お待たせ致しました!決勝ヒート スタートです!

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大変長らく お待たせ致しました!

運命の決勝ヒートスタートです!

 

降りしきる雨の中 74ライダー達は、グリットにつき

スタートの瞬間を待つ・・・

小さなハートに決して消える事のない炎を燃やす。

なんとカッコいい始まりのフレーズだろう

 

 

IMG_1836.jpg番記者の才能にウットリしてしまう。

雨に濡れ綺麗になった日の丸が高々と上がり・・・

 

74Daijiroスタート!!!

抜群のスタートを決めたのはユメカ・スカーレット

一気にライバル慶虹朗に襲いかかる!

しかし簡単には行かせまいとハヤ・ブーが立ちはだかる

1コーナーを制したのは、やはり慶虹朗

2番手に本日ノリノリのハヤ・ブー

3番手にユメカ・スカーレット!4番手にホノカ・マーガレット

 

2ラップ目に突入する74ライダー達!

慶虹朗は後方を振り返る事無く確実にアドバンテージを広げて行く

 

IMG_1837.jpg追い付きたいハヤ・ブーだが

後方からチャージを掛けるユメカ・スカーレットが気になり

前に集中出来ずにいた。

 

後方では我慢の走行が続くホノカ・マーガレットは、前走者を追うよりも

自分との戦いに集中!

 

IMG_1848.jpg諦める事無く少しでもラップを改善させるべく

出来る限りのプッシュを続ける

 

ピットでは鼻毛王子シラ・ガミ-ノパパが意味不明なサインを送る

人差し指を立て頭に添える・・・

 

本人曰く「怒ってるぞ!」のポーズらしい。。。

傍から見れば変な踊りに見えるのは番記者だけであろうか?

 

2階の観戦席では、デブデブ・ストーナーがレースレポートの為に

ビデオカメラとデジカメの2台を使いこなし懸命の作業を続ける。

 

そこにタイスケ・アンダーソンハ・ルート

 

「デブストぉ!カメラ貸せよぉ!」と絡んできたのである・・

 

デブデブ・ストーナー

「いや これは大切な作業なんで勘弁して下さい」

                    と断ると・・・

 

「なにぃ!デブストのくせに生意気だぞぉ!」

                                (By ジャイアン)

と何処かで聞いたセリフで脅迫してきた。

 

更に・・・

「デブストの物は俺の物、俺の物は俺の物!」

                      と理不尽な要求

 

コース上では、ハヤ・ブーが防戦一方であるが

観客席ではデブストタイスケ・アンダーソンハ・ルート

                       防戦一方であった

 

そこにカズ・キングも加わりデブストジャイアンの様な子供達に

カメラを差し出した。

 

「ちゃんとレースを撮って下さいね!」と言うと

 

「ウルサイ!デブストのくせに生意気だぞ!」と一蹴

まさにジャイアンである・・・

 

撮影をするタイスケ・アンダーソンが気になったデブスト

「何を撮ってるんですか?」と聞くと

 

「ん?ニシム・ラッケンジ!」

 

IMG_1844.jpg        (撮影:タイスケ・アンダーソン)

レースを撮影する事もなく

      オフィシャル中のニシム・ラッケンジを撮影(--;)

 

これはイカン!と思ったデブストは反撃に出た!

 

「ちゃんと撮影してくれないと

        番記者に言い付けて悪い記事を書きますよ!」

 

この言葉は、魔法の様に効き、今までの横暴な態度から一変

素直にコース上のライダーを撮影しだしたのである。

 

子供ながらにminimotoGP

      レース以外の記事で取り上げられる恐怖

                               シッカリと自覚している様である。

 

コース上では慶虹朗が独走状態を作り上げレースを完全にコントロール

ハヤ・ブーVSユメカ・スカーレットのバトルは終わる事無く続けられる

 

1つでも順位を上げたいユメカ・スカーレット

5コーナーから7コーナーにかけて

「道を開けろ!」と言わんばかりの猛チャージ!

