメントである。
大丈夫なのか?
※ シロ・マンシェル(KRC)
「正直 驚いてるよ!僕は綺麗なマシンに乗れると思っていたからね。
少し見慣れるのに時間が必要だ。
でも本人が言うには中身はOK!との事だから信じるしかないね!」
歯切れの悪い不満を感じるコメントではあるがシロ・マンシェル自身は
気合十分といった感じだ!
※ ブラック・エイジ(AY)
「ラミパス・ラミパス・ルルルルル!
汚いマシンが我々には お似合いだ!要は速く走ればいいんだ!
ワークスチームは気付いてないだろうが我々のメンバーは確実に
速さを増している!本番で泣きっ面を見るのが楽しみだ!」
いつもながら不気味な発言をするブラック・エイジ
改名した事によりその不気味さは倍増された様だ。
そうこうインタビューをしていると大きな歓声が上がった!
上空に1機のヘリが爆音と共に現れた!
そのヘリから登場したのは・・・
やはり この男!デブデブ・ストーナーだ!
決してハイエースでの登場ではない!
後半戦の不調 そしてチャンピオン獲得失敗・・・
いい所なしの彼だが ファンは離れない!
何故なら・・・それがヒーローというものだから。
※ デブデブ・ストーナー(三井学級 校長)
「驚いたね!テストなのに これ程のファンに囲まれるなんて!
おいおい!押さないでくれ!僕はドコにも逃げないよ!
今日のテスト?
準備は上々だよ、見ての通りチョイヤセ・ストーナーになってるだろ?
ただチームスタッフによれば僕のマシンでのテストは
キャンセルになった様だ イージートラブルだね。
本来の目的はワークスマシンに乗る事だから気にはしてないよ!
路面温度が低いから慎重に走らないとね!
チームとの合流を楽しみにしてたんだ。
これから着替えて走りこみだね!」
シーズン終盤での不調により参戦を危ぶまれたデブデブ・ストーナーの表情は
明るい!
応援するファンにとっても その明るさが何より嬉しいはずである。
さて テストの方は・・・
ニシム・ラッケンジがストップ&ゴーを繰り返しセットを詰めていく
この辺りを自ら買って出る辺りが信頼される所以であろう。
ハードに攻め立てる事はせず慎重に、慎重に。
※ ニシム・ラッケンジ
「マシンはパワフルだ!後はコースに出て詰めて行くしかないね。」
一方 サテライトチームは・・・
3者3様・・・各々が好き勝手に走り込み 纏まり感の無さを露呈する
しかし これも作戦なのか?
ア・セリーノは低い路面温度にも関わらず
今期最高のラップタイムを刻む!
後半戦 上り調子のブラック・エイジもア・セリーノと同等のタイム!
シロ・マンシェルも好調をアピール!
纏まりの無い様に見えるが・・・各自スキルを上げる為のテストを実行!
汚いマシンはフロッグか?
ワークスーチームはライダーをタケ・ウッチーニにチェンジし
更にセットを詰めていく!
コツコツと作業を進めるのを得意とするタケ・ウッチーニ!
小さなミスも許さない実直な性格だけにスタッフの信頼も厚い!
※ タケ・ウッチーニ
「マシンのパッケージは本当にいいよ!パワーも実感できるし
これならナインエリアのマシンとも対等に渡り合えるんじゃないかな?
後は デブデブ・ストーナーが乗りこなせるかだね。特性の強いマシン
だからね。繊細な彼は少し手こずるかもしれないね。」
そのデブデブ・ストーナーがコースイン。
かなりのスローペースで感触を確かめる。
ラップ(周回)を重ねる事にペースを上げるデブデブ・ストーナーだが
ピットから見てもハッキリ分かる程リズムが悪い。
ラップタイムも40秒中盤・・・大丈夫か?
※ デブデブ・ストーナー
「心配はしなくていいよ!小さい所が気になって集中出来なかったんだ
タケ・ウッチーニが言う通りパワーはあるんだけど低速域で上手く
乗りこなせないんだ!これを使いこなせたら確実に武器になるはずだね!
後は慣れるしかないね!僕なら出来るはずだよ。」
タイムとは裏腹に自信たっぷりの言葉に取材陣は胸を撫で下ろした。
本番まで あと2日!
勝利の女神は どのチームに微笑むのか?
ファンの期待を一心に背負い!
長州ライダーがHSRへ殴り込む。
最後に ナチュラ・インターナショナルサーキットの年間表彰が行われた!
74Daijiroクラスに Konno選手
エンジョイクラスに ハ・ルート選手
E15クラスに Syouma 選手
そしてR16クラス コチラは3位まで表彰!
チャンピオンにニシム・ラッケンジ選手!
2位にコンスタントにポイントを稼いだア・セリーノ選手
3位に最終戦での大量ポイント獲得で急浮上したシオ・2:50選手
今年は沢山の参加者のお陰で盛り上がったナチュラシリーズ!
来年は更なる盛り上がりを期待したい!
挑戦者 求む!
記事 デブデブ・ストーナー
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