ウィンター合同テスト

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2月17日 ナチュラ インターナショナルサーキット

 

※ 天候 : 晴れ→曇り

※ 路面 : 凍結→ドライ

※ 気温 極寒

 

2013年シーズンスタートとなる合同セッション

 

今回で2回目となるのだが ナチュラ特有の極寒のコンディションの為

 

各チーム共 スロースタートとなっている。

 

今回の合同テストに参加したのは・・・

 

コーシ・ロッシ率いる コーシ・ロッシファミリーレーシング

 

イッキ・ドゥーハンリク・スピース率いるShieldレーシング

 

74Daijiroで一大勢力を誇る西村塾シラ・ガミーノレーシング

 

そして西村塾トップチームシロ・マンシェルの4チームである。

 

午前のセッションでは、ナインエリアよりKKWの若大将

 

キムラッシが参加していたとの情報があった。

 

午後からのセッションで一番に飛び出したのは

 

2013年74Daijiroランキング2位のユメカ・スカーレット!

 

次世代のチャンピオン候補だけに勢力的にセット&トライを繰り返す

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ユメカ・スカーレット

2013年は、私にとって大きな位置付けとなるのは間違いないわ!

どんな事があってもタイトルを獲得しなければいけない!

これは、チームの至上命令でもあるけど私のプライドの問題なの

これから先のキャリアを安定させる為にもね!

Newカラーのマシンもモチベーションを上げる要因になるわね

1年を通してハードプッシュしていくからファンの応援で

後押しして欲しいわね!」

 

姉であるホノカ・マーガレットがステップアップする為

 

空席となった74Daijiro頂点の椅子は妹が引き継ぐのか?

 

2012年チャンピオン ホノカ・マーガレットも勢力的に

 

NSR50を走らせ感覚を掴もうと必死である。

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パワーと車体の大きさに手を焼きながらも74Daijiroで培ったテクニックで

 

上手くマシンをコントロールしていた。

 

ホノカ・マーガレット

74Daijiroでは上手くやってこれたからといって

 NSRも同じ様には上手く行かないわね。

ただ・・・少しづつ感覚は掴めてきてるしラップも改善してきてるから

開幕戦までには もう少しペースが上がるはずよ!

とにかく上手くやっていくわ!」

 

74Daijiroチャンプのプライドを捨て真摯に取り組むその姿勢は

 

人間的に大きく成長した証であろう。

 

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シラ・ガミーノファミリーの末っ子 2012年スキルアップチャンプの

 

メイカ・ジュリエットは、インフルエンザにより欠席となった。

 

このシラ・ガミーノレーシングを倒す為に2013年は予算を大幅に

 

増やす事となったShieldレーシング!

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エースライダーのイッキ・ドゥーハンは、監督と共に

 

セット&トライを繰り返し開幕戦へ向け順調にマシンを仕上げていた

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イッキ・ドゥーハン

「昨シーズンは、良い所までは詰める事が出来ていただけに

ランキングには少し不満が残る所だけど

僕の実力が まだ足りないという事だよね。

今シーズンは、昨年よりも監督と校長と密に連携して

常に上位でフィニッシュ出来る様にレースを組み立てて行くよ!

いつまでも あのチームの独壇場じゃレースシーンも盛り上がらないだろ?」

 

その言葉通り監督、校長と連携を取る姿が印象的であった。

 

弟のリク・スピーズは午前のセッションでテストを終え

 

モーターホームでリラックスしていた。

 

リク・スピーズ

「昨シーズンのmini-motoGP CUPが僕のデビュー戦となり

洗礼を浴びたのは まだ記憶に新しいね。

2013年は僕に何が出来るかを探る作業となりそうだよ

常にBESTを尽くして学習曲線を上げていく事が

何よりも大切だと思うね

チームは まだそれ程 多くの事は要求してこないけど

少しでも先に進む為に努あ惜しまないよ!」

 

フル参戦となる2013年!台風の目となり

 

レースシーンを盛り上げる存在となるのは間違いないだろう。

 

激戦必至の74Daijiroクラスで非力なライフで戦いを挑み続けた

 

コーシ・ロッシ!

 

非凡な才能がありながらもチーム事情により

 

苦しい時間を過ごしたのは周知の事実

 

しかし!

 

それは過去の話!チームは、コーシ・ロッシの才能を生かす為

 

シーズン終盤 NEWマシンとなる74Daijiroを投入!

 

これにより その才能を一気に開花させ

 

mini-motoGP CUPではポディウムの一角を勝ち取った!

 

そのコーシ・ロッシ ファミリーレーシングは

 

終始リラックスした雰囲気であり今シーズンの活躍を期待させる

 

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コーシ・ロッシ

「今日のコンディションは、非常にタイトではあるけど

十分にデータも取れたし修正する部分も確認できたから

次に繋がる良いセッションとなったね!

2013年の開幕戦は、ポジティブな気持ちで迎える事ができるよ」

 

コーシ・ロッシの言葉には力強さがあり

 

今シーズンはライバル達と互角に渡り合える武器を手に入れてるだけに

 

目が離せない注目ライダーである事は間違いないだろう。

 

最後に2012年終盤にシリーズ戦 初のポディウムを獲得し

 

勢いに乗るシロ・マンシェル!

 

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ドンドンと下がる路面温度に手を焼きながらも

 

2013年マシンをセットしていく。

 

シロ・マンシェル

「今日のセッションは本当に厳しいコンディションだね。

とは言え走り初めの大きなトラブルも無かったし

有意義な1日となったよ!

2013年は昨年を上回るペースを手に入れる事が一番の課題だし

それと同時に常にTOP3でフィニッシュ出来る様に

マシンポテンシャルを引き出して行きたいね!」

 

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2012年終盤の その存在感を大きくアピールしたシロ・マンシェル

 

その功績により新しいスポンサーを獲得したとの情報もある

 

長いトンネルを抜けた男の2013年は明るいはずだ!

 

まだまだ厳しい寒さが続くナチュラ インターナショナルサーキットだが

 

熱い魂を持つライダー達は開幕戦へ向け始動した

 

ワークスライダー達の寝首を欠く為に・・・。

 

記事 mini-motoGP.com番記者 (デブデブ・ストーナー)

 

 

 

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