 

IMG_1846.jpg        (撮影:タイスケ・アンダーソン)

踏ん張るハヤ・ブー

 

だが・・・残り5ラップ

振り切りたいハヤ・ブーが前戦に続き痛恨のスリップダウン!

焦ったか?

ユメカ・スカーレットの迫力にビビったか?

 

その横をすり抜けるユメカ・スカーレット・・・

そしてホノカ・マーガレットにもパスされていく。。。

茫然とするハヤ・ブー

 

今回こそは!と誓った表彰台は掌からこぼれ落ちていった。

 

レースは、危なげなく安定した走りで慶虹朗がトップチェッカー!

 

IMG_1849.jpgここから音虹朗伝説から慶虹朗伝説に切り替わっていく

新しい時代の幕開けである。

 

2位にユメカ・スカーレット諦めなかった結果であろう

 

3位にホノカ・マーガレット!自分との戦いに勝てたか?

 

4位に悔しいハヤ・ブーとなった。。。

 

難しいコンディションの中を走り切った74ライダー達に

惜しみない拍手が送られたのは言うまでもない。

 

続いてスキルアップクラス!

タイマンバトルを制するのは?

 

連勝を狙うメイカ・ジュリエットか?

 

進化の女王ワイン・ガードナーか?

 

IMG_1853.jpg日の丸が振り下ろされ両者 綺麗なスタート!

 

スタートは互角!

1コーナーを制するのは?

V2は絶対に渡さない!

気迫のメイカ・ジュリエットがホールショットを奪う!

 

IMG_1855.jpgここで気後れするかと思われたワイン・ガードナーだが

 

いやいや!

持ち前のガッツでハードプッシュ開始!

しかし、強まる雨足に足元を取られメイカ・ジュリエットとの差は

予選ヒートよりも小さいもののジワジワと広がっていく・・・。

 

 

IMG_1856.jpg悔しいが これが今現在の差なのかもしれない。

 

解説をするminimotoGP代表タケ・ウッチーニ

 

「初めてのコースに良く対応しているよ!近いうちに必ず

強力なライダーになるだろうね!」

                         と絶賛であった。

レースは、終始リードしたメイカ・ジュリエットV2を達成!

 

メイカ.ウィン.jpg

       (写真提供:イッキ・ドゥーハンパパ)

2番手にワイン・ガードナー!

 

両者のタイム差は たったの4秒!

そしてラップタイムでは

 

メイカ・ジュリエット 1分1秒745!

ワイン・ガードナー 1分2秒378!

 

本当に僅かなのだ!

これからも両者 切磋琢磨して走りに磨きをかけて欲しい!

 

 

さぁ!

いよいよ本日のメインレースと言っても過言ではない!

フレッシュマンクラススターライダーの登場だ!

 

IMG_1860.jpgえっ?

 

メインはエキスパートクラスじゃないの?

と思われるファンも居る事であろう。

 

形式上は、エキスパートがメインレースではあるが

初老がメインでは変であろう・・・

 

やはり若い走りが見たいのは老若男女 同じである!

 

そして個人的にではあるがチサト・パトリシアの応援をしたい!

 

「オマエ!自分の生徒は応援しないのか!」と言われるかもしれないが

 

これも教育の一環である!

 

ライオンが可愛い子供を崖から突き落とす様に

デブスト校長もハ・ルートを2階席から突き落としたのでる・・・。

這い上がってこいハ・ルート!

 

ダミーグリットに着いたライダー達

ポールポジションの感触は最高であろう

女性初のポールシッターチサト・パトリシア!

このままトップチェッカーとなるか?

 

IMG_1861.jpg全国大会2位の実力者カズ・キング

底力をみせトップを奪うのか?

 

はたまた安定感抜群!

クレバーな走りのタイスケ・アンダーソンか?

 

Stマシンコンビ!

ハ・ルート&音虹朗が凶暴なマシンでレースを掻き乱すのか?

 

スタートに注目したい!

 

IMG_1862.jpg日の丸が上がり・・・

 

フレッシュマンクラス スタート!

最高のスタートを切ったのは!?

キタぁ!カズ・キング!

 

最後尾スタートながら一気にチサト・パトリシアの背後に着いた!

