6月20日テストレース in ナチュラナショナルサーキット

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6月20日 ナチュラ・インターナショナルサーキット

※ 天候 : 曇り たまに ちょっと雨+スゲー霧
※ 気温 : 短パンだと寒い
※ 路面 : 微妙・・・

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日本特有の梅雨時期での合同セッションとなった この日
今にも泣き出しそうな空模様&仕事中の僕の心


そしてナチュラ特有の霧にコースを覆われ 各チーム、ライダーはピットで待機をするのかと思われたが、後半戦へ向けセット&トライを繰り返したいライダー達は果敢にコースへ飛び出しデータ収集に全力を尽くした。

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中でも朝寝坊をし 遅れてきたア・セリーノが前回の好成績を残した
走りを忘れまいと懸命にラップを重ねていたがタイムは芳しくなく焦るばかりで・・・


「足回りが、足回りが」呪文を繰り返し何も変わらぬまま無駄な時間を
過ごしていた・・・足回りに関しては・・・トップブリッジのナットの締め忘れであった。

違いの判らない男が1人


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モナコでのバカンスでリフレッシュしたニシム・ラッケンジは遅れての登場となったが、パドックでは すでに HRC(本当に・レースって・貯金が減るよね)
スタッフが準備を整え シートの掛かったマシンを厳重に警備していた。

どうやらマシンのアドバンテージが得られないニシム・ラッケンジに 
2010・Bスペックが与えられた様である。

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※ ニシム・ラッケンジ
モナコでのバカンスで完全にリフレッシュできたよ、それに いいニュースが
続いてるからね。Bスペックかい?内容を話す事は出来ないけど、必ず
アドバンテージが得られるはずだよ、外観からは解からないはずだから いくら
見られても平気だよ。今日は、無理せずセット&トライを繰り返してデータを取る
事が仕事だね。」

終始 笑顔の絶えなかったニシム・ラッケンジ、後半戦へ向け強力な武器を手に
した様だ。

西村塾生のタ・クーミ38:3・・・のコースレコードか!
と思われたが これは誤情報であり 38.3度の発熱!
タイムは出ないが熱が出た
為 本日は欠席となった。


さてコース上では、各ライダーがセッションを繰り広げていると その熱気に
負けたのか若干の雨粒は落ちるもののコースコンディションは回復しセッションは更に激しさを増していった。


中でも後半戦へ向けニューパーツを組み込んだライダー、シマ・ダーニは好感触の様で我々に「いいっスよ この足回り!」と こちらもゴキゲンであったが・・・
タイムは いつもと ほぼ変わらず、勘違い全開である。
(違いの判らない男また発見)

他にアイランドルーツの(島根県)メンバー、シオ・2:50、ハラ・マーニは
好調を維持し勘違いのシマ・ダーニとは険悪な雰囲気となっていた。

今回は他国からの参加も多く見られ、レベルの高いワイドランド(広島県)から
ナオ・キャンベル(男)と相棒が精力的にラップを重ね、

ナインエリア(九州)からは紅一点 ヒナーノちゃんが参加。

可愛い笑顔からは想像できない程の激しいラップを重ねナチュライダーの走りを
盗もうと学習する姿がみられた。

ここ最近 転倒が増えつつあるタケ・ウッチーニは転倒キングの異名を払拭する為
  一つ一つ確かめる作業に集中し、ヤット・ルケーは、更なるセット向上の為
試行錯誤を繰り返す。

これに触発されたのか、フク・ナンチェも足回りのセットへと移行しラップを重ね
るのだが・・・こちらも「フロント周りが、フロント周りが」を繰り返し、チームスタッフがセットするも改善せず・・・全体の見直しとなった、すると・・・あろう事か、
ただ単純にリヤショックが抜けているだけであったのだ!
ここにまた1人 違いの判らない男誕生である

 

転倒の達人フランシスコ・ザビエルもリヤに違和感を感じ思う様にタイムは伸びず
若干の焦りを感じつつもラップを重ねるのだが・・・転倒へのカウントダウンスタート!

