不定期でお送りする ライダーインタビュー。
今回は、ニシム・ラッケンジの良きライバル、そしてmini-motoGPの開設者。
タケ・ウッチーニ選手の登場だ。
6月某日 我々mini-motoGPスタッフは、ワールドカップで盛り上がる
南アフリカでバカンスを楽しむタケ・ウッチーニの元へ向かった。
記者(以下 記と表記) :バカンス中の所 ありがとうございます。
タケ・ウッチーニ (以下 タケと表記):構わないよ、たまにはインタビューにも応じないとね。
記 : 今回の日本代表は、ホントに惜しい試合でしたね。
タケ : ホントだね観戦していて とてもエキサイトしたよ。
こういった盛り上がりをモーターシーンに生かせるといいんだけどね!
記 : タケ・ウッチーニ選手は、常に その言葉が発信されてますね。
タケ : そうだね、僕達ベテランライダーは、モーターシーンの一番いい時期
を知っているだけに、その環境を今の若手の世代にも経験させてあげたいんだ。
記 : このHP立ち上げられたのも そういった考えからですね?
タケ : mini-motoGPを作るキッカケはデブデブ・ストーナーのメールからなんだ
、僕自身が 今のレース環境にモヤモヤしている中
彼が面白可笑しくレースレポートを送ってきて、「これだ」って思ったんだ。
各ライダーの交流の場であり、各ライダーを もっと知って欲しくてね。
まだまだ、完全ではないんだ、やりたい事も沢山あるんだけど、中々 思うように
体が空かないんだ。事業の方が忙しくてね、KSBも大切だしね!
記 : KSBと言えば タケ・ウッチーニ選手はサーキットでの微笑ましい光景を
すぐに思い浮かべるのですが。
タケ : 僕は特別な事をしてるとは思ってないんだ、フットボールにしても
ベースボールにしても昨今は家族が応援してる姿を よく見掛けるよね?
それと何ら変わらないし、何より僕には家族が居る事で一番 力を出せるからね!
記 : 確かに最近は家族の絆が希薄になっていると言われますが、それは
家族が同じ目標を持てないからかもしれませんね。
タケ : そうなんだ、僕達はモータースポーツを通じて家族で一喜一憂できる
環境も提供出来たらなって考えてるよ。
レースシーンが盛り上がるヒントは、今回の日本代表のゲームがいい例じゃないかな?
フットボールに全く興味の無い人達がエキサイト出来るなんて なかなかないよね?
僕達も興味の無い人達がエキサイト出来る様なレースやイベントが出来れば
盛り上がるはずだと思うよ。
その為に僕は自慢のIT力を使って情報を発信し続けるよ。
記 : 最後にタケ・ウッチーニ選手自身のこれからを聞きたいのですが?
タケ : ライダーとして言える事は、ここ最近の状況を打破したい気持ちが
強いよ。
ライバルであるニシム・ラッケンジを負かしたいね。
一筋縄ではいかないのは重々 承知してるけどね。
そして、最近 上り調子のデブデブ・ストーナーも要注意だしね、他にも沢山の
ライダーが居る中 ハードな戦いになるのは理解しているよ。
でも、僕には家族がついていてくれるから、きっと明るい未来が待っていると思う。
今は、前だけを向いて戦い続けるよ。
そして、最終目標は、冬の8時間耐久だ!
記 : 今日は本当に ありがとうございました。
タケ : こちらこそ。
終始 笑顔の中 行われたインタビューだが、話がレースに及ぶと
やはりトップライダーの眼差しになる瞬間を我々は見逃さなかった。
その 鋭い眼光の先にあるターゲットは誰なのか?
次にボディーアタックの餌食は?
後半戦が待ち遠しい mini-motoGPスタッフであった。
6月30日 南アフリカにて。
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