しかし、スタートを決めたのはカズ・キングだけではなかった!

タイスケ・アンダーソンも抜群のスタート!

スリーワイドの状態で1コーナーを狙う!

ンにチサト・パトリシア

センターにカズ・キング

アウトにタイスケ・アンダーソン!

その直後に音虹朗!

ホールショットは?

あれ?

ハ・ルートは?

・・・・・・・。

何故か2速発進。

1人ゆっくりとスタートを切った・・・。

 

混戦の1コーナーを制したのは・・・

 

歓声が上がる!!!!

 

チサト・パトリシアがホールショット!

2番手にタイスケ・アンダーソン

3番手にカズ・キング

 

3台がもつれる様に2コーナーへ進入!

このままオープニングラップを消化か?

 

いや!

 

行かせない!行かせない!

 

4コーナー進入でタイスケ・アンダーソンの僅かな隙を突いて

カズ・キングが2番手に浮上!

 

トップを行くチサト・パトリシアをロックオン!

 

 

IMG_1863.jpg全国2位は伊達じゃない!

 

オープニングラップは

チサト・パトリシア→カズ・キング→タイスケ・アンダーソン

→音虹朗→ハ・ルートとなった。

 

2ラップ目に突入したチサト・パトリシア

早くもカズ・キングが仕掛ける!

マシンセットが出ているのか?

 

ストレートエンドでチサト・パトリシアをパスしトップに躍り出た!

ここで心が折れるのかチサト・パトリシア!?

 

いやいや折れない!

 

折れる訳がない!

 

最速カズ・キングの背後にピタリと付け隙を狙う!

 

このハイペースに少し遅れたタイスケ・アンダーソンは・・・

 

IMG_1868.jpgタイスケ・アンダーソン談

「クレイジーだよ!

   彼女達のマシンにはスクリューでも

           付いてるんじゃないのかい?」

 

この大雨の中 上手い例えをするタイスケ・アンダーソンである。

 

後方では、音虹朗VSハ・ルートの2St戦争が勃発!

お互い譲らない展開!

 

IMG_1866.jpg何より音虹朗はフリーセッションからのタイム改善が著しく

74Daijiroで鍛え上げたテクニックを如何なく発揮し

ハ・ルートを綺麗に抑え込んでいる。

この戦いは、まだまだ続きそうだ!

 

超新星オトジロー.jpg       (写真提供:イッキ・ドゥーハンパパ)

まだまだ続く戦いはトップを走る2台も同じである

 

4コーナーまでの前半セクションではチサト・パトリシアが速く

 

後半セクションではカズ・キングが速い!

 

両者の差は固定された様に一定を保つ。

このまま展開が変わらぬままチェッカーなのか?

しかぁし!

残り7ラップ!チサト・パトリシアが遂に仕掛けた!!!!

 

緊迫の展開は、この曲のあと!

 

それでは、今週発売!

チサト・パトリシアで「私が最速になっても♪」

 

「♪私が最速になぁってもホントに変わらない~♪

とても心配だわオレ~ンジのカッパを着たオジサン♪」

 

如何でしたでしょうかチサト・パトリシアのデビュー曲!

 

来年は写真集も発売予定!

 

チサト・パトリシアファンクラブへの入会は、mini-motoGPまで!

 

それでは、後半戦スタート!

前半セクションを誰よりも最速のスピードで駆け抜ける

チサト・パトリシアは、残り7ラップで早くも勝負を掛けた!

 

3コーナー進入でカズ・キングのインに素早くマシンを入れ込み

 

再びトップを奪取!

 

キングを抜くチサト.jpg

       (写真提供:イッキ・ドゥーハン パパ)

 

息をもつかせぬ展開に観客席からは、大歓声が上がる!

 

予選ヒートからフロントタイヤへの違和感を訴えるカズ・キング

ここは、無理をせず もう1度 体制を立て直す!

 

同じBSレインを装着するチサト・パトリシアは、マシンセットがハマり

ワークスマシンNSFを自分の配下に置き更にハードプッシュ!

 

すげぇぞ!チサト・パトリシア!

