mini-motoGPニュース特別編 ナチュラサーキット合同ウィンターテスト

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2月28日 午前中は肌寒さも残ったものの午後には天候も回復し春らしい陽気の中、山口ナチュラサーキットには開幕へ向けた第2回、合同ウィンターテストが開催された。
テストには、昨年のチャンピオン、
西村選手 

竹内選手

三井選手などが参加した。
セッション中ではあったが西村選手三井選手のコメントが取れた。


♯63 西村選手

「今回は昨年のサスペンションを改良した開発テストがメインだね。とてもいい感触だよ。サーポートに関しては、もう少し強力なサポートが欲しいね。ただ救いはチームの雰囲気がいい事だね。今日は、いい形でセットを決めて気分よく終わりたいね。」と早くも好調をアピールするコメントだった。
年末の8耐についてもコメントが出ていた「2名のライダーは確定しているよ、後1名はドアを開けてある状態だ、昨年と同じライダーかもしれないし、そうでないかもしれない」と明言を避ける格好になった。
対する♯16 三井選手
「オフシーズンのトレーニング中に左足裏にクラックが入ってしまったんだ 少しプッシュし過ぎたよ。マシンは、まだまだ開発の途中だね、メカニックも毎日ハードにやってくれている感謝しているよ、新しいサーポートも決まったから今年は、いい結果が出るんじゃないかな。
8耐?まだ未定だね。」と怪我の不安は残るものの こちらも順調のようだ。8耐への参戦に関しては表情が曇ったようにも感じられた。
さてセッションの方だか、この日 一番ハードプッシュしたライダーが
♯61竹内選手。
「今シーズンはプッシュし続けるよ、マシンの開発も順調だし不安要素は無いね。フレッシュエンジンもかなりいいしね。後、独自に開発をしているパーツもあるから、これはアドバンテージになると確信してるよ。内容・それについては、まだシークレットだよ。」
若干のマイナートラブルがあったものの、その言葉通り新たなメカニックY氏によるフレッシュエンジン、そして新開発のパーツは竹内選手にとって強力な武器になっているようだ。

セッション前半のベストタイムは以下の通りだ。
#63 39:86

#61 39:63

#16 40:32

続いて午後2時よりテストレースが行われ、予選では西村選手、福田選手が激しくタイムを削り、他のライダーは蚊帳の外といった感じであった。
予選結果は...
#63 西村選手39:87
#36 福田選手40:05
#60 浅里選手40:23
#16 三井選手40:42
期待の#60 竹内選手はクリアラップが取れず 40:51の6番手スタートとなった。
決勝は10ラップ。


午後3時、フラッグと共にスタート。

ホイールショットを福田選手が決め西村選手三井選手・浅里選手・竹内選手と続いた、三井選手はペースが上がらず竹内選手があっさりとパスし、続く浅里選手からも激しくプッシュされたが1コーナーにて浅里選手が転倒。
先頭は今シーズンを予感させる展開となり0:5秒以上あった差を竹内選手が瞬く間に詰め3台の独壇場となった。最終ラップまでもつれ込んだバトルは竹内選手が制し次いで西村選手・福田選手・三井選手となった。
竹内選手は39秒フラットとベストラップを更新しシリーズへ向け順調な仕上がりを見せた。
各ライダーのコメントは...   

#60 竹内選手「全てが上手く行き過ぎたぐらいだね、まだまだ改良の余地はあるしマシン自体の伸びしろも大きいよ。開幕に向けてプッシュしていくつもりだよ。ハードワークを完了してくれたY氏には大変感謝しているよ。」

#63 西村選手「今日は新型のサスペンションの開発がメインだったけど、やはりレースとなればプッシュしてしまうね、サスペンションは80%ぐらいかな、後の20%はこれからだね 開幕までには間に合わせるよ。」


#19 福田選手

#16 三井選手

「タイヤ、エンジン等を考えれば まずまずの内容じゃないかな・新しいパーツを組み込んでみて全てが分かるんじゃないかな。まぁ70点といった所だよ。」

浅里選手

「怪我は多少 気になるね、1コーナーでペースの上がらないストーナーに仕掛けた時はドアが閉まりコントロールを失ったんだ、参ったよ。マシン自体は順調な仕上がりだね。後は強力なサポートが欲しい所だね。開幕ではストーナーの好きにはさせないよ。」
と各ライダー強気な発言と期待感を漂わせるコメントを発し今シーズンは混戦を予想させ目が離せない展開になりそうだ。

next・3月21日A-ONE GP開幕
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