2012年4月8日
※ ナチュラインターナショナルサーキット
※ 天候:超晴れ!
※ 気温:良い感じで暖かい
※ 観客:18978人
今シーズンは、ライダーコメントにもある様に
エキスパートクラスでは年齢制限無しのガチンコバトル!
アダルトなベテランが制するのか?
ヤングジェネレーションがそれを打ち砕くのか?
そして注目したいのが74Daijiro&スキルアップクラス!の2クラス!
こちらは、昨年よりも参加台数も増え2012年の新しい
勢力図が構築されそうだ。
朝9時 肌寒いながらも各ライダーはフリー走行に向け準備を進める
カルロス・サカ・イーラ、イッキ・ドゥ~ハン、
デブデブ・ストーナー
この3台は、昨年と比べガラリと変わった感じである
カズ・キングも白と青の爽やかなカラーリング
朝日に照らされ爽やかな笑顔!
ナインエリア、ワイドランドの強豪ライダーが参戦する開幕戦
先ずは、予選ヒートに向けタイムアタック開始!
スキルアップクラスからスタートするタイムアタック
王者・・・
いや!女王メイカ・ジュリエットが完全勝利を掴むのか?
それとも着々と力を付けてきた
イッキ・ドゥ~ハン&ランディー・ユーマがそれを阻止するのか?
はたまたナインエリアから初参戦のUranoブラザーズ 海夢が
レベルの違いを見せ付けるか?
ロン・ハヤトもドコまで詰めていくのか見ものである。
5分間のタイムアタック
小さいながらも お互いを牽制する
そこを上手く突いたのは遠征ライダー海夢!
これがターゲットタイムとなり各車ペースアップ!
ピットのパパやママから激が飛ぶ!
「オラァ!死ぬ気で走れや!金掛けとんじゃ!」
そうである・・・
パパは小遣いをカットされ・・・
それが74Daijiroのパーツ代となる。。。
パパも世間の荒波と戦っているのだから必至である。
5分間のアタックが終了しポジションが張り出された
なんと・・・
上位4台が52秒台と横並び!
1番時計を叩き出したのは
ナインエリアから初参戦の海夢!
タイムは、3ラップ目に出した52秒271!
初参戦ながら非凡な順応性を見せる。
そして2番手にランディー・ユーマ!52秒420!
シーズンオフのテストが実を結んだ
3番手に僚友イッキ・ドゥ~ハンが52秒563!
4番手になんと!
女王陥落か?メイカ・ジュリエットが52秒600!
5番手にデビュー戦となるロン・ハヤト!
初レースという事を考えれば上出来である。
1秒の中に4台がひしめくスキルアップクラス
予選ヒートは天候とは逆の大荒れ必至!
初っ端から目が離せない展開!
続く74Daijiroクラスは、どうなるのか?
シーズンオフに一番のテストマイレージを稼いだ
シラ・ガミーノシスターズが決めるのか?
Uranoブラザーズ兄 悠成が弟に続き1番時計を
叩き出すのか?
ヤル気は出たかハヤ・ブー?
一斉に飛び出す74キッズ達!
先制パンチをお見舞したのは、悠成!
このタイムを見てハートのプラグに火が点いた
シラ・ガミーノシスターズ!
5ラップ目にホノカ・マーガレットが一気にタイムを短縮させ
これに負けじとユメカ・スカーレットがハードプッシュ!
昨年 鼻毛王子のネーミングを付けられた
シラ・ガミーノパパも これには御満悦の表情
少し・・いや!
かなり天狗気味のシラ・ガミーノパパ・・・
この後 大きな落とし穴が待ち受ける。
それは、後のお楽しみとして
問題のハヤ・ブーだが・・・
どうするのぉハヤ・ブー!?
本気で走ろうよぉ!!!
君は、本当は速いんだよ!!!!
予選ヒートでの巻き返しに期待しよう。
気になるグリッドは・・・
1番手にホノカ・マーガレット!
遂に勢力図が変わった瞬間である!
2番手にユメカ・スカーレット!
3番手に悠成!
キレのある走りを魅せるホノカ・マーガレット
オフシーズンの間に覚醒したようだ。
記事を打ち込んでる時に
今更ながら気が付いたのだが・・・
ナチュラシリーズでのスキルアップ、74Daijiroクラスは
兄弟、姉妹が多いのだ!