 

カズ・キングを従えピット前を通過!

しかし後半セクションに絶対の自信をみせるカズ・キング

ストレートで一気に追い付き1コーナーで再びトップを奪う!

 

IMG_1867.jpgこの辺りはレース巧者のカズ・キングに分があるか?

 

解説の塾長ニシム・ラッケンジは

 

「チサト・パトリシアの進入は本当に鋭いんだけど

   カズ・キングは、それを上回っているね!」と大絶賛である!

 

トップばかりに目を奪われがちであるが

その2台の後方ではタイスケ・アンダーソンが今か今かと爪を研ぐ・・・

この男 クレバーな走りが心情!

 

IMG_1778.jpgラップタイムは勿論の事 安定感は、

            このクラスNo'1と言っても過言ではない。

 

その後方 音虹朗VSハ・ルートのバトルは残り5ラップの所で

ハ・ルート音虹朗をパス!

ここから引き離しに掛かりたい所だが・・・

 

IMG_1873.jpgレインでの走りを自分の武器にしつつある音虹朗は引きされる事無く

逆に追い詰める展開!

 

アイアンゲルゲパパもピットから激を飛ばす!

それに負けじとオレンジ色のカッパを着た変質者のパパも・・・

大切なカッパを脱ぎ捨てた!

 

ご婦人方から悲鳴が上がる!

 

いや・・・ちゃんと下には服を着ていた様だ!

番記者もホッと一安心である!

 

残りは、2ラップ!

 

激しいチャージを掛けるチサト・パトリシア

 

フロントタイヤへの不安を抱えながらも

ハードプッシュを続けるカズ・キング!

 

ファイナルラップ!

 

最後のチャンス!

 

チサト・パトリシアが再び3コーナー進入で仕掛ける!

 

行けるか!?

 

IMG_1869.jpgいや・・ここでは絶対に行かせないカズ・キング

 

このままか?

 

7コーナーを抜け・・・

トップチェッカーは?

 

カズ・キング!!!!

 

その差0.511・・・。

 

チサト・パトリシアにとっては果てしなく遠い0.5秒・・・。

項垂れるチサト・パトリシア

 

対照的に喜びを爆発させるカズ・キング

 

クリーンなファイトの2人に惜しみない拍手が送られる!

 

IMG_1876.jpg

         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

3番手にはタイスケ・アンダーソン!

 

4番手にハ・ルート!

 

5番手に雨の初戦を完走した音虹朗!

 

最高に!最高に!ファンタステックなレース!

最終戦は、どんな戦いが待っているのか?

カズ・キングを脅かすのは・・・?

 

 

お腹一杯な感じなので

エキスパートクラスは適当な感じで進めたい所である

 

IMG_1877.jpg   (集中するデブデブ・ストーナー、撮影:ニシム・カトリーヌ)

どうせなら順位を書いて終わり!

ってな感じでもいいのではないか?との声も聞こえてきそうだが・・・

一応 これも仕事なのでレポートしていこうと思う。

 

IMG_1880.jpg      (盟友の2人 撮影:ニシム・カトリーヌ)

エキスパートレース!

タイトルは?

「初老だらけの水泳大会!」

 

天候も このレースを見たくないのか?

雨足は本日最高の土砂降り・・・

 

レースというより水泳大会!

本当に良いネーミングを思い付いたと番記者 自画自賛である。

 

グリットに着いた初老ライダー達!

 

IMG_1881.jpg         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

その中で一際 輝きを増す1人のライダー・・・

そう!我らがヒーロー!デブデブ・ストーナー!

燦々と輝くデブデブ・ストーナー!

その光は・・・背油であったのは言うまでもない。

 

第4戦 最後の日の丸が上がる!

 

シオ・250はツブやいた・・・

「決めるぜ!」

 

IMG_1882.jpg     (撮影:ニシム・カトリーヌ)

スタート!!!!!!

 

決める!と誓ったシオ・250

ギアはニュートラル!

キッチリと決めてくれた・・・

 

シオ・250以外は綺麗にスタートを決め!

ニシム・ラッケンジがホールショット!

