またまた緊急参戦の情報が飛び込んできた!
長いブレイク期間、各ライダーはレース感を鈍らせない為スポット参戦する事が多い。
前回は、デブデブ・ストーナー&コイデ・アンジェリスの変態ドリームチームの参戦情報であったが、今回は、最強のドリームチームが発表されると聞き、我々 取材陣は、PCワークス本社があるドリームヒルズでの記者会見に訪れた。
会場は華やかで取材陣も100人近く集まる中、午後3時 照明が落とされ
スポットライトの中2人のライダーが現れた。
PCワークス本社である事からタケ・ウッチーニの参戦は確定だろうとの予想が
あったのだが、ペアライダーは何と・・・。
現在、日本中を石鹸し・・・席巻している イワ・モンシェリ であったのだ!
場内からは意外な組み合わせに歓声と共にフラッシュが一斉に炊かれた。
しかし3人体制と聞いていた取材陣から質問が発せられようとした瞬間、
モニターに映し出されたのは バカンス中の モナコ から 上海万博の日本館 前へ移動したニシム・ラッケンジであった。
ニシム・ラッケンジの映る背景に何故か違和感を感じながらも我々は、コメントに聞き入った。
タケ・ウッチーニ 「今回の参戦は、イワ・モンシェリからの熱烈なアプローチに
より実現したんだ、多くを語るつもりはないが参戦するからには当然勝ちにいくよ。チームは急造とは思えない程の設備だ まさに勝つ為のチームと言っていいね。」
イワ・モンシェリ 「噂の変態ドリームチームと違い、僕達は本気だよ。
ファンが一番見たかったチームじゃないかな?
必ず、いや確実にトップチェッカーを受けるよ。
そうする事で何かが変わってくるんじゃないかな?」
何か含みを持たせるイワ・モンシェリの発言に取材陣がざわめいた、
それを遮るかの様に 背景に違和感を感じるニシム・ラッケンジからコメントが発せられた。
ニシム・ラッケンジ 「今回 会場に居れないのが残念だ、モナコでマネージャーからオファーの知らせを聞いたんだが、考える事無く「YES」だったよ。
最高のマシンに最高のパートナー、何処に断る理由があるんだい?
今回の参戦には関してこれ以上の言葉は必要ないはずだ、後は3人が表彰台の頂上で笑顔で居る事が決定している事だね。」
minimotoGPスタッフ並びに他の取材陣も今までに無いピリピリしたムードを感じている中記者会見は打ち切られようとしていたのだが、1人の記者がニシム・ラッケンジに質問を投げ掛けた・・・。
質疑応答の時間は設けられていなかった為 関係者から制止する声があがったがニシム・ラッケンジは答えてくれた。
記者 「この時期の参戦は納得できるのですが、急造チームでありながら 完全なチーム体制に少し違和感を感じるのですが、この計画は、前から進められていたんじゃないですか?」
その質問にチーム関係者は慌て記者を押さえつけたのだ!
会場は緊張感に包まれ minimotoGPスタッフも何かあると確信した!
ニシム・ラッケンジ 「話す事はないし、あくまでも急造チームだ!!!」と声を荒げた。
記者 「しかし・%・*・=」 スタッフに口を塞がれながらも質問を続けた。
「しかし、イワ・モンシェリの言葉には明らかに何かを ・・・フグゥフグゥ・・・ 」
記者は外へ連れ出された為 我々minimotoGPスタッフが続けた
minimotoGP 「もしかして冬の8耐へ向けてのメンバーが・・・フガフガ」
ここで記者会見は強制的に打ち切られた。
華やかな記者会見が何とも後味の悪い結末となった。
スタッフの慌て様からみて今回のドリームチームには何か壮大な計画が
あるのではとminimotoGPスタッフは感じている。
それは、8耐のメンバーが決まった事を意味するのか・・・。
7月4日 タカタインターナショナルサーキット 5時間耐久レース。
我々は しっかりと見届けたい・・・
by fuku hensyuucyou