谷本ブラザーズ!
シラ・ガミーノシスターズ!
Uranoブラザーズ!
兄弟ではないが従兄同士のShield RT
こういう勢力図は他のサーキットでは
中々 見れないだろうと思う。
身近にライバルが居る事により
テストにも身が入るという所だ。
さぁココからは、加齢臭漂うアダルトな時間。
先陣を切るのは、リターンライダー、デビューライダーを含む
エンジョイクラス!
エンジョイとは言え その走りに掛ける思いは
エキスパートライダーとなんら変わらないのである
参戦台数が本来4,5台となるはずだったのだが・・・
2台が欠場。
ななもに関しては、エントリーするも二度目の欠席・・・
エントリーが趣味なのだろうか?
とにかく残念である。
それでは、3名のライダーを少し紹介しよう!
#3 140Jr このクラス最年少ライダー
エキスパートクラス140のDNAを受け継ぐ長男
HSR、A-ONEサーキットをホームとし数々のポディウムを獲得
大方の予想では、本命とされるライダーだ。
#59 ヒロ・アンドレッティー
15年振りとなるリターンライダー、三井学級から本日デビューとなる
ナチュラサーキットは2度の走行のみでエントリーながらも
テストでは非凡な才能を魅せ周囲を驚かせた。
#39 569
こちらはナチュラシリーズ初参戦!
実質のデビュー戦と言ってもいいだろう
先日 行われたKKW耐久レースでは見事 優勝を勝ち取り
勢いに乗りまくってるライダーである。
11時00分
緊張のタイムアタック開始!
VIP待遇で準備を進めるのはヒロ・アンドレッティー
ニシム・ラッケンジ、タケ・ウッチーニ、デブデブ・ストーナーが
マシンを温めていた。
フレッシュな気持ちを思い出そうとしているのか・・・?
11時10分 ピットレーンから3台が勢いよくコースイン!
140Jrを先頭に入念にタイヤを温める・・・。
温める・・・
温める・・・
温め過ぎ!!!!
時間がないぞ!
その時であった!?
ヒロ・アンドレッティーの排気音が変わった!
あ・い・し・て・る!
のサインならぬ 行くぜ!の合図
その思いを受け取ったか?
3ラップ目に いきなり自己BESTタイムを更新
44秒439を叩き出す!
これには一同 驚いた。
非凡とは、この事であろう
本命の140Jrだが・・・
予想とは裏腹にタイムが上がってこない
タイムアップ直前に ようやく44秒987をマーク
勢いに乗る569は?
淡々とラップを重ね45秒934をマーク!
予選ヒートへ向けたグリッドは以下の通り
1番グリッド獲得は、ヒロ・アンドレッティー!
快挙といってもいいであろう。
2番グリッドに140Jr 巻き返しが怖そうだ。
3番グリッドに569となった。
予選ヒートは面白くなりそうだ。
11時20分
超激戦が予想されるエキスパートクラスのタイムアタックが開始される。
15台がエントリーする このクラスはA・Bクラスに別れてのアタック
先ずはAグループから
死のAグループと言ってもいいであろう
最速KIDの称号を欲しいままにするカズ・キングをはじめ
最速女王チサト・パトリシア、
ナチュラ最軽量ライダーケロケロ・フクダ
ナインエリアのベテラン140
アイランドルーツ最速のハラ・マーニ
NEWカラーとNEWツナギでヤル気満々のカルロス・サカ・イーラ
そして今期 期待大ではあるが、
フリー走行でガス欠に見舞われ不安大のデブデブ・ストーナー!
真っ先にコースインしたのは紅一点チサト・パトリシア
その後をデブデブ・ストーナーが追走する
邪魔が入らないうちに早めに仕掛けてきた。
これに刺激されたのはカズ・キングと140!
2ラップ目に40秒510をマーク!
ここから更にタイムアップして行くはずだ・・・。
その前方では3台がレースさながらのバトルを展開しながら
タイムの削り合っていく
一方 後方では、ハラ・マーニ、ケロケロ・フクダが単独での
タイムアタック。
走行前 ケロケロ・フクダは・・・
テスト不足か?