 

2番手に我らがヒーロー!デブデブ・ストーナー!

 

3番手に・・・カルロス・サカ・イーラ!スタートでポジションアップ!

 

しかし4コーナー進入でタケ・ウッチーニがインを差し3番手へ!

 

更にブラック・エイジも続く!

 

6番手にまで落ちたシオ・250

 

5コーナー進入でカルロス・サカ・イーラをパス!

 

苦しい展開となったカルロス・サカ・イーラ

巻き返す事は出来るのか?

 

オープニングラップは?

ニシム・ラッケンジ→デブデブ・ストーナー→タケ・ウッチーニ→

     

     ブラック・エイジ→シオ・250

       

          カルロス・サカ・イーラ→フク・ナンチェ

というオーダー!

 

IMG_1883.jpg              (撮影:ニシム・カトリーヌ)

ここからデブデブ・ストーナー劇場が始まる!

 

誰ですか?

 

「デブストばっかじゃん!」と言った方は?

 

番記者デブデブ・ストーナーの大ファンなので

 

いいじゃないですか!

 

あぁそうですよ!そうですとも!

 

世間一般に言われる「えこひいき」ってやつですよ!

 

苦情は一切 受け付けませんからねぇ!

 

2ラップ目に突入したデブデブ・ストーナーはペースアップし

 

タケ・ウッチーニを引き離しに掛かった!

 

かっこいいぃ!

 

いつも こんな記事ばっかりならいいのになぁと思う番記者であった。

 

少し遅れるタケ・ウッチーニ

直線番長!ブラック・エイジがストレートエンドでパス!

更に更に!シオ・250までもが猛チャージ!

タケ・ウッチーニ万事休す!

 

IMG_1885.jpg         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

レースが落ち着いたのは4ラップ目

ニシム・ラッケンジは1人旅を開始!

最近K・Yニシム・ラッケンジ・・・

 

魚2.jpg       (写真提供:イッキ・ドゥーハン パパ)

ここは1つ盛り上げる為にもハミ出して欲しい所だが

こういう時に限ってハミでない・・・。

 

という事で本日は、皆様が期待されているニシム・カトリーヌ

あの声は・・・聞こえない(;;)

 

非常に残念である。。。

 

ファンの皆様には申し訳ないのだが

次回に期待して頂きたい!

 

コースでは、2番手を走行するデブデブ・ストーナー

後続を引き離しに掛かったはずなのだが・・・

何故かブラック・エイジからチャージを受けていた。

トラブルか?漏らしたか?

 

いや・・・

 

明らかに挙動が変だぞ?

どうしたデブデブ・ストーナー?

 

デブデブ・ストーナー談

「3ラップ目に突入した直後から

        DLレインが全くグリップしなくなったんだ。」

 

その言葉通りラインを外し水量の少ないラインを走る為 

                    一気にラップダウン・・・

万事休すは、こちらも同じ!

 

どうする?

サーキットに詰めかけた大勢の女性ファンは悲鳴を上げる!

 

「デブストさまぁ!」

 

デブデブ・ストーナー(DL)VSブラック・エイジ(BS)決着は?

 

その後方では、タケ・ウッチーニ(DL)VSシオ・250(BS)!

 

ライダーだけではなくタイヤ戦争も勃発!

 

先ず、動いたのはシオ・250

ストレートでタケ・ウッチーニをパスし4番手に浮上!

 

体重に関してデブデブ・ストーナーばかりが注目されがちだが

実は・・・タケ・ウッチーニも結構 重いのである。

 

因みに、デブデブ・ストーナーとタケ・ウッチーニ・・・

さほど差がないのも事実である。。。

 

ここからシオ・250が一気にペースアップ!

 

フロントに違和感を覚えていたBSレインユーザーの1人ではあるが

実は、決勝前にフロントタイヤを逆に履きかえる

                という博打に出ていたのである!

        

         これが功を奏したのか?

 

不安要素は取り去られペースが上がったのである。

 

ブラック・エイジの背後に付いたのは7ラップ目!

デブデブ・ストーナー、ブラック・エイジ、シオ・250と3台が

 

バトルを展開!