午後2時 テストレースへ向け タイムトライアル スタート!
ここで本来ならポジション、タイムなどが書き込まれるのだが・・・
レポートを任されたア・セリーノは自分の事で精一杯であり、任務を完全に
忘れていた為、タイム・ポジションは不本意ながら省略される。
(編集部 談) 「完全に人選ミスだ、楽しみにしてくれてる読者に申し訳ない。」


ミニ予選.JPG

 

気を取り直し テストレーススタート!


今回はテストレースという事もあり逆グリッドでのスタートとなった。
(ポールポジションが最後尾スタートとなる)ナチュラならではの気のきいた計らいだ!

全車綺麗なスタートを決め、飛び出したのは・・・3列目スタートのシマ・ダーニ!
チーム内の険悪な雰囲気に見切りをつけ ただひた走る!いや・・逃げる!

「フライングでは?」との疑惑は残るものの、直後の1コーナーもシマ・ダーニが抜け久々のレースリーダーとなる!

その後方での1コーナーは激しいトラフィックに見舞われ、フランシスコ・ザビエル
右へ左へと大迷惑な接触を繰り返す中、紅一点のヒナーノちゃんまでも巻き添えにし不本意ながら むさ苦しいオヤジ臭漂う集団へ飲み込まれていった・・・。


ドサクサに紛れ犯罪が起きるのでは?とオフィシャルの心配をよそに
ヒナーノちゃんは、負けじとマシンをネジ込んだ!

そのヒナーノちゃん5番手で1コーナーをクリヤ!

 

オープニングラップは、シマ・ダーニ、シラガミーノ、ヤット・ルケーシロ・マンシェル、ヒナーノ、ニシム・ラッケンジア・セリーノ、ハラ・マーニ、タケ・ウッチーニ
フランシスコ・ザビエルシオ・2:50、ナオ・キャンベル、ヒラッチ と続いた。

2ラップ目にはニシム・ラッケンジが3番手にまでポジションを上げトップを狙う

 

一方、久々のラップリーダーとなったシマ・ダーニは誰の目にも明らかな余裕の
無い走り、ジリジリと迫り来るニシム・ラッケンジ、ハラ・マーニに怯え
ヘルメットの中では涙目になっていた。

その後方、ア・セリーノタケ・ウッチーニのバトルは意外な展開をみせ、
タケ・ウッチーニの執拗なプッシュにア・セリーノが踏ん張りポジションキープし
三井学級エロ委員長の意地をみせる。

トップ集団では、ヤット・ルケーを交わしニシム・ラッケンが2位、ハラ・マーニ3位
と更にポジションアップ、限界が近づくシマ・ダーニ、逃げ切れるか!!!

 

後方に目を移すとタケ・ウッチーニの激しいプッシュに耐えながらもペース、ポジションアップをするア・セリーノだが・・・
あまりのノロさに痺れを切らしたタケ・ウッチーニが遂に4コーナー で激しいボディーアタック!

 

ア・セリーノはゴミクズの様に吹き飛ばされ、腐ったたまごの黄身カラーに若干の傷を
おった。 (ア・セリーノ談)「いきなり壁がぶつかってきたんだ!プロフィールに
73キロと書いてあるけど あれは間違いだね、激しい衝撃だったよ。」



各ポジションで激しいバトルが激化し、9番手争いのヒナーノ含む3台が
サイドバイサイド、5番手争いはシオ・2:50ヤット・ルケーの見応えあるバトル

 そして トップ争いの3台は防戦一方のシマ・ダーが力尽きニシム・ラッケンジ
ポジションを明け渡し このまま引き離されると思われた直後の4コーナー入り口
ラインを大きく外したニシム・ラッケンジのインをハラ・マーニ、シマ・ダーニの両者が
差した!

今日のシマ・ダーニは少し違った・・・。


梅雨なのに雨が少ないのは この為か?