更にハラ・マーニは・・・
「今年 初めてバイクに乗るから絶対に無理っすよ!」
こちらもテスト不足をアピール。
しかし・・・
この2人 本当に嘘つきであった。
4ラップ目にケロケロ・フクダが39秒304を叩き出す!
番記者は良い人と思っていたハラ・マーニに関しては
小学生がマラソン大会直前に
「俺、ゆっくり走るから!」と言いつつも超本気で走る
アレと同じである。。。
全くもって信用ならない。
デブデブ・ストーナーの純粋なハートは傷ついたのだ。
全てを一新したカルロス・サカ・イーラは、ヤル気が空回りしたか?
デブデブ・ストーナーは・・・?
結果は、Bグループの後に。
そのBグループがピットレーンへ並ぶ。
こちらも豪華絢爛!
スターライダーのオンパレードである
生名サーキットをホームとするDAN
ナチュラキング ニシム・ラッケンジ&タケ・ウッチーニ
ワイドランドキング KANゴー!
シマ・ダーニ、フク・ナンチェ、シロ・マンシェル
そして、昨年 三井学級を強制退学させられたハ・ルートの8名
ゲートオープンと共に各車一斉にコースイン!
駆け引き無しの漢の戦い。
早々に好タイムをマークしたのはワイドランドキングKANゴー!
このタイムを確認したニシム・ラッケンジがハードプッシュを開始!
だが・・・
シロ・マンシェル、フク・ナンチェは淡々と自分の仕事を遂行するが
見ていられない程のタイム。
ここまでの不調は異常である
中学生になり色気付いたハ・ルートの身に何があったのか?
見守るママも呆れ顔であった。
※ママ談
「もう怒る気にもならんのよねぇ」
ごもっともである。
ハ・ルートのタイム42秒147・・・。
手が付けられない状態なのだ。
どうするハ・ルート?
さて気になるエキスパートクラスのポジションは?
1番手を獲得したのは、嘘ツキ男No'1ケロケロ・フクダ!
タイムは39秒304と絶好調過ぎるタイム
2番手にナインエリアから参戦の140!
こちらも39秒339をマーク
3番手に嘘ツキ男No'2 ハラ・マーニ!
タイムは39秒354!
本当に酷い嘘ツキである・・・。
番記者は、もう信じないぞ!
4番手 紅一点 女王チサト・パトリシア!
39秒390!頑張って欲しいなぁ。
5番手 最速KID カズ・キング
タイムは39秒427
6番手 ここでやっと ナチュラキング
ニシム・ラッケンジが39秒760!
7番手 ワイドランドキング KANゴー!
タイムは39秒944!
8番手 テスト不足ながらもタケ・ウッチーニが
39秒970をマーク!
1秒の中に8台が入る激戦!
トップのケロケロ・フクダから
4番手のチサト・パトリシアまでのタイム差は
0・086!
近年稀にみる激しいタイムアタックである。
それでは、9番手以降を見てみよう
ここからは40秒台となる
9番手にデブデブ・ストーナー!
その後もタイムは伸びず ダイエット効果も皆無
非常に期待外れな結果
10番手 フク・ナンチェ!
こちらもテストの結果が生かせず苦しい状況
11番手 シロ・マンシェル!
タイムは、伸びなかったが本人はいたってポジティブ!
予選ヒートではポジションアップの期待感。
12番手 カルロス・サカ・イーラ!
Newツナギに傷を入れたくないのか?
13番手 シマ・ダーニ!
彼は、本当に良い人だ!
14番手 ワイドランドから初参戦のDAN!
15番手 掛ける言葉が見付からない
ハ・ルートとなった・・・。
開幕戦から各クラス 異常な程のハイレベルな攻防!
KIDパワーの脅威!
好きにはさせないぞ!そんな意気込みを感じるベテラン勢!
ポールポジションを獲得するのは誰だ!?
嘘ツキは誰だ!?
もう誰の言葉も信じないぞ!
バカヤロ~~~~~~~!
と心に誓うデブデブ・ストーナーであった・・・。
Next 下剋上の予選ヒート!
オマケ・・・。
タイムが出ない事でご乱心か!?
ニシム・ラッケンジが公衆の面前で脱ぎ始めた!?
ナチュラキングとワイドランドキングの密談・・・
悪巧みか・・・?
なぜか深々とお辞儀をするメイカ・ジュリエット・・・
写真協力 : シラ・ガミーノママ
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