 

一番苦しい状況はデブデブ・ストーナー!

マシンをコースにステイさせるのが精一杯の状況!

 

背後の直線番長にストレートで交わされるのは確実!

 

背後のブラック・エイジは得意の呪文を唱え始める・・・

 

「テクマクマヤコン!テクマクマヤコン!デブスト飛んでいけ!」

 

だが本日のデブデブ・ストーナー、ペースは上がらずとも

レース展開は冷静そのもの!

 

何度も何度も後方を確認しストレートでは一定の距離を保つ・・・

????

ブラック・エイジは、「なぜ?ストレートで交わせない?」

まるで手品でも掛けられた様だ・・・

 

これには秘密があった

 

後方を何度も確認するデブデブ・ストーナー

             ブラック・エイジとの距離を正確に計り

 

ストレートスピードに直結する7コーナー立ち上がりで

 

   アクセルONをワンテンポずらす事で

 

     ブラック・エイジの持ち味であるトップスピードを

                  

                     殺していたのである。

 

ここは経験値の差であろう

 

背油抽出中.jpgタイムは改善しないが絶対に抜かれないトラップである。

こういう作戦はチビッ子達にも是非 見習って欲しい。

 

レースは、こう着状態が続く中 8ラップ目にやっと話題が出来た!

 

苦しむカルロス・サカ・イーラが笑いを取る為に

 

5コーナー進入でセーフティーパッドに向かって・・・

 

頭から発射!

 

体を張った笑い・・・mini-motoGPでは重要である。

 

頭から発射されたにも関わらずスグに起き上がり再スタートを切る

 

カルロス・サカ・イーラだが・・・

 

笑いの神は、もう1つトラップを用意していた・・・

 

マシンを起こしスタートするのだが進まない。

押しても押しても進まない・・・。

 

よぉく見ると

 

セーフティーパッドの紐がマシンに絡み付いているのである!

 

その決定的瞬間が これだ!

            3!

 

不運.jpg  (紐を外すカルロス・サカ・イーラ 写真提供:イッキ・ドゥーハンパパ)

 

この男 笑いに関して かなりの腕の持ち主である!

 

話をレースに戻そう!

 

デブデブ・ストーナーを先頭に

ブラック・エイジ、シオ・250がバトルを展開する中・・・

 

我々は目を疑った?

 

9ラップに突入した直後 3台の背後に遥か後方を走っていた

タケ・ウッチーニがピッタリと付いているではないか?

 

IMG_1890.jpg         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

全体のペースが落ちてきたとは言え このプッシュは異常である!

 

タケ・ウッチーニ談

「タイヤを最後まで温存する為

            前半は我慢していたんだ!」

 

その言葉通り この日 全体の2番手のタイムを記録!

4台となった2位争い!

 

勝負の行くへは全く分からないぞ!?

 

緊迫の後半戦は、この曲の後!

 

只今 絶賛発売中!

 

ハミ珍 兄貴が送る アゲポヨナンバー!

 

「コンコンコンパ コンコンコパー♪

 

    コンコンコンパ コンコンコンパー♪

 

ハミ珍で・・・ハミ珍で・・・

 

             ハミ珍兄貴がナチュラでわっしょい♪」

 

      3コーナー!4コーナー!

         

         滑ってハミ出てシュシュポポ!シュシュポポ♪」

          

みんなも覚えてニシム・ラッケンジと踊ろうねぇ!

 

では。後半戦スタート!

 

四つ巴となった2位争い!

抜けだしたいブラック・エイジだが 

 

まだデブデブ・ストーナーの手品から抜けだせずに地団駄を踏む!

その焦りから冷静な判断が出来ないのであろうか?

走りも段々と荒くなっていくのが分かる。

 

11ラップ目 ここでタケ・ウッチーニが遂にスパートを掛け

シオ・250に対しハードプッシュを開始!

逃げたいシオ・250だが前が詰まり どうにも動けない!

 

このバトルをある男がレースに集中せずにガン見!

            

           そう!