 

またまたトップを奪取したシマ・ダーニ!今度こそチェッカーか・・・?

 

しかし、勝利の女神は、そこまで優しくはなかった、5コーナー入り口虎視眈々とトップを狙っていたハラ・マーニがインを楽々と差しトップ奪取!


シマ・ダーニとタイヤの消耗が激しいニシム・ラッケンジが数週に渡り見応えのある小競り合いを展開したが。
最終ラップ1コーナーでニシム・ラッケンジにインを刺されポジションダウン


シマ・ダーニの勝利は、まだ遠く・・・チーム内の険悪な雰囲気が悪化しない事を願わずにはいられない。
最終結果は次の通り。

P1 ハラ・マーニ (遂に覚醒!後半戦のダークホース)
P2 ニシム・ラッケンジ (ニューマシンの戦闘力は?)
P3 シマ・ダーニ  (大健闘!ラップタイムも向上!)
P4 タケ・ウッチーニ (無転倒、しかし豪快な走りに被害者1名、体重詐称疑惑浮上)
P5 ヤット・ルケー (4stマスターとの呼び声も高く後半戦は侮れない存在)
P6 シロ・マンシェル (安定感が増し上位進出も近い)
P7 シオ・2:50 (本領発揮できず、マシンに異常アリか?)
P8 フランシスコ・ザビエル (無転倒完走だが・・この後 悲劇いや喜劇が・・・)
P9 ナオ・キャンベル (自己ベスト更新)
P10 ヒナーノちゃん (勝負強さを発揮、成長著しく諦めない姿勢を見習いたい)
P11 ア・セリーノ (レポートがあった事 思い出す・・・色々な被害者)
P12 シラ・ガミーノ (今後のレベルアップに期待大)
P13 ヒラッチ (こちらも自己ベスト更新)
P14 タムラー (ビキナーながら安定感あり)
※フク・ナンチェ (足周りに悩み出走せず、リヤショックが抜け、心もショック)

 

mini 決勝.JPG以上のリザルトとなった。

逆グリッドレースとなった為、ビキナーライダーはトップライダーの走りを間近で
感じることが出来、実りあるテストとなった様だ。

 

 

レース後 復習の意味もあり スポーツ走行をするライダーが大勢居る中
事件は起きた・・・。

 

ナチュラサーキットでは有名な「橋森コーナー」(7コーナー)にて 当人転倒
やはり!この人の転倒がなければ盛り上がらないが、被害者が1名発生!
その被害者は・・・・シラ・ガミーノのマシンテストしていたニシム・ラッケンジだった!

これには転倒王もビックリ!笑って誤魔化すしかなかった

 

更に不運は連鎖する、シロ・マンシェルがオーバーヒートによりエンジンブロー!
原因は、ラジエターキャップの発射!

シロ・マンシェル
「走行中に ポンッ!って音がしたんだビックリだね!」
笑い事ではない・・・。


色々なトラブルがあったものの天候も完全に回復し、ナチュラ自慢の
清清しい山からの風がライダーを優しく包んでいた。

 


最後に、本日話題を提供してくれた2人のライダーにコメントをもらった。

#38 シマ・ダーニ
自分自身のレベルアップには驚いたね、足周りの違いは判らないけど感じは
掴めたよニシム・ラッケンジともバトル出来るレベルだと確信したしね
ただ、チーム内は険悪なムードになりそうだね。」

#31 ヒナーノちゃん
「1コーナーでは散々だったわ、もう少しレディーに優しくしてもらいたいわね。
けどレースだから仕方ないわ。ただ加齢臭はツラかったわね。」(笑)



※ 今回のレポート内容は現場に行けなかった為
不備が多々あると思いますが、御容赦下さい、全てはア・セリーノ
シッカリと覚えてなかった事によります(笑)
尚 苦情に関してのご相談は、ア・セリーノまで(笑)

   Next HSR 4時間耐久レース DD・ストーナー&コイデ・アンジェリス ペア。


                                記事 デブデブ・ストーナー


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