 

トップを走るニシム・ラッケンジである。

 

魚.jpg            (写真提供:イッキ・ドゥ~ハン パパ)

レースというより観客として小物共の争いを楽しんでいるのだ!

いっその事 歌の様にハミ出てしまえばいいのに・・・。

 

均衡が崩れたのはラスト2ラップ!

タケ・ウッチーニのハードプッシュに耐えられなくなったシオ・250

 

7コーナーに進入した その時!

 

1人だけアウトに向かって進んで行く・・・

 

シオ・250

「そっちじゃなぁぁぁぁぁぃ!」

 

予選ヒート同様 7コーナーでフロントからスリップダウゥゥゥン!

決定的瞬間が これだ!

          1・3!

 

2011_09_04 14_30_0001.jpg          (撮影:シラ・ガミ-ノママ)

ここでシオ・250脱落!

 

直後を走るタケ・ウッチーニは回避する為に一瞬アクセルOFF

その横を すり抜けて行くが・・・

前方の2台とは3台分程の差が開いてしまった!

 

ちょっと待て!

 

デブスト劇場のはずなのにタケ・ウッチーニ劇場

                      なっているのは何故だ?

 

だからといって もう一度 書き直すのは面倒なので

このまま進めて行こう!

 

ラストラップ!

 

悠々と走るニシム・ラッケンジとは対照的に

                  激しい2位争いは終わらない。

 

3台分程の差を一気に詰めてきたタケ・ウッチーニ!

一体どんな走りをすれば追い付くのであろう?

 

IMG_1893.jpg         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

2番手を走るデブデブ・ストーナーはストレートでの

              ブラック・エイジの追撃を交わすと

 

丁寧に残りのコーナーを消化する作業に入った。

 

その為 後方の距離は更に詰まる!

 

4コーナー進入でインを僅かに開けてしまったブラック・エイジに対し

 

タケ・ウッチーニ渾身の

ボディーアタックを発動!

枯れ葉の様に消えて行くブラック・エイジ・・・

決定的瞬間がこれだ!

           1・3!

 

2011_09_04 14_30_0004.jpg        (撮影:シラ・ガミ-ノママ)

4コーナーを立ち上がるデブデブ・ストーナーには

後方での やり取りは分からないものの

 

「カシャぁン!」という音は、シッカリと聞こえていた。

 

デブデブ・ストーナー談

「ブラック・エイジがコケたと確信したよ。」

 

残るコーナーは3つ!

このままデブデブ・ストーナーも餌食になるのか?

 

いやいや!

 

ここまでクレバーな走りをしてきたデブデブ・ストーナー!

このポジションだけは渡せない!

 

目が光るタケ・ウッチーニ!

 

獲物は・・・とんこつ君ただ1人!

 

共食いか?

 

7コーナーを安全に抜けて行き・・・

 

デブデブ・ストーナー!

 

2位なのに恥ずかしい程のガッツポーズ

                  コントロールラインを抜けた!

 

 

トップチェッカーは、予定通りニシム・ラッケンジが獲得!

 

IMG_1896.jpg

         (撮影:ニシム・カトリーヌ)

レース中のタイムは・・・41秒885!

当然ながら 1日を通してのトップタイム!

死角はないのか?

 

2位に踏ん張った デブデブ・ストーナー!

 

3位に予選はブラフ!タケ・ウッチーニ!

 

そして!DLタイヤが表彰台を独占!

 

4位に素早いリスタートでシオ・250が獲得!

 

5位にボディーアタックの餌食となったブラック・エイジ!

 

6位に辛抱強いレースをしたフク・ナンチェ!

 

7位に見せ場を作ったカルロス・サカ・イーラとなった。

 

フレッシュマンクラス程の見せ場はなかったものの

       初老達が懸命に走る姿を見た観客達は感動・・・

      

    しなかった・・・。

 

Next:表彰式・ライダーコメント!

 

   記事:番記者(デブデブ・ストーナー)

   写真:ニシム・カトリーヌ & タイスケ・アンダーソン

  ビデオ:シラ・ガミーノママ

 

     総文字数 9197文字。。。

                   誰か褒めて下さい・